ユナイテッド戦大勝のリバプール、主将ヘンダーソンはハットのサラー絶賛 「本当に特別な選手」

2021.10.26 10:35 Tue
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リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンがライバル相手の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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リバプールは24日にオールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ第9節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。伝統的なライバル関係にある両者の戦いには大きな注目が集まったが、試合は終始リバプールが一方的なペースで進め、終わってみれば5-0の圧勝を飾った。これにより、リバプールはプレミアリーグ9試合でいまだ負けがなく、順位も首位チェルシーを1ポイント差で追う2位につけている。
この試合で見事なアシストを記録したヘンダーソンは公式サイトのインタビューで、チームが素晴らしいパフォーマンスを発揮できたと自賛。また、ハットトリックを達成したFWモハメド・サラーと、スタメンに抜擢され優れたプレーを見せた新加入のDFイブラヒマ・コナテにも称賛の言葉を送っている。

「最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスだった。僕たちにとって重要なクリーンシートも達成できたしね。もちろん、素晴らしいゴールもいくつかあった。本当に嬉しい日であり、大きな一歩を踏み出せたと思う」
「自分たちのフットボールをすること、激しいプレーをすること、ボールを奪い返したときに早めに前に出ることが非常にうまくいった。そして、ゴール前での勝負強さが違いを生み出したね」

「(サラーのプレーは)信じられない。彼に今更何かを付け加えることはないけれど、本当に特別な選手だ。できることなら彼がこれからもこの状態を維持してゴールを決め続け、チームのためにハードワークを続け、今のようなプレーを続けて欲しいね」

「彼(コナテ)はとても素晴らしかった。僕たちには非常に優秀なセンターバックが何人もいるから出番を得るのが難しいけど、今日の彼はトップクラスだったよ。オールド・トラフォードでクリーンシートを達成するなら、そうでなければならない。彼のためにもチームのためにも、今日のクリーンシートはとても大きな意味があった」

また、ヘンダーソンはオールド・トラフォードに約3000人のリバプールファンが詰めかけたことに言及。無観客の状態で勝利を収めた昨シーズンとはまったく違う感覚だと強調している。

「スタジアムにファンがいるのといないのとでは全然違うね。ファンが戻ってきたことで、この状況をよりよく理解できるようになった。誰もいないスタジアムでプレーしたこともあったが、それとは全くゲームの種類が異なる。ファンが戻ってきたことは素晴らしいし、満員の観客の前で勝てたのは僕らにとって特別だ」

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アンフィールド陥落のリバプールが新体制初黒星…ヌーノ完璧采配フォレストに完封負け【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第4節、リバプールvsノッティンガム・フォレストが14日にアンフィールドで行われ、アウェイのフォレストが0-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場機会はなかった。 中断前に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの名門対決を3-0の快勝で飾り、王者マンチェスター・シティと共に唯一の開幕3連勝チームとなったリバプール。4連勝を目指したホームゲームではフォレストと対戦。ユナイテッド戦から先発の変更はなく代表戦で負傷したマク・アリスターもスタメン入り。遠藤は引き続きベンチスタートとなった。 中盤5枚をセントラルMFを主戦場とする選手で構成したフォレストに対して、立ち上がりからボールを握って押し込むリバプール。後ろ重心の相手を攻め切れない状況が続いたものの、17分には左サイド深い位置で相手DFと入れ替わってボックス内に持ち込んだルイス・ディアスにビッグチャンス。しかし、ニア下を狙った右足シュートは惜しくもポストに阻まれた。 以降は相手陣内でハーフコートゲームを展開する中、25分にはジョタの右足シュート、37分にはセットプレーからアレクサンダー=アーノルドのクロスをゴール前のマク・アリスターが頭で合わせるが、いずれもGKセルスの好守に阻まれる。さらに、前半終盤にはサラーが幾度か良い形で背後への抜け出しを見せたが、相手守備陣の粘りの対応に阻まれた。 相手のシュートを0本に抑え込んだものの、攻撃の停滞によってゴールレスでの折り返しとなったリバプール。後半も立ち上がりから攻勢を仕掛けるが、前半同様に最後の精度を欠く。逆に、焦れて前がかったところをアウェイチームに突かれて幾度か際どいシュートシーンも作られた。 開幕から修正力が光るスロット監督は61分に3枚替えを敢行。ジョタとディアスに代えてヌニェスとガクポ、マク・アリスターに代えてブラッドリーを右サイドバックに配置し、アレクサンダー=アーノルドを中盤に上げる。これに対して、フォレストはドミンゲス、アンダーソンから温存していたハドソン=オドイ、エランガに両翼を入れ替えてカウンターの脅威を強める。 すると、一連の交代策で試合が動く。72分、自陣ボックス付近でヌニェスを潰したミレンコビッチを起点にフォレストのロングカウンターが発動。右のエランガから斜めのサイドチェンジがハドソン=オドイに渡ると、ボックス付近まで運んだ元チェルシーFWが右足を振り抜く。これがゴール右下隅の完璧なコースに突き刺さった。 相手のゲームプランにまんまと嵌って今季初失点を喫したリバプールは、ロバートソンとコナテを下げてツィミカス、カーティス・ジョーンズを同時投入。ここからリスクを冒して前に出る。だが、この交代に対してヌーノ監督はニコ・ウィリアムズ、モラト、ジョタ・シウバの3枚替えで対応。[5-4-1]の布陣で完全に逃げ切り態勢に入った。 後半終盤は決死の猛攻を仕掛けるリバプール、堅守速攻で迎え撃つフォレストという構図の下で一進一退の攻防に。リバプールはボックス付近での細かい崩しやセットプレーから最後までゴールを目指したが、ファン・ダイクのヘディングシュートがわずかにクロスバーの上を越えるなど集中した相手守備に少しずつ精度を乱され、ゴールをこじ開けることはできず。 この結果、アンフィールドでフォレストに屈したリバプールはスロット新体制で初黒星を喫し、開幕からの連勝がストップした。 リバプール 0-1 ノッティンガム・フォレスト 【ノッティンガム・フォレスト】 カラム・ハドソン=オドイ(後27) <span class="paragraph-title">【動画】ハドソン=オドイがゴラッソで圧巻カウンター完結</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ハドソン=オドイが今季初ゴール<br>リヴァプールは<br>今季のリーグ戦4試合目で初失点<br><br>プレミアリーグ 第4節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ノッティンガム・フォレスト</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/7q3CJiXLvk">pic.twitter.com/7q3CJiXLvk</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1834980524177473988?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.15 01:44 Sun
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リバプールでこれからが期待された才能が骨折…エリオットが最低1カ月か

リバプールのU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが戦線を離れるようだ。イギリス『テレグラフ』が報じた。 16歳時の2019年夏にリバプールに加入し、昨シーズンはキャリアハイとなる公式戦53試合に出場したエリオット。4ゴール11アシストを記録したが、アルネ・スロット監督を新たに迎えた今シーズンは、ここまで1試合、7分の出場にとどまっていた。 ここからの過密日程による出番の増加も期待されたが、U-21イングランド代表のトレーニング中に足の違和感を訴え、リバプールに戻ったとのこと。検査の結果、骨折が判明し、最低でも1カ月の離脱が予想されている。 目標は次の代表ウィーク後の復帰。重傷でなければ10月20日のチェルシー戦での復帰を目指すようだ。 なお、リバプールではイングランド代表MFカーティス・ジョーンズも離脱中。MFアレクシス・マク・アリスターもアルゼンチン代表で負傷し、状態が懸念されている。 2024.09.11 20:10 Wed
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「これ熱すぎる」南野拓実がリバプール時代のチームメイトとフランスで再会!試合前に談笑「まさか再会するとは…」

モナコの日本代表FW南野拓実がリバプール時代のチームメイトと再会していた。 2022年の夏にリバプールからモナコへと完全移籍した南野。移籍1年目となった昨季は思うような活躍ができなかったものの、今シーズンは開幕から絶好調。一度は調子を落としたものの再び調子を取り戻し、ここまでリーグ・アン15試合で5ゴール4アシストを記録している。 その中、15日に行われたリーグ・アン第16節のリヨン戦では、リーグ最下位に沈む相手に痛恨の黒星を喫してしまったモナコ。フル出場した南野にとっても悔しい結果となっていたが、その試合では嬉しい再会もあったようだ。 南野が再会したのはリヨンに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロブレン。2020年1月にザルツブルクからリバプールに加わった南野と、そこで半年間ともにプレーしていたロブレンは、ゼニトを経て2022年12月に古巣のリヨンへと10年振りに復帰していた。 2022年12月のカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表がクロアチア代表に敗れた時にも交流していた2人は、フランスでの再会時にも会話を交わしたようで、ロブレンがインスタグラムのストーリーズを更新。南野と談笑する姿を投稿していた。 「昨日は会えてうれしかった。成功を祈っているよ」 その後、南野もインスタグラムのストーリーズを更新。ロブレンの投稿に返信する形で、炎と手を合わせるポーズ、力こぶの絵文字で答えていた。 南野とロブレンの交流には、ファンも「リヨンとモナコでまさかタキとロブレンが再会するとは思わんよな…」、「被ってたっけ?」、「ロブレン懐かしいな」、「これリバプールサポーターからしたら熱すぎる」と反応。2人の再会に喜びと驚きの声があがっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】試合前に談笑する南野とロブレン(右)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A big Premier League reunion at the Stade Louis II ahead of Monaco-Lyon. Minamino &amp; Lovren (Liverpool) get the chance to catch-up, as do Balogun &amp; Maitland-Niles (Arsenal). The latter is also reunited with former Southampton teammates Caleta-Car &amp; Salisu. <br><br> <a href="https://twitter.com/LukeEntwistle?ref_src=twsrc%5Etfw">@LukeEntwistle</a> <a href="https://t.co/TnRI5SBq5T">pic.twitter.com/TnRI5SBq5T</a></p>&mdash; Get French Football News (@GFFN) <a href="https://twitter.com/GFFN/status/1735736694974881848?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.19 19:50 Tue
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初失点が初黒星に…リバプール新監督スロットが悔しさ滲ませる 「プロセスではなく大きな後退」

リバプールのプレミアリーグ開幕連勝がストップした。 リバプールは14日の第4節でノッティンガム・フォレストとホームで対戦し、0-1の黒星。ポゼッション率が69.1%と30.9%、シュート数が14本と5本のスタッツを振り返っても優勢だったが、72分のカウンターからカラム・ハドソン=オドイの一発を浴び、そのまま屈した。 このアンフィールドで実に55年にもわたり、無敗だったフォレスト相手の敗北。フォレストも開幕から1勝2分け無敗の上々な滑り出しだったが、初陣の開幕から3戦3勝かつ無失点と完璧なスタートを切ったなか、代表ウィークを挟み、躓いたアルネ・スロット監督はこう振り返る。イギリス『BBC』が報じた。 「(この敗戦は)プロセスではなく、後退だ。ホーム戦で負ければ、いつだって後退。チャンピオンズリーグ(CL)の出場争いに最後まで絡んでくるかもしれないチームとの対戦なら、なおさらだ。だが、通常、あのチームはトップ10に入ってこない。だから、彼らとの試合で負けたら、大きな失望を味わうことになる」 また、試合後の会見では「彼らはロングボールを多用してきた。我々は多くでボールを握ったが、かなり良いチャンスを作ったのはたったの3、4回。相手陣地であれだけプレーしたのなら、それだけでは不十分だ」とし、選手個々の出来も不満の募るものだったと述べた。 「簡単なシチュエーションで何度もボールを失ってもいた。相手チームが我々のプレスを何度も掻い潜って、ロングボールを多用したなか、ボールを持つときの個々は私が見慣れる基準になかったんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】歴史的に好相性の一戦も…リバプールの開幕3連勝がストップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Ol9ddArDU7w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 11:10 Sun
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遠藤航の出番は増える? 過密日程前にしたリバプール指揮官、ローテーションについて「今はまだ言えない」

リバプールのアルネ・スロット監督が過密日程のなかでのローテーションに言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 今シーズンからリバプールを率い、プレミアリーグ開幕3連勝と最高のスタートを切っているスロット監督。代表ウィークをはさみ、14日に行われる第4節ノッティンガム・フォレスト戦からリーグ戦が再開する。 チャンピオンズリーグ(CL)やEFLカップ(カラバオカップ)も戦うことから、今後3週間で7試合が控える状況。フォレスト戦を前にしたスロット監督は、ここまで出番が少ない選手のプレータイムが増えるかどうかについて言葉を濁している。 「それは毎試合前に私が決めることだ。以前率いていたチームでは、実際ほぼ全ての試合を同じ選手でプレーできたが、リーグが異なる。私が適応する必要があるかもしれないが、それは彼らが何を見せてくれるかにもよる。何を見せてくれるかというのはフィジカルの部分だ」 「最初の3試合では本当に強靭なフィジカルを見せたが、7日間のうち1日しかプレーしなかった。今、彼らは証明すべきことがあるし、全員が全ての試合に出場したいと思っているはずだ」 「そのため、もし彼らがそれを望むなら、毎回クオリティだけでなく特に仕事量の部分を見せなければならない。我々には11人以上の優秀な選手がいて、より多くの選手を起用することができる。そうするかどうかは今はまだ言えないが、試合が来る前に毎回決めるつもりだ。メディカルスタッフやパフォーマンススタッフ、誰からでも何が最善かフィードバックをもらい、毎試合前に決定を下す」 なお、昨シーズン公式戦44試合に出場した日本代表MF遠藤航は、ここまで1試合でたった1分のみのプレー。9月の代表戦では2試合に先発しているが、ここから出番を増やすにはアピールが必要になりそうだ。 2024.09.14 15:27 Sat

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