アンデルレヒト、シャルケから元ベルギー代表FWラマンを獲得
2021.07.16 14:29 Fri
アンデルレヒトは15日、シャルケから元ベルギー代表FWベニト・ラマン(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までの3年となっている。
シャルケでスポーツ・ディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏は、今回の移籍の経緯について説明。クラブの2部降格に伴い、ラマン側からの移籍希望を受け入れたものであることを明かした。
「ベニトは、シャルケでの将来を考えなくなったことを我々に率直に伝えてきた。だからこそ、アンデルレヒトへの移籍で賢明な解決策を見つけられたことは、双方にとってプラスになる。経済的条件には満足しているし、クラブを一歩前進させることができた」
母国のヘントでプロキャリアをスタートしたラマンは、2017年8月にスタンダール・リエージュからデュッセルドルフにレンタルで加入。移籍初年度にブンデスリーガ2部で28試合に出場して10ゴール3アシストと活躍し、クラブの1部昇格に貢献していた。そして、完全移籍に切り替わった翌シーズンも1部リーグで30試合に出場して10ゴール4アシストと印象的な活躍を見せていた。
その活躍が評価されて、2019年に加入したシャルケでは左右のウイングやセンターフォワードを主戦場に公式戦55試合に出場し、12ゴール4アシストを記録していた。
シャルケでスポーツ・ディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏は、今回の移籍の経緯について説明。クラブの2部降格に伴い、ラマン側からの移籍希望を受け入れたものであることを明かした。
「ベニトは、シャルケでの将来を考えなくなったことを我々に率直に伝えてきた。だからこそ、アンデルレヒトへの移籍で賢明な解決策を見つけられたことは、双方にとってプラスになる。経済的条件には満足しているし、クラブを一歩前進させることができた」
その活躍が評価されて、2019年に加入したシャルケでは左右のウイングやセンターフォワードを主戦場に公式戦55試合に出場し、12ゴール4アシストを記録していた。
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