CL初戦ドローのPSG、エレーラは難敵相手の勝利を目指す 「シティは素晴らしいチームだが…」

2021.09.28 13:42 Tue
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パリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表MFアンデル・エレーラがチャンピオンズリーグ(CL)での勝利を目指した。クラブ公式サイトが伝えている。
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昨シーズンのCLでは準決勝でマンチェスター・シティに敗れ、ベスト4に終わったPSG。今シーズンはFWリオネル・メッシ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、DFアクラフ・ハキミ、GKジャンルイジ・ドンナルンマら大型補強を敢行し悲願のCL優勝を狙うが、15日に行われたCLグループA開幕節のクラブ・ブルージュ戦ではまさかのドローとなっている。グループステージ2試合未勝利は避けたいPSGだが、28日に行われるCLグループA第2節では昨シーズンに敗れた相手であるシティと再戦。かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属した経歴を持ち、シティをよく知る選手であるエレーラは前日会見に出席した際、厳しい相手であると認めつつそれでも勝利を目指す必要があると語った。
「シティは素晴らしいチームであり、とても尊敬している。でも、このグループは他にもグループステージ突破を目指すチームが2つあることを忘れてはならない。ブルージュとRBライプツィヒに敬意を払う必要があり、どの試合も僕らにとっては挑戦だ。それは受け入れないとね。選手にもファンにも夢を与えてくれる大会で、非常に強く堅実なチームと対戦する。僕たちは、すべての試合に勝ちたいという気持ちを示していきたい」

「彼らは(先週末のリーグ戦で)チェルシー相手によくプレスを仕掛けていた。それでも、今回は違う試合になるだろう。僕たちはプレッシャーがあってもボールをキープできるというキャラクターを見せる必要がある。僕らには小さなスペースで非常に危険なプレーができる選手もいるからね。昨シーズンより冷静に戦っていきたい」
「成功するためには全員の力が必要だ。チームのスター選手が違いを生み出すには、強力なブロックが後ろに必要になると思う。僕はこのチームの一員であることを誇りに思っており、そうした仕事ができることを嬉しく思っているよ」

「前向きな姿勢でプレーする必要がある。皆が期待を寄せていることは理解しており、それを好んでいるよ。そのために僕たちはここにいるのであり、責任を喜んで受け止める。CLを制する可能性があるチームは、おそらく10チーム程度だろう。僕たちはチームへの期待を自覚しているが、エリート大会でプレーしていて何も予測できないからこそ、CLではいつも大きな驚きがある」

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