敵地で最大のライバル・インテルを下したレアル、アンチェロッティ監督は守備陣を評価「とても重要な勝利」

2021.09.16 09:11 Thu
Getty Images
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、インテル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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15日、マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)グループD第1節でインテルとアウェイで対戦。グループでの最大のライバルとも言える相手に苦しい戦いが続く。
前半はインテルが主導権を握るも、GKティボー・クルトワの活躍でゴールを許さず。後半も互いに決め手を欠き、ゴールレスドローかと思われたが、89分にロドリゴ・ゴエスが値千金の決勝ゴール。0-1でマドリーが勝利を収めた。

苦しみながらもインテル相手にアウェイで勝利したマドリー。アンチェロッティ監督は、厳しかったと認めながらも、勝利を喜んだ。

「とても重要な勝利で、とても難しかった。前半はとても難しく、後半の方が良かった。良いことも悪いこともある完全な試合だった」
「チームは良い姿勢を見せていた。前半はクルトワのおかげでゴールを与えなかったが、守備は悪くなかった」

「低い位置でブロックを組むと、カウンターのチャンスが増えるが、前半は上手くいかなかった。我々は3人で後方からボールを持ち、ヴィニシウス・ジュニオールがよりオープンになるような形で戦った」

「その後、インテルがスローダウンした。前半、インテルはとても激しいプレーを見せていたが、スローダウンしてからは、我々が主導権を握り、チャンスも増えた」

また、この試合ではサイドから攻略しようとしていたとのこと。最終的にはチームとしての力を見せ、守備面が優れていたと評価した。

「ロドリゴを起用したことで、我々はよりサイドでのプレーが増えた。外からの解決策を探っていた。そのあと、私はとてもこの試合が気に入った。それは、チームが苦しい状態となり、コンパクトに保たなければならなかったからだ」

「このチームはクオリティが高いだけでなく、献身的で、それはとても重要なことだ」

「クリーンシートのおかげで、守備にも自信を持てるようになった。4バックはとてもよく頑張っていた。時にはサイドバックにプレッシャーをかけるためにスライドする必要があるが、それはとても上手くやれていた」

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