遠藤航の同僚FW、偽名だったことが判明…元代理人の策略で年齢も1つ“さば読み”
2021.06.08 19:05 Tue
日本代表MF遠藤航のシュツットガルトの同僚であるDRコンゴ代表FWサイラス・ワマンギトゥカ(22)だが、本名が違うことが発覚した。クラブが発表した。
そのワマンギトゥカだが、元代理人の策略により、実は本名を偽っていたことをクラブに報告。クラブはこの問題に取り組み、ワマンギトゥカの母国であるコンゴ民主共和国から正式に書類を受け取ったとことを発表した。
なお、ワマンギトゥカの本名は「Silas Katompa Mvumpa(サイラス・カトンパ・ムヴァンパ)」とのことだ。さらに、年齢も1歳さば読んでいたとのことだ。
事の経緯については、ムヴァンパは2017年にアンデルレヒトのトライアルトレーニングセッションに招待。その際、2017年8月15日から11月14日まで有効なベルギーのビザを、カトンパ・ムヴァンパで取得したとのことだ。
さらに、この件をダシにエージェントは脅迫。自身の下で住まわせ、給料を支払わずに一部を渡していたとのこと。また、「公にしたら2度とサッカーができなくなる」と脅していたようだ。
シュツットガルトでプレーを始めた際、フランスの報道でプロフィールに疑念が持たれ、ドイツメディアもこれを調査。しかし、その当時はエージェントがいたために書類が騙されていたという。
シュツットガルトは、この件についてはドイツ当局に開示するとのこと。また、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)とドイツサッカー連盟(DFB)にも連絡を取っており、正式な形で選手登録を行うとしている。また、正式な名前でのプレー許可証を発行してもらうために動いているとのことだ。
ムヴァンパは今回の件についてコメント。これからは安心して生活できるとし、ピッチでの活躍を誓った。
「僕はこの数年間、常に恐怖を感じながら生活してきたし、コンゴにいる家族のことをとても心配していた。自分の過去の話を明かすことは、難しいステップだった。それができたのは、新たなカウンセラーのサポートがあったからだ。もう恐れる必要はないし、一緒にいれば全てを持ち寄れるということを実感した」
「もし、シュツットガルトやチームが僕にとっての第二の故郷であり、安心できる場所でなければ、このようなステップを踏む勇気は起こらなかっただろう。今日はとてもホッとしている」
「そして同じような経験をしたエージェントを持つ他の選手の励みになればと思う」
「この間、シュツットガルトが信頼し、支えてくれたことに深く感謝する。彼らやファンのみんなのために、ピッチ上で恩返しができればと思う」
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ワマンギトゥカは、2019年8月にパリFCからシュツットガルトへと加入。今シーズンはブンデスリーガで24試合に出場し11ゴール5アシストを記録。チームの攻撃を牽引していた。なお、ワマンギトゥカの本名は「Silas Katompa Mvumpa(サイラス・カトンパ・ムヴァンパ)」とのことだ。さらに、年齢も1歳さば読んでいたとのことだ。
事の経緯については、ムヴァンパは2017年にアンデルレヒトのトライアルトレーニングセッションに招待。その際、2017年8月15日から11月14日まで有効なベルギーのビザを、カトンパ・ムヴァンパで取得したとのことだ。
アンデルレヒトは、ビザの期限が切れる前に獲得を考え、契約締結に向けて今後に戻って新たなビザを取るように依頼したとのこと。その際に、エージェントが手を回し、「サイラス・ワマンギトゥカ」という父の名前で書類を作り、さらに生年月日を1年遅らせ、1999年10月6日に変更していたようだ。
さらに、この件をダシにエージェントは脅迫。自身の下で住まわせ、給料を支払わずに一部を渡していたとのこと。また、「公にしたら2度とサッカーができなくなる」と脅していたようだ。
シュツットガルトでプレーを始めた際、フランスの報道でプロフィールに疑念が持たれ、ドイツメディアもこれを調査。しかし、その当時はエージェントがいたために書類が騙されていたという。
シュツットガルトは、この件についてはドイツ当局に開示するとのこと。また、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)とドイツサッカー連盟(DFB)にも連絡を取っており、正式な形で選手登録を行うとしている。また、正式な名前でのプレー許可証を発行してもらうために動いているとのことだ。
ムヴァンパは今回の件についてコメント。これからは安心して生活できるとし、ピッチでの活躍を誓った。
「僕はこの数年間、常に恐怖を感じながら生活してきたし、コンゴにいる家族のことをとても心配していた。自分の過去の話を明かすことは、難しいステップだった。それができたのは、新たなカウンセラーのサポートがあったからだ。もう恐れる必要はないし、一緒にいれば全てを持ち寄れるということを実感した」
「もし、シュツットガルトやチームが僕にとっての第二の故郷であり、安心できる場所でなければ、このようなステップを踏む勇気は起こらなかっただろう。今日はとてもホッとしている」
「そして同じような経験をしたエージェントを持つ他の選手の励みになればと思う」
「この間、シュツットガルトが信頼し、支えてくれたことに深く感謝する。彼らやファンのみんなのために、ピッチ上で恩返しができればと思う」
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