1年で降格のフルアム、パーカー監督が嘆く「クオリティが足りていなかった」

2021.05.11 10:15 Tue
Getty Images
1年でのプレミアリーグからの降格が決定したフルアムスコット・パーカー監督が、試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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フルアムは10日、プレミアリーグ第35節でバーンリーと対戦した。降格圏のフルアムは、勝ち点差「9」で1つ上の順位にいるバーンリーをホームに迎えた。ここで勝利すれば勝ち点差は「6」に。残り3試合での逆転残留にわずかな望みをかけたいフルアムだったが、35分にカウンターから先制点を許すと、44分にも自陣でボールを奪われると失点。そのまま0-2で敗れ、1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定してしまった。
試合後、大事な一戦で敗れ、降格が決まったパーカー監督は「私は傷付き、失望している。選手たちもそうだろう」とコメント。降格を残念がると共に、残留に向けて全力を尽くしたと語る一方で、この先どうすべきかを話し合う必要があると語った。

「誰もが可能な限り全てを試みた。クラブの誰もが、今年このリーグに残るために全力を尽くした」
「重要なのことは、我々が何をする必要があるかについて、これから正直に話し合わなければいけないということだ。共にそれを行い、立ち直ろうとしている」

「今年は失望の連続だった。手を挙げ、テーブルを囲み、クラブとしてどこに向かって行きたいのか。何をすべきかを理解する必要がある」

また、この試合でもシーズンを通して露呈した勝ち切れない内容を繰り返してしまったフルアム。選手たちの努力を認めながらも、ゴール前でのクオリティ不足を指摘した。

「おそらく、今夜の試合の公正な評価だと思う。我々のことを見たことがない人は、この試合が我々の1年を表していると思うだろう」

「今夜も同じ感じはした。自分たちが2つの悪い形でゴールを与え、最後の瞬間まで良いプレーをしたにも関わらず、ゴールを決めるためのほんの少しのクオリティが欠けていた」

「選手たちが今年与えてくれたものに心から敬意を払う。日々の努力、改善したい、良くしたいと思っているが、事実は我々が降格したということだ。クオリティが足りていなかった。だから、降格してしまったと思う」

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