スーパーリーグ構想に反対するアタランタMF「フットボールにとって大きな惨事」

2021.04.20 16:36 Tue
Getty Images
アタランタのドイツ代表MFロビン・ゴセンズが、ヨーロッパ・スーパーリーグに参加を表明したクラブを批判した。ドイツ『キッカー』が伝えている。

18日、ユベントス、インテル、ミランの3クラブを含む12クラブが、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想を発表。後日新たに加わる予定の3クラブを合わせた15クラブが中心となり、ビッグクラブのみが集まる新たなリーグ設立に向け、動き出す計画が始動した。

これに対して、ヨーロッパ・スーパーリーグに参加しないクラブや、各リーグは猛反発。パリ・サンジェルマン(PSG)のMFアンデル・エレーラやゼニトのDFデヤン・ロブレンや選手たちも、自身のSNSを使用してヨーロッパ・スーパーリーグを批判している。
『kicker meets DAZN』に出演したゴセンズも同様に批判を行っており、フットボール界にとって大きな災いになると語った。

「スーパーリーグはフットボールにとって大きな惨事だ。今、それが現実となってしまったことにショックを受けている。アンダードッグでも勝つことができるという事実が、常にフットボールの基本だったのにね」
「もし、アーセナルやトッテナムが何の結果も残せていないのに、永遠にグループ予選を通過するようなリーグが出現したら、フットボールはその基盤を失ってしまう。今は誰もがフットボールは永遠に変化していき、二度と同じものにはならなくなることを認識する必要がある」

「(新型コロナウイルスによって)世界中で人が死んでおり、誰も彼もお金がない時だ。そのなかで、12のクラブが自分たちのリーグを立ち上げ、1億ユーロや1億5000万ユーロを自分たちのケツに突っ込もうとしている」

「倫理観を疑わざるを得ないね。悲しいことに、すべては金、金、金だ。フットボール界にとってダメージがあまりにも大きく、多くのファンが反対してくれることを期待している。もし抗議活動があるようなら、僕も参加したい」

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