「ロナウドは常に先発させるべき」エバートン戦ドローの古巣にファーガソン氏が意見

2021.10.05 19:30 Tue
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先日のマンチェスター・ユナイテッドのエバートン戦のドローについて、アレックス・ファーガソン氏に思うところがあるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

2日にホームで行われたプレミアリーグ第7節のエバートン戦で、先制しながらも引き分けに持ち込まれてしまったユナイテッド。これで前節のアストン・ビラ戦から1分け1敗と足踏みが続き、公式戦ここ6試合の戦績は2勝1分け3敗と、不調になりかけている。

エバートン戦では過密日程を考慮し、FWクリスティアーノロナウドはベンチスタート。オーレ・グンナ―・スールシャール監督は、その3日前に行われたチャンピオンズリーグのビジャレアル戦で「肉体的にも精神的にも疲弊したため」と説明したが、オールド・トラッフォードへ観戦に訪れていたファーガソン氏は、その考えに否定的な意見を述べている。
エバートン戦終了後、一緒に観戦していた元UFC世界ライト級王者であるハビブ・ヌルマゴメドフがファーガソン氏との試合後の会話をSNSにアップ。それによると「ロナウドのベンチスタートは相手に勢いを与えた。最高の選手は常に先発するべきだ」と、現指揮官の考えを暗に否定していたようだ。

解説を務めるユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏も、ロナウドの起用法は気をつけるべきとの意見を述べており、スールシャール監督には、戦績とは別のプレッシャーもかかっている模様だ。

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