ウィリアン「アーセナルでの時間は良いものじゃなかったし、幸せでもなかった」

2021.09.07 09:45 Tue
Getty Images
元ブラジル代表MFウィリアン(33)がアーセナルでの不幸せを認めた。
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昨夏にチェルシーからのフリートランスファーで同じくロンドンに拠点を置くアーセナルに移ったウィリアン。3年契約でのライバルクラブ行きだったが、U-21イングランド代表MFエミール・スミス・ロウら若き才能の存在もあって、公式戦37試合の出場で1得点7アシストと振るわなかった。
そうした期待外れのシーズンを経て、勝負の1年になる今季だったが、新型コロナウイルス感染などもあり、出場なく、8月30日にアーセナルと契約解消。その後、2023年末までの契約でコリンチャンス復帰が決定している。

プロデビューの地で再起を期すウィリアンはクラブ公式チャンネル『TV Corinthians』でアーセナル時代の苦悩を口にした。

「僕は本当にたくさんのことを考えた。家族や親しい人たちと一緒にね。残念だが、アーセナルでの時間は良いものじゃなかったし、幸せでもなかった。詳細は省くが、幸せじゃなかったし、ブラジルに戻るのが最良の選択だった」
「ほかにもいくつかの機会を検討したが、コリンチャンスに、自分の家に、そして家族の近くに戻りたかった。コリンチャンスは世界に僕を投影し、僕の存在を発信してくれたクラブ。戻ってくるのに適したタイミングだったんだ」



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