今は亡きアストーリに捧げる優勝、キエッリーニが優勝スピーチ「彼は心の中に常に存在している」

2021.07.13 15:15 Tue
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イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、かつての同僚に敬意を表した。『スカイ・スポーツ・イタリア』が伝えている。ユーロ2020で王座を奪還したイタリア。決勝は、ウェンブリー・スタジアムにてイングランド代表と対戦。120分に及ぶ戦いでも決着がつかず、PK戦の末1968年以来、53年ぶり2度目となる優勝を掴んだ。

優勝後、空路でイタリアへと戻った一行。イタリアのローマにあるキリナーレにてセレモニーが行われた。
このセレモニーには、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領も出席し、アッズーリを祝福。キエッリーニは、セレモニーにおけるスピーチのなかで、人格者としても知られていた元イタリア代表DFダビデ・アストーリ(享年31)と共に戦った大会であると語った。

「僕らが(優勝を)捧げたのは、一緒にここにいたかったであろう、ダビデ・アストーリのためです」
「ダビデは、僕たちの心の中に、彼を知る人たちの心の中に、そして彼のことを聞いた若い人たちの心の中に、常に存在しています」

続けて、イタリア代表は団結力がに優れていることを強調した。

「個人よりもグループの利益を優先する心を忘れたことはありません。チームワークがあってこそこのような名誉な結果を得ることができました」

「今日私たちがここにいるのは、延長戦やPK戦があったからではなく、最も美しい感情の1つである“友情“を共有しているからです」

そして、最後まで応援してくれたマッタレッラ大統領を含む多くのファンに感謝を伝えている。

「何百万人ものファンが、私たちを孤独にさせることなく、このエキサイティングな旅に情熱を持って同行してくれました。マッタレッラ大統領の存在は重要なジェスチャーであり、チームを代表して彼に感謝します」


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ジルーの左足ジャンピングボレーが炸裂! ミランも完勝収め、暫定ながら首位に浮上!

ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが叩き込んだジャンピングボレーに、サン・シーロに詰めかけたミラニスタは歓喜に包まれた。 27日、ミランはセリエA第3節でボローニャをホームに迎えた。試合はポルトガル代表FWラファエル・レオンとジルーのゴールで2-0の勝利。この試合でジルーが決めた追加点が反響を呼んでいる。 ミランの1点リードで迎えた58分、敵陣深い位置でボローニャDFの中途半端なロングパスをインターセプトしたラファエル・レオンが、ワントラップしてから最終ラインの背後にループ気味のパスを選択。ジルーはDFの背中を突いて走り込むと、後方から来るボールに対して左足ジャンピングボレー。見事、ファーサイドのネットに突き刺さった。 来月には36歳を迎える大ベテランストライカーの一撃に、SNS上では「アモーレ!!!!!」「何を真似すればこの男のようになれる?」などといった賛辞の声が。ジルーのゴールもあって試合に勝利したミランは、暫定ではあるが首位にも浮上している。 <span class="paragraph-title">【動画】ジルーが叩き込んだ左足ジャンピングボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ジルーらしさ全開<br>技ありジャンピングボレー<br>\<br><br>セリエA第3節<br>ミラン×ボローニャ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/xDNLzCpRfh">pic.twitter.com/xDNLzCpRfh</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1563719509625544705?ref_src=twsrc%5Etfw">August 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.28 21:25 Sun

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