サウサンプトン、左サイドの絶対的な主力バートランドが今季限りで退団…
2021.05.13 00:12 Thu
サウサンプトンは12日、元イングランド代表DFライアン・バートランド(31)の今シーズン限りでの退団を発表した。
チェルシーのアカデミー出身で同クラブでプロキャリアをスタートしたバートランドは、2014年夏にセインツに1年間のレンタル移籍で加入。その後、2015年2月に完全移籍に切り替わると、在籍7シーズンで公式戦240試合に出場し8ゴール20アシストを記録するなど、サイドバックを主戦場に左サイドのスペシャリストとして絶対的な主力に君臨してきた。
今シーズンもプレミアリーグ29試合に出場するなど、チームを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督からの信頼は厚いが、今シーズン限りで終了する契約を更新することなく、今夏のタイミングでクラブを去ることになった。
なお、イギリス『フットボール・ロンドン』など複数メディアが伝えるところによれば、バートランドの新天地に関しては昨シーズンにポルトガル代表DFセドリック・ソアレス(29)をセインツから獲得したアーセナルが有力な候補に挙がっている。
アーセナルは以前からスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(23)のバックアップを探していた。
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今シーズンもプレミアリーグ29試合に出場するなど、チームを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督からの信頼は厚いが、今シーズン限りで終了する契約を更新することなく、今夏のタイミングでクラブを去ることになった。
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