チェルシーで輝くジョルジーニョの母国復帰は近い?代理人が明かす「イタリアに戻りたがっている」

2021.05.07 16:44 Fri
Getty Images
チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョの代理人を務めるジョアン・サントス氏が、イタリア『Radio Kiss Kiss』に出演し、同選手がイタリア復帰を望んでいることを明かした。
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2018年夏にナポリからチェルシーに加入したジョルジーニョ。当初はナポリで師弟関係にマウリツィオ・サッリ監督に誘われて渡英した格好だったが、その恩師がチェルシーを離れた後も中心選手として活躍している。3シーズン目の今季もシーズン途中に指揮官が変わった中で、ここまで公式戦37試合に出場。特にトーマス・トゥヘル監督の現体制となってからは存在感が増しており、9シーズンぶりにチャンピオンズリーグ決勝に進出したチームの原動力として、多大な貢献を見せている。
しかしながら、以前から言われ続けている母国復帰の願望は失われていない模様。ジョアン・サントス氏が改めてジョルジーニョの胸中を明かしている。

「彼はチェルシーで上手くやっており、今はチャンピオンズリーグ優勝のことしか考えていない。しかしここ2年間、ずっとイタリアへ戻りたいと考えてきた。過去に話を持ち掛けられたこともあった。それ以上のことは何もないがね」
それでも同氏は、イタリア代表MFがチェルシーで満足していることを強調。見事な活躍をしていると、代理人目線で喜びを語った。

「ジョルジはチャンピオンズリーグ決勝進出をとても喜んでいるよ。彼はこの名誉あるマイルストーンにふさわしい、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。自分のクオリティを証明したのだ」

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プレミア審判が過去最多イエローで誹謗中傷被害 週末の試合で主審から外れる

先週末のプレミアリーグで悪く目立った審判が週末の試合で主審の任務から外れた。 プレミアリーグでは主審として名の知れ渡るアンソニー・テイラー氏。国際大会にも派遣される主審だが、15日に行われた第4節のボーンマスvsチェルシーで14枚のイエローカードを出し、プレミアリーグの1試合における史上最多を記録した。 両指揮官の分も合わせると16枚ものイエローカードが乱れ飛び、イギリス『BBC』が報じたところによると、後のSNS上で誹謗中傷の的に。プレミアリーグは調査を始めるとともに、週末の試合で主審としての任から外す措置を講じたという。 ただ、完全に審判の任務から外れるわけではなく、サウサンプトンvsイプスウィッチ・タウン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsノッティンガム・フォレストの2試合でそれぞれ第4審を務めることになるそうだ。 イギリス『デイリー・メール』によれば、誹謗中傷のなかには「彼は殺されるべきだ。冗談じゃない」のほか、「アンソニー・テイラー、お前の家族を見つけてやる」「自宅にて死体で発見される」などの脅迫じみた内容もある模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ボーンマスvsチェルシーでイエローカードが乱れ飛ぶ…その数はなんと過去最多の14枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.18 13:57 Wed

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