C・ロナウドの再デビュー戦はイギリスで放送なし!? 40年以上続く、とある“ルール”を知っている?
2021.09.10 22:05 Fri
12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドへと復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。すでに、ユニフォーム販売などで大き過ぎる影響をクラブに与えている。かつてのスター選手は、レアル・マドリー、ユベントスと渡り歩き、今夏ユナイテッドへと復帰。プレミアリーグの特例も認められ、背番号もお馴染みの「7」をウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに譲ってもらった。
ユナイテッドファンが大きに沸く中、ポルトガル代表の活動を出場停止のために早期に切り上げ、ユナイテッドでのトレーニングに参加しているC・ロナウド。そのC・ロナウドの次なるイベントは、再デビュー戦だろう。
今週末のニューカッスル戦での再デビューに関しては、オーレ・グンナー・スールシャール監督が判断するところ。今の所まだハッキリとはしていないが、ポルトガル代表としてゴールを決めてきており、コンディション面に問題は全くないはずだ。
しかし、今週末のニューカッスル戦で再デビューとなった場合、イギリスでは大変な出来事が待っていることが発覚した。
今週末の試合で最も注目を集めると言っても良いカード。その放送がイギリスで観られないという謎の現象だが、これは古くから定められている規則によるものだ。
イギリスでは、土曜日の午後3時からは試合を生中継できないという規則が存在する。
これは「3pm blackout」と言われており、土曜日の午後2時45分から午後5時15分(日本時間の22時45分〜25時15分)までは、プレミアリーグやEFL、FAカップなどの試合をテレビで生放送できないというものだ。試合自体の開催は問題ないが、テレビでの放送のみ禁止されている。
これは1960年代に作られた規則で、当時のバーンリーのボブ・ロード会長が土曜日の午後に試合を放送されると、下部リーグの試合に影響があると訴え、EFLの会長がこれに同意したことに始まる。
例えば、午後3時(日本時間23時)からマンチェスター・ユナイテッドvsリバプールの試合が行われるとなった場合、下部リーグのチームを応援している人でも、テレビでユナイテッドvsリバプールを観てしまうということが起こるためだという。
40年以上経ってもこの規則は守られており、土曜日の試合は午後12時30分キックオフ(日本時間の20時30分)か、午後5時30分(日本時間25時30分)キックオフの試合がテレビで放送されるのだ。なお、これは海外リーグも同様であり、午後5時キックオフのラ・リーガの試合を放送する場合は、キックオフから15分間は放送されていない。
その影響もあり、プレミアリーグの最終節は日曜日の午後3時に一斉開催となり、他の試合もテレビで観られる措置が取られている。なお、パブやバーなどでライブストリーミングをすることも禁止されている。
つまり、今週末のユナイテッドvsニューカッスルは15時キックオフであり、この試合でC・ロナウドがデビューを果たしたとしても、それをイギリスでリアルタイムで観られるのはスタジアムにいる人のみということになる。
なお、『スカイ・スポーツ』や『BTSport』は放送する試合を選択できるが、決定は数週間前の段階で決めなければいけない状態となっており、C・ロナウドが加入することなど想像もしていなかった結果、このような事態になってしまったのだ。
まさにメモリアルになる試合だが、その瞬間をイギリスで観られるのはスタジアムのファンだけ。本当に特別な瞬間になる。
ユナイテッドファンが大きに沸く中、ポルトガル代表の活動を出場停止のために早期に切り上げ、ユナイテッドでのトレーニングに参加しているC・ロナウド。そのC・ロナウドの次なるイベントは、再デビュー戦だろう。
しかし、今週末のニューカッスル戦で再デビューとなった場合、イギリスでは大変な出来事が待っていることが発覚した。
イギリスでは『スカイ・スポーツ』や『BTSport』がプレミアリーグのテレビ中継を行っているが、なんとユナイテッドとニューカッスルの一戦が放送されないというのだ。
今週末の試合で最も注目を集めると言っても良いカード。その放送がイギリスで観られないという謎の現象だが、これは古くから定められている規則によるものだ。
イギリスでは、土曜日の午後3時からは試合を生中継できないという規則が存在する。
これは「3pm blackout」と言われており、土曜日の午後2時45分から午後5時15分(日本時間の22時45分〜25時15分)までは、プレミアリーグやEFL、FAカップなどの試合をテレビで生放送できないというものだ。試合自体の開催は問題ないが、テレビでの放送のみ禁止されている。
これは1960年代に作られた規則で、当時のバーンリーのボブ・ロード会長が土曜日の午後に試合を放送されると、下部リーグの試合に影響があると訴え、EFLの会長がこれに同意したことに始まる。
例えば、午後3時(日本時間23時)からマンチェスター・ユナイテッドvsリバプールの試合が行われるとなった場合、下部リーグのチームを応援している人でも、テレビでユナイテッドvsリバプールを観てしまうということが起こるためだという。
40年以上経ってもこの規則は守られており、土曜日の試合は午後12時30分キックオフ(日本時間の20時30分)か、午後5時30分(日本時間25時30分)キックオフの試合がテレビで放送されるのだ。なお、これは海外リーグも同様であり、午後5時キックオフのラ・リーガの試合を放送する場合は、キックオフから15分間は放送されていない。
その影響もあり、プレミアリーグの最終節は日曜日の午後3時に一斉開催となり、他の試合もテレビで観られる措置が取られている。なお、パブやバーなどでライブストリーミングをすることも禁止されている。
つまり、今週末のユナイテッドvsニューカッスルは15時キックオフであり、この試合でC・ロナウドがデビューを果たしたとしても、それをイギリスでリアルタイムで観られるのはスタジアムにいる人のみということになる。
なお、『スカイ・スポーツ』や『BTSport』は放送する試合を選択できるが、決定は数週間前の段階で決めなければいけない状態となっており、C・ロナウドが加入することなど想像もしていなかった結果、このような事態になってしまったのだ。
まさにメモリアルになる試合だが、その瞬間をイギリスで観られるのはスタジアムのファンだけ。本当に特別な瞬間になる。
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▽日本名では「虞美人草(ぐびじんそう)」や「雛芥子(ひなげし)」と呼ばれる可憐な花。ヨーロッパ原産のケシ科の植物は「ポピー」の名で知られている。 ▽プレミアリーグを観る方やこの時期にイギリスへ行ったことがある方は、ユニフォームや監督の胸元に「ポピー」の花が飾られるのを目にしたことがあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽11月11日は、イギリスでは“Remembrance Day(リメンブランス・デイ)”という記念日である。1918年11月11日の11時に第一次世界大戦の戦闘が集結し、イギリス国王のジョージ5世が定めた記念日。「戦没者追悼の日」とも言われ、今年で100年を迎えることになる。 ▽この日が近づくと、プレミアリーグのピッチには多くのポピーの花が咲く。日本で言うところの、「赤い羽根」に近いだろうか。選手たちだけでなく、一般の方も地下鉄の駅などでは募金をするとポピーの花がもらえるのだ。 ▽そんな中、週末に行われたプレミアリーグでは1人の選手の胸にポピーの花がなかった。それは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチだ。 ▽かつてはチェルシーでプレーしたマティッチは、2017-18シーズンからかつての師であるジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。そのマティッチは、3日に行われたボーンマス戦に先発出場。90分間プレーした。 ▽ユナイテッドの中盤を支えるマティッチだが、イギリスで通例となっているポピーの花をユニフォームにつけない理由がある。それは、自身が少年期に経験した戦争を思い出してしまうからだという。自身のインスタグラム(nemanjamatic)で明かした。 「僕にとっては、1999年にセルビアの爆撃によって母国が荒廃していた。個人的には、恐怖を抱いた12歳の少年のように、ヴレロに住んでいるような個人的な感情を思い出してしまうんだ」 ▽マティッチの故郷は、旧ユーゴスラビアのシャバツ。現在のセルビア西部に位置する都市だ。旧ユーゴスラビアでは、1998年からコソボ紛争が勃発。そして、翌1999年にNATO軍によって空爆が行なわれた。 ▽第一次世界大戦の終結を記念して定められた“リメンブランス・デイ”。そして、戦没者の象徴とされる「ポピー」を身につけることは、空爆を体験をしているマティッチには難しいことのようだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシー同様に、ユナイテッドでもフィルター役を務めるマティッチ。鋭いタックルで相手を封じ、バイタルエリアで壁となるマティッチは、気の利いたプレーでチームを支える。そして、そのプレースタイル同様に、自身の考えを押し付けることはなかった。 「人々がなぜポピーを身につけているのかは十分に理解している。僕はみなさんの権利を完全に尊重するし、紛争のために愛する人を失った人には同情する」 ▽マティッチは、自身が「ポピー」を身につけていない理由を明かす前に、しっかりと戦没者へと敬意を払った。それもまた、空爆を経験しているからだろう。戦争で愛する人を失った人々の悲しみを理解しているからだ。そして続けた。 「これまで僕が行ってきたことを考えると、ユニフォームにポピーを着けることが正しいとは思わない」 「イギリスの誇りの象徴であるポピーを傷つけたり、誰かを怒らせたりはしたくない。ただ、僕たちはそれぞれの育ち方をしているし、示した通り、僕個人の選択だ」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽誠実に、そして自身の考えをしっかりと説明したマティッチ。その投稿には、多くの反応があり、誠実な対応をしたマティッチへの称賛のコメントも残されている。 ▽マティッチといえば、決して裕福ではない故郷のヴレロでも英雄的な存在。地元の小学校に修繕費を支援したり、苦しんでいる人々の借金を肩代わりしたり、「いたわり」「思いやり」の心をもって活動を行なっている。 ▽苦しいシーズンスタートとなったユナイテッドだが、モウリーニョ監督の腹心であるマティッチの誠実さ、思いやりのあるプレーは、チームに安定感をもたらせ、必ずやチームを浮上させるカギとなるだろう。そして、マティッチもそれを望んでいるようだ。 「僕が説明した理由をみんなが理解してくれることを願っている。そして、僕はこの先に待つ試合でチームをサポートすることに集中できる」 ▽「ポピー」の花言葉は「いたわり」「思いやり」。さながら、中盤でチームのバランスを取りながらプレーし、相手のことを考えて行動し、多くの支持を受けるマティッチを表しているようだ。「ポピー」を着けられなくとも、その心にはポピーの花が咲いているのかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.11.06 21:30 Tue3
第4審の人種差別発言で中断のPSGvsイスタンブールBBSKが9日に延期…《CL》
8日に開催予定だったチャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のパリ・サンジェルマンvsイスタンブール・バシャクシェヒルが、9日に延期されたようだ。 PSGとイスタンブールBBSKの属するグループHでは、決勝トーナメント進出の可能性を残すPSG、マンチェスター・ユナイテッド、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ大混戦となっていた。 しかし、この大一番で前代未聞の事件が起こる。0-0で迎えた14分、この試合で第4の審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。数分の話し合いの末、両チームがロッカールームへ戻る事態となった。 フランス『RMC Sport』によれば、試合はそのまま翌日への延期が決定されたとのこと。なお、キックオフは現地時間で9日18時55分(日本時間:26時55分)となったようだ。 また、同時刻開催だったライプツィヒvsマンチェスター・ユナイテッドは、3-2でライプツィヒが勝利。この結果、当該成績でユナイテッドを上回っているPSGの決勝トーナメント進出は決定。イスタンブールBBSKに勝利すればグループ首位での突破が決まる。 2020.12.09 07:45 Wed4
ラウンド16でポルトと激突のC・ロナウド、11年前に決めたCL史上最高のゴールに脚光
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の組み合わせ抽選会が14日に行われた。 バルセロナvsパリ・サンジェルマンというビッグマッチに注目が集まっているが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するユベントスは、日本代表FW中島翔哉も所属するポルトとの対戦が決定。 <div id="cws_ad">◆【ベストゴール集】ユベントス100試合出場のC・ロナウドが決めたここまでのベストゴール(ポルト戦のスーパーゴールは記事下部)<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> このカードが決まったことを受け、CLの公式ツイッター(@ChampionsLeague)はC・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時にポルトと対戦した試合で決めたゴールの動画を公開。懐かしのスーパーゴールに多くの反響が集まった。 C・ロナウドがスーパーゴールを決めた試合は、2009年の4月15日に行われたポルトvsユナイテッドのCL準々決勝2ndレグ。ホームで行われた1stレグを2-2で終え、ポルトにアウェイゴールを2点奪われた不利な状態でこの一戦を迎えたユナイテッドだったが、C・ロナウドが試合開始早々にやってみせる。 6分、ゴールから約37メートルの位置でアンデルソンからパスを受けたC・ロナウドは、相手のマークが甘いとみるや、シュート体勢に入る。そして、そのまま迷いなく右足を振り抜くと、ボールは一直線にゴールへ。弾丸ライナー、レーザービームのように真っ直ぐにゴールネットへと向かったボールは、ゴール左隅へ突き刺さる。卓越したキック力、見事なシュート精度、常人離れした思い切りの良さが、見るもの全てを唖然とさせるゴールを生んだ。 この試合では、C・ロナウドはゴール以外でも大活躍。後方からのロングボールをダイレクトヒールで正確にチームメイトにパスしたり、得意のドリブルで相手DFのファウルを誘発したり…。結局、最後までスコアは変わらなかったものの、ユナイテッドは2戦合計3-2として、準決勝進出を果たしていた。 さらに、この得点はただスーパーゴールと評価されるにとどまらず。2009年末には、この年からFIFAが創設した、年間を通じて最も優れたゴールに贈られる賞「プスカシュ賞」が贈られるなど、CL史上最高のゴールとも言われるほど、素晴らしい評価を得ている。C・ロナウド本人も「どうやって決めたかわからない」と語るほどのゴール。奇跡としか言えない見事なゴールだった。 ラウンド16の日程は、1stレグは2月16日・17日および23日・24日、2ndレグは3月9日・10日および16日・17日とかなり先の予定だが、決勝トーナメントでもスーパーゴールが生まれるのか。今から楽しみで仕方がない。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウドのスーパーミドル<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Ronaldo against Porto = <a href="https://twitter.com/hashtag/UCLdraw?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCLdraw</a> | <a href="https://twitter.com/juventusfcen?ref_src=twsrc%5Etfw">@juventusfcen</a> <a href="https://t.co/HJ4PysyDuK">pic.twitter.com/HJ4PysyDuK</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1338450358822195200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.12.15 21:12 Tue5

