「新たな章の始まりという感じがしている」新体制トッテナムへの期待感語るダイアー
2021.08.11 17:47 Wed
トッテナムのイングランド代表DFエリック・ダイアーが、新体制となったチームに刺激を感じているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
昨シーズンのプレミアリーグを7位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)どころかヨーロッパリーグ(EL)出場権も逃したトッテナムは、今夏にウォルバーハンプトンからヌーノ・エスピリト・サント監督を招へい。また、長年チームに在籍したベルギー代表DFトビー・アルデルバイレルトやアルゼンチン代表MFエリック・ラメラが退団した一方で、U-24スペイン代表FWブライアン・ヒルやアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが加入するなど、チームの刷新を進めている。
2014年からチームに所属し、古株の一人でもあるダイアーは、クラブインタビューを受けた際にこうしたチームの変化を歓迎。新たなスタートへの興奮を語った。
「長い間ここにいた選手たちが去り、新しい顔ぶれが加わった。それに新監督が就任したということもあって、確かに新たな章の始まりという感じがしている。これは非常に楽しみだね」
「困難なシーズンの後ではあるが、非常にポジティブに考えているよ。まだ始まったばかりで、やるべきことはたくさんある。監督や選手との関係も、築かなければならないしね。それでも現状についてはとても前向きであり、これまでの仕事についてもとてもポジティブだ」
「これがフットボールの一部だって分かっている。若手の頃からだからもう慣れているよ。今でも親しい人はたくさんいるしね。これから皆で新しい関係を築いていくことになるけど、それもまた新鮮だ。変化はすべてフットボールの一部であり、人生の一部だからね」
また、ダイアーはトッテナムでのこれまでについて振り返り、充実した7年間だったとコメント。そしてこれからも、このチームで成長していきたいと意気込んだ。
「7年も経ったなんて信じられないよ。僕はまだ27歳だからね。これまで信じられないような瞬間や高揚感があり、厳しい時期もあった。でも、素晴らしい旅だったよ。フットボールに関係なく、生涯の友となる人たちに出会い、関係を築けてきた。もちろん、これで終わりじゃないよ。そういう話し方だったけどね。これからさらに良い瞬間を経験したい」
「僕はここで大きく成長してきた。加入時は20歳でとても若かったけど、それから多くのことを経験して、自分を形成してきたんだ。仕事上でも個人的にも、多くの経験をしたと思う。良い意味で自分が変わったと感じているし、今もあらゆる面で向上するよう努力しているよ」
昨シーズンのプレミアリーグを7位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)どころかヨーロッパリーグ(EL)出場権も逃したトッテナムは、今夏にウォルバーハンプトンからヌーノ・エスピリト・サント監督を招へい。また、長年チームに在籍したベルギー代表DFトビー・アルデルバイレルトやアルゼンチン代表MFエリック・ラメラが退団した一方で、U-24スペイン代表FWブライアン・ヒルやアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが加入するなど、チームの刷新を進めている。
2014年からチームに所属し、古株の一人でもあるダイアーは、クラブインタビューを受けた際にこうしたチームの変化を歓迎。新たなスタートへの興奮を語った。
「困難なシーズンの後ではあるが、非常にポジティブに考えているよ。まだ始まったばかりで、やるべきことはたくさんある。監督や選手との関係も、築かなければならないしね。それでも現状についてはとても前向きであり、これまでの仕事についてもとてもポジティブだ」
「僕にとって、クリスティアン(・エリクセン)とヤン(・ヴェルトンゲン)が去ったときも少し不思議な感覚があった。トビーとココ(ラメラの愛称)についても同様さ。僕はココのいるトッテナムしか知らなかった。僕と親しくしてくれた選手の一人だったよ」
「これがフットボールの一部だって分かっている。若手の頃からだからもう慣れているよ。今でも親しい人はたくさんいるしね。これから皆で新しい関係を築いていくことになるけど、それもまた新鮮だ。変化はすべてフットボールの一部であり、人生の一部だからね」
また、ダイアーはトッテナムでのこれまでについて振り返り、充実した7年間だったとコメント。そしてこれからも、このチームで成長していきたいと意気込んだ。
「7年も経ったなんて信じられないよ。僕はまだ27歳だからね。これまで信じられないような瞬間や高揚感があり、厳しい時期もあった。でも、素晴らしい旅だったよ。フットボールに関係なく、生涯の友となる人たちに出会い、関係を築けてきた。もちろん、これで終わりじゃないよ。そういう話し方だったけどね。これからさらに良い瞬間を経験したい」
「僕はここで大きく成長してきた。加入時は20歳でとても若かったけど、それから多くのことを経験して、自分を形成してきたんだ。仕事上でも個人的にも、多くの経験をしたと思う。良い意味で自分が変わったと感じているし、今もあらゆる面で向上するよう努力しているよ」
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バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナイテッドと王者を争うこととなる。 両チームは、8月7日にアリアンツ・アレーナで対戦することが決定した。 2024-25シーズンに向けてもプレシーズンで対戦している両者は、韓国で1度目の対戦。2度目はトッテナム・ホットスパースタジアムで3-2とバイエルンが勝利を収めていた。 2025.05.16 19:30 Fri4
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed5