残留かけた大一番に望むトリノ、指揮官は「自分自身を示す必要がある」と意気込み

2021.05.18 13:36 Tue
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トリノダビデ・ニコラ監督が、残留をかけた大一番に向けて意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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現在リーグ17位のトリノは、18日に行われるセリエA第25節延期分でラツィオと対戦。既に残り1試合となっている18位ベネヴェントとの勝ち点差は「3」であり、この試合で引き分け以上の結果を残せば残留が決定する。一方で、ラツィオ戦を落とした場合は最終節でベネヴェントとの直接対決が組まれており、前回の対戦では2-2だったことから、直接対決に敗れると降格が決定する状況だ。
トリノは第36節ミラン戦で7失点、前節スペツィア戦で4失点を喫しての連敗中であり、上位のラツィオを相手に厳しい戦いが予想されている。しかし、試合前の会見に出席したニコラ監督は、対戦相手に関係なくすべては自分たち次第であると強調した。

「私はラツィオを見るのではなく、我々の持つ強みについて重視している。彼らはクオリティの高いチームだが、我々は自分自身を示す必要があるんだ」
「直近2試合では、我々の持つエネルギーを適切に管理できていなかったと思う。我々はすべてを望んでおり、それは今も変わらないが燃え尽きることまでは望んでいない」

「我々は勝ち点を稼ぎたいと考えており、ベネヴェントが前節引き分けたからといってやることは何も変わらない。他のチームの結果を気にしてはいないんだ。我々にとって最も重要なのは、次の試合だからね」

また、ニコラ監督はここ13試合でわずか2得点のFWアンドレア・ベロッティに言及。ラツィオ戦でイエローカードを貰うと累積により最終節は出場停止になる状況でもあるが、ニコラ監督は心配していないと語った。

「彼は経験豊富な選手であり、自分をコントロールする方法を知っている。私は最高のスターティングメンバーを選ぶつもりであり、最も重要なのは競争力あるチームを作ることなんだ。我々には、セリエAで生き残る資格があると思う」

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