エルチェのレジェンドFWニノが40歳で現役引退…オサスナやレバンテでもプレー
2021.06.08 23:18 Tue
エルチェは7日、スペイン人FWニノ(40)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。
愛するエルチェのプリメーラ昇格、残留を見届けてキャリアに終止符を打つことになったニノは、クラブ公式サイトを通じて自身の決断について以下のように語っている。
「僕の人生の忘れられないステージを終えるときが来た。プロフットボーラーとしてのキャリアを終えることをお知らせする。フットボーラーとして生まれてきたすべてのプレーヤーの郷愁とともにこの競技を離れることになるが、自分の職業を楽しんだことを誇りに思う」
「エルチェの一員となり、キャプテンの腕章を身に着け、エルチェの歴史を作るという目標に貢献できたことを光栄に思う」
「20年以上前に遡るけど、僕は子供の頃に夢見たことを実現し、想像もしなかった目標を達成できたと感じているんだ。エルチェ史上最多の試合数とゴール数を誇るプレーヤーとなったのは、エルチェのエンブレムに全てを捧げたことの賜物だと思っているよ。僕の決めてきたゴールはエルチェに遺産として残り、ファンが自分の名前を呼ぶその声は僕のフランジヴェルデの心に残っている」
ニノの愛称で知られるフアン・フランシスコ・マルティネス・モデストは、レアル・マドリーのカンテラを経て1998年にエルチェでプロキャリアをスタート。長らくセグンダA(スペイン2部)でのプレーが続いた中、個人としては2006年に移籍したレバンテでプリメーラデビュー。その後、テネリフェを経て2011年から2016年まではオサスナでも活躍。
そして、2016年に復帰したエルチェでは復帰2年目にセグンダB降格を味わうも、主砲として翌年からの2年連続の昇格に貢献。自身久々のプリメーラでの戦いとなった今シーズンは、ラ・リーガ16試合に出場していた。
170cmの小兵も得点感覚に優れたストラーカーは、エルチェではいずれもクラブ歴代最多となる公式戦475試合に出場し135ゴールを挙げていた。
愛するエルチェのプリメーラ昇格、残留を見届けてキャリアに終止符を打つことになったニノは、クラブ公式サイトを通じて自身の決断について以下のように語っている。
「僕の人生の忘れられないステージを終えるときが来た。プロフットボーラーとしてのキャリアを終えることをお知らせする。フットボーラーとして生まれてきたすべてのプレーヤーの郷愁とともにこの競技を離れることになるが、自分の職業を楽しんだことを誇りに思う」
「20年以上前に遡るけど、僕は子供の頃に夢見たことを実現し、想像もしなかった目標を達成できたと感じているんだ。エルチェ史上最多の試合数とゴール数を誇るプレーヤーとなったのは、エルチェのエンブレムに全てを捧げたことの賜物だと思っているよ。僕の決めてきたゴールはエルチェに遺産として残り、ファンが自分の名前を呼ぶその声は僕のフランジヴェルデの心に残っている」
「同時にエルチェ以前に在籍したクラブ・デポルティボ・ベラとレアル マドリー、レバンテ、テネリフェ、オサスナのクラブでお世話になった人たち、フットボールを通して出会ったすべてのプロフェッショナルに感謝しているよ」
ニノの愛称で知られるフアン・フランシスコ・マルティネス・モデストは、レアル・マドリーのカンテラを経て1998年にエルチェでプロキャリアをスタート。長らくセグンダA(スペイン2部)でのプレーが続いた中、個人としては2006年に移籍したレバンテでプリメーラデビュー。その後、テネリフェを経て2011年から2016年まではオサスナでも活躍。
そして、2016年に復帰したエルチェでは復帰2年目にセグンダB降格を味わうも、主砲として翌年からの2年連続の昇格に貢献。自身久々のプリメーラでの戦いとなった今シーズンは、ラ・リーガ16試合に出場していた。
170cmの小兵も得点感覚に優れたストラーカーは、エルチェではいずれもクラブ歴代最多となる公式戦475試合に出場し135ゴールを挙げていた。
ニノの関連記事
エルチェの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
エルチェの人気記事ランキング
1
34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」
元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri2
フリーのポグバ兄がエルチェの入団テストに参加!
セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)のエルチェは7日、元ギニア代表DFフロランタン・ポグバ(28)のトレーニング参加を発表した。 フロランタン・ポグバは、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするフランス代表MFポール・ポグバ(25)の実兄。身長188cmの大型センターバックとして2012年からサンテチェンヌに籍を置いたが、2018年の冬に出場機会を求めトルコのゲンチレルビルリイSKへ移籍。 ゲンチレルビルリイでは、公式戦9試合に出場にとどまると昨シーズン限りで退団しフリーとなっていた。 2019.01.08 01:31 Tue3
ラ・リーガ19位低迷のエルチェ、アルミロン監督が辞任…
エルチェは12日、アルゼンチン人指揮官のホルヘ・アルミロン監督(49)の辞任を発表した。 アルミロン監督は昨夏、昨シーズンのセグンダ・ディビジョン(スペイン2部)で昇格プレーオフを制してプリメーラ昇格を果たしたエルチェの新指揮官に就任。 ここまでラ・リーガ21試合を指揮してきたが、チームは3勝9敗9分けの暫定19位に低迷。そして、同監督は12日に行われたセルタ戦の1-3の敗戦後に辞任を表明した。 なお、現時点で後任は決まっていない。 これまでベラクルスやティフアナ、ゴドイ・クルスなどメキシコリーグの指揮官を歴任してきたホルヘ・アルミロン監督は、2014年から2015年までは母国の名門インデペンディエンテ、2016年からはラヌースを指揮。そのラヌースではアルゼンチンリーグ制覇を成し遂げると、コパ・リベルタドーレスでも決勝戦でグレミオに敗れたものの、チームを準優勝に導いていた。 その後、コロンビアの名門アトレティコ・ナシオナルやサン・ロレンソで指揮官を務めると、2019年7月にサウジアラビアのアル・シャバブの監督に就任したが、成績不振からわずか11試合で解任されていた。 2021.02.14 08:30 Sun4
いまだ勝利なしで最下位のエルチェがロドリゲス監督を解任… 就任から1年経たず
エルチェは4日、フランシスコ・ロドリゲス監督(44)の解任を発表した。後任については現時点で発表されていない。 スペイン人のロドリゲス氏は31歳で現役引退後、アルメリアの下部組織から指導者キャリアをスタート。これまでコルドバやウエスカ、ジローナなどを率いた経験を持ち、2021年11月にエルチェの指揮官に就任した。 その昨季は途中就任からラ・リーガ13位の成績を収め、残留に導いたものの、今季は7試合を消化して未勝利で最下位。ここまでわずか3ゴールと深刻な得点力不足にも悩んでおり、首脳陣らが決断を下した格好だ。 2022.10.04 16:42 Tue5