死から3年…アストーリの担当医師に懲役刑、過失致死の容疑

2021.05.04 17:53 Tue
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心肺停止で急逝した元イタリア代表DFダビデ・アストーリの死について、担当医師に判決が下った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

2018年3月4日、セリエAのウディネーゼ戦を前に宿泊先のホテルで心停止状態で発見され、そのまま31歳の若さでこの世を去ったフィオレンティーナのキャプテン、アストーリ。生前はピッチ内外で人格者として知られており、突然の死に世界中が悲しみに暮れた。

しかし、急逝から9カ月が経った2018年12月、衝撃の疑いが浮上。過去にアストーリの身体検査を行ったところ、運動負荷試験中に脈に異常が見つかっていたにもかかわらず、異常なしと判断した担当医師であるジョルジョ・ガランティ氏に、過失致死容疑がかけられていた。
そして死から3年、今月2日に裁判が行われ、担当医師には執行猶予のついた懲役1年の判決が言い渡された模様。だが、医師の弁護士は裁判終了後「無罪の条件が揃っていると信じていただけに、驚きと同時に苦い想いが残る。これからはもっとアピールしていきたい」と語っており、控訴に出る可能性が高そうだ。

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