エジプト代表、就任から6勝4分け無敗のエル=バドリ監督を解任
2021.09.07 17:12 Tue
エジプトサッカー協会(EFA)は6日、ホッサム・エル=バドリ監督(61)を解任したことを発表した。
過去に3度アル・アハリを率いた経歴を持つエル=バドリ氏は、2019年9月にハビエル・アギーレ前監督の後任としてエジプト代表監督に就任。同代表のU-23の監督を務めたこともあり、母国のサッカーに詳しい人物だった。
初陣のボツワナ代表戦で白星を飾ると、新型コロナウイルスの影響で延期を強いられながらもアフリカネーションズカップのグループステージでは3勝3分けの首位で決勝トーナメント進出を決めていた。
また、現在行われているカタール・ワールドカップのアフリカ予選では、初戦のアンゴラ代表戦をものにしていたものの、5日に行われたガボン代表戦は1-1のドロー。それでも戦績としては悪くなかったが、この度EFAは袂を分かつ決断に至った。
その声明の中で「ホッサム・エル=バドリ監督と彼の技術スタッフが代表チームのために行った仕事に感謝します。将来のキャリアの幸運を祈っています」との言葉を送っている。なお、後任はすぐに発表されるようだ。
過去に3度アル・アハリを率いた経歴を持つエル=バドリ氏は、2019年9月にハビエル・アギーレ前監督の後任としてエジプト代表監督に就任。同代表のU-23の監督を務めたこともあり、母国のサッカーに詳しい人物だった。
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