1-0でなんとかCL初勝利のクーマン監督、攻撃陣に苦言も「目的は試合に勝つこと」

2021.10.21 11:10 Thu
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バルセロナロナルド・クーマン監督が、ディナモ・キエフ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。
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バルセロナは20日、チャンピオンズリーグ(CL)グループE第3節でディナモ・キエフをホームに迎えた。バイエルン、ベンフィカといずれも0-3で敗れ、史上初の連敗スタートとなったCL。多くの批判にさらされてきたクーマン監督だったが、この試合でも調子が良いとは言えないプレーが続く。
それでも36分にジェラール・ピケがゴール。この1点をなんとか守り切り、1-0で勝利し、今季のCL初白星を挙げた。

後半にはスタンドから指笛が鳴らされるなど、ファンもフラストレーションが溜まる試合展開となったが、クーマン監督もチャンスを活かしきれていないチームに苦言。それでも勝利したことが大事だったと語った。
「ハーフタイムの後、我々は3つの明確なチャンスを作ったが、それを生かせなかった。幸いにも守備は完璧であり、彼らが危険なシーンを作られていないことを確認した」

「我々は良かったが、決断を下さなければいけない。1時間後には2-0か3-0になっていなければならなかった。ただ、そうはならなかった」

また、攻撃陣の連係についても言及。後半に起用されたアンス・ファティフィリペ・コウチーニョセルヒオ・アグエロについて改善が必要だとした。

「後半、彼らは重要な役割を担えていなかった。アンスとコウチーニョはより理解する必要がある。深みがなく、試合が複雑になってしまった。難しいことだ」

「FW間の距離をもっと取らなければいけない。自由がなければいけない部分もあるが、規律もある。目的は試合に勝つことであり、それは達成した。ただ、改善すべきことはある」

「ボールがない部分でのプレーにも言及しなければいけない。ボールがない状態では改善されており、これはポジティブなことだ」

「しかし、我々は最高のものを求めている。ただ、我々はベストな状態ではなかった」

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