残留争い中に7連敗も続投のブレーメン監督、カップ戦準決勝に向け「選手は自分たちのためにプレーすべき」

2021.04.30 21:15 Fri
Getty Images
ブレーメンフロリアン・コーフェルト監督が、30日にホームで行われるDFBポカール準決勝のRBライプツィヒ戦に向けた前日会見に出席した。ドイツ『キッカー』が伝えている。

ブンデスリーガでは残留争い真っ只中のブレーメン。対するライプツィヒは現在2位と、両者がリーグ戦で置かれている状況は真逆と言って良い。

さらに、ブレーメンは現在リーグ戦で7連敗中。残留を決められないこの状況に、コーフェルト監督の進退問題が騒がれたが、クラブとの話し合いの結果、27日に続投が決定していた。
試合に向けた会見では試合やケガ人についての質問よりも、コーフェルト監督の進退についてのものが多く、「お元気ですか?」という言葉に対して「これまでのところ大丈夫」と穏やかにに答えた後、表情をあらため激動の日々について語った。

「我々全員にとって、激動の日々の後にそのことを隠すのはナンセンスだ。私も少しだけね」
結果が出ていない中でクラブと去就について話し、続投が決定したコーフェルト監督。そのため、ライプツィヒ戦の結果による進退問題については永久に損なわれることはないと述べ、「今後2、3週間で何が起こっても」とシーズン終了までは続投することになると口にした。

そのコーフェルト監督だが、もちろんチームの1部残留が目標に。「最も重要なことは、ヴェルダー(・ブレーメン)がリーグに留まること」と改めて強調した。

またチームからの信頼も感じているとし「チームが監督を疑っていたり、私について来ないという兆候は感じられない。それが私にとって最も重要な感覚であり、反応が可能になる」とコメント。また、プレーする選手たちに対しても「私がその後もチームの指揮を執り続けられるかどうかに関わらず、金曜日の試合にプレッシャーを感じる必要は誰にもない。忠誠心や信頼のために誰かが私に証明する必要はない。選手は自分たちのために、決勝のためにプレーすべきだ」と語り、自分の去就に関係なく、結果を残すためにプレーしてもらいたいと語った。

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