スタジアム外に何百人もの姿…歴史的大敗にユナイテッドサポーターが試合途中に帰る

2021.10.25 18:50 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのサポーターにとっては悪夢のような45分間だった。
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ユナイテッドは24日に行われたプレミアリーグ第9節でリバプールをオールド・トラッフォードに迎えた。オーレ・グンナー・スールシャール監督はリバプールとの真っ向勝負を選択すると、試合開始早々にMFブルーノ・フェルナンデスに決定機。しかしここをモノにできずにいると、その直後にリバプールのMFナビ・ケイタに先制点を許してしまう。
さらに13分に相手FWジョタの追加点を許すと、そこからはリスク覚悟で攻勢を仕掛けていくものの、前半の内に相手のエースであるFWモハメド・サラーの2ゴールを許し、クラブ史上初めてプレミアリーグで0-4というスコアで前半を折り返すこととなった。

すでに試合の大勢が決している中、ユナイテッドのサポーターたちは続々と席を立ち、イギリス『サン』によると何百人もの人が帰路に着いていたという。
さらに、ユナイテッドはシステムを変えた臨んだ後半開始早々の50分にもサラーのハットトリックとなる5点目を許し、サポーターたちの帰宅ムードは変わらなかった。

結局、52分にFWクリスティアーノ・ロナウドがゴールネットを揺らした場面もVARのレビューの結果、オフサイドの判定で取り消しになり、さらに60分には後半から出場したポグバが退場。ユナイテッドは何1つ良いところなく、そのまま0-5の歴史的大敗を喫した。

サポーターたちの期待を裏切る格好となってしまったユナイテッド。スールシャール監督の進退問題にかつてないほどの注目が集まっている。



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C・ロナウドがテン・ハグに物申す 「挑戦し、挑戦しないと」…「ファン・ニステルローイに耳を傾ければ力に」と助言も

アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが古巣マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督に物申した。 テン・ハグ体制のユナイテッドは今季で3年目。2022年夏の発足から紆余曲折がありながら、昨季もFAカップを制し、カラバオカップ優勝の前季に続くタイトルを手にしたが、プレミアリーグでクラブワーストの8位に終わったほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位と厳しい現実にも直面した。 今季を迎えるにあたり、ジム・ラトクリフ共同オーナーからなる『INEOS』グループは上層部一新の流れでテン・ハグ監督の解任にも動くのではないかとの噂が上がったが、2026年夏までの新契約とともに続投の運びに。だが、今季のプレミアリーグでも早々に躓き、開幕から1勝2敗と負け星先行の戦いを余儀なくされる。 そのなか、C・ロナウドはユナイテッド時代の元戦友であるリオ・ファーディナンド氏のポッドキャストに出演。2022年11月のユナイテッド退団時に「裏切られた気分」と痛烈批判したテン・ハグ監督の話を向けられると、こう述べる。イギリス『BBC』が報じた。 「監督はリーグやチャンピオンズリーグ(CL)で優勝できないと言っている。マンチェスター・ユナイテッドの監督がリーグやCLで優勝を争わないなんて言うべきじゃない。メンタル的にその可能性がないと言っているのかもしれないけど、僕はそう言えないね」 「挑戦し、挑戦しないと。僕らがマンチェスターに望むのは僕自身の望みでもあるんだ。彼らが最高のチームになることだ。僕はあのクラブのことが大好きなんだ。過去を忘れるような人間じゃない」 また、2013年夏にサー・アレックス・ファーガソン元監督が勇退してから「何の進歩もなかった」と切り捨てたが、ジム・ラトクリフ共同オーナーからなる『INEOS』グループのもとで迎えた今季の歩みに一筋の光を感じているようだ。 「僕の意見として、彼らはすべてを再建する必要がある。クラブは今も世界最高のクラブに数えられる1つで、再建に時間がかかるけど、変わっていく必要がある。彼らもそれこそが唯一の方法だと認識しているはずだ」 「だから、彼は再び変化し始めている。クラブの構造から、インフラ、そしてすべてでね。クラブのオーナーがトレーニング場に投資しているのは僕的に嬉しいよ」 「未来は明るいと信じている。信じているけど、才能だけに頼っていてはいけない。根本から再建しないと。そうじゃないと、争うなんてできない。不可能だろうね」 そして、改めてテン・ハグ監督の話に戻ると、アシスタントコーチとして帰還のルート・ファン・ニステルローイ氏をキーマンに。OBたちの意見に耳を傾けながら再建すべきと提言した。 「テン・ハグがルートに耳を傾ければ、彼は力になってくれるかもしれない。彼はクラブのことを知っているし、大いに役立つと思う。クラブはそこにいた選手たちに耳を傾けるべきだ」 「リオをはじめ、ロイ・キーン、ポール・スコールズ、ギャリー・ネビル、サー・アレックス・ファーガソンだったりね。知識がないと、クラブを立て直せない。オフィスで働く人たちではダメだ」 「フットボールを理解しているのは99%がロッカールームにいた人間たちだ。彼らは扱い方を知っている。こういうのを理解している人たちなんだ。だから、ルートはクラブの中にいたし、助けになると思う」 「彼はクラブのことを知っている。ファンのことも知っているんだ。監督が彼に耳を傾ければ、クラブも少し良くなっていけると思う」 2024.09.12 11:10 Thu
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初弾のデ・リフト、半年ぶりゴールのラッシュフォード、デビューのウガルデ…連敗ストップのユナイテッド指揮官が語る

マンチェスター・ユナイテッドが仕切り直しに成功した。 今季のプレミアリーグ開幕戦を白星で飾ってから2連敗のユナイテッドは代表ウィークを挟み、14日の第4節でサウサンプトンのホームに乗り込み、3-0と勝利。2点先行の79分にサウサントン側で退場者も出たが、90+6分のアレハンドロ・ガルナチョにサブスタートの悔しさを晴らす一発も飛び出し、快勝した。 この再開初戦を迎えるにあたり、かつて指導した“因縁”のクリスティアーノ・ロナウドから苦言じみた発言もあり、それが話題のエリク・テン・ハグ監督だが、アンドレ・オナナのPKストップが大きかったと話す。イギリス『BBC』が伝える。 「序盤は楽なものではなかった。PKが試合の流れを一変させたと思う。そして、それからそう遠くないところで得点し、非常に大きかった。あの瞬間から、試合はすべてが我々のものとなったね」 そんなユナイテッドは新加入マタイス・デ・リフトがCKからのヘッドで移籍後初弾の先制ゴール。先の代表先で失点に絡み、あれこれと言われたなかの一発となり、指揮官も満足感を示した。 「驚きなんてない。現時点でフィットしていないし、スピードも100%の状態じゃないがね。上げていくには時間が必要。今はその片鱗が見受けられるが、上がってきたらもっと良くなるはず。彼には満足しているし、今日のプレーぶりはなおさらね」 今年3月のカラバオカップ戦以来となるゴールで今季初得点の悩めるマーカス・ラッシュフォードにも「非常に大きいね。どんなストライカーだって得点者欄に載りたいものだ。最初のゴールが生まれれば、さらに獲れるようになる。ストライカーにケチャップの話があるにね」と述べた。 そして、途中出場でデビューの新戦力マヌエル・ウガルテにも「チームと練習したわけじゃなく、参加も中断前と昨日の2回だった。練習に遅れて合流したのは彼だけで、一緒にトレーニングをやったのも昨日の20分だけだったんだ。今日の試合で彼を連れてきて、何をもたらせられるかを見られてよかった」と語っている。 <span class="paragraph-title">【動画】悩める10番にゴールも! ユナイテッドがオナナのPKストップから3発勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="v2VDx7C-eHU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 10:22 Sun
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ユナイテッドが新スタジアム建設に前進、地元議会らとパートナーシップ締結…周辺地域再生と共に10万人規模のスタジアム誕生か

新スタジアムの建設計画を立てているマンチェスター・ユナイテッドだが、その計画が一歩前進した。クラブ公式サイトが伝えた。 ユナイテッドの共同オーナーとなったジム・ラトクリフ氏。クラブの株式27.7%を12億5000万ポンド(約2466億円)で買収しており、そのうちの2億3700万ポンド(約467億5000万円)は将来のスタジアム建設計画への投資とされていた。 ラトクリフ氏は「北のウェンブリー」を建設したいと考えているとのこと。南部のロンドンにあるウェンブリー・スタジアムに匹敵する巨大なスタジアムを北部にも建設しようとしており、2024年末までに計画を最終決定したい考えがあるとされていた。 そんな中、ユナイテッドは9日、トラッフォード評議会、マンチェスター合同行政機構(GMCA)と共に、トラッフォード・ワーフサイド地域の活性化と再生の機会を最大限に活かすための戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。 クラブはすでにスタジアムの改修か、新スタジアム建設の実現可能性を探るためにタスクフォースを設置。オールド・トラッフォード再生タスクフォースは、ユナイテッドの本拠地に新スタジアムを建設、または再開発する選択肢を検討するために、地元の有力者と国を代表する専門家によって今年3月に結成されたグループだ。 新スタジアムに関してクラブは「いかにワールドクラスのスタジアムが、トラッフォード全域と周辺都市地域に社会的・経済的な利益をもたらす広域再生の触媒となれるか」とし、ここが焦点となるという。 なお、ラトクリフ氏は、収容人数が10万人規模の新スタジアムを検討しているとのこと。20億ポンド(約3736億5000万円)の計画を立てており、推し進めるかどうかは2024年中に決定する予定だという。 2024.09.09 23:30 Mon

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