ELベスト4進出に貢献のジェコ、主将降板については「腕章ではなくチームのためプレーしている」
2021.04.16 12:28 Fri
ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがヨーロッパリーグ(EL)の勝利を喜びつつ、キャプテン剥奪となった現状にも触れた。イタリア『スカイ』が伝えている。
ジェコは15日に行われたEL準々決勝2ndレグのアヤックス戦に先発出場。試合はボールを握られる苦しい展開となったものの、後半にジェコが冷静なシュートを決めて追いつき、1-1のドローに持ち込んだ。
チームのベスト4進出に多大な貢献を果たしたジェコは試合後、準決勝進出に向けた意気込みとともに、パウロ・フォンセカ監督との対立で一時的にチームから外され、復帰後にキャプテンマークを剥奪された件についても触れている。
「最終的に僕らは成功を収めた。それが最も重要なことだと思うよ。準決勝に進出して、マンチェスター・ユナイテッドと対戦できる。ブラガ、シャフタール、アヤックスといった強豪チームと戦ってきたこの道のりは決して簡単ではなかった」
「こうした強豪チームを打ち倒してきたが、今度はまた別のチームが待ち構えている。それでも、僕らはローマだ。ここまで来たのだから、すべてを出し切って決勝戦に臨みたい」
「もし僕が弱かったら、ここまで来られなかっただろう。このメンタルがいつも僕を支えてくれる。僕は決して後戻りはしないよ。最も重要なことはローマだ。腕章でも、エディン・ジェコでも、他の誰でもなくね」
「今、将来を考えるのは難しい。ELの準決勝があり、リーグ戦もあと8試合ある。現在のことに集中して、将来はそれから考えたい。僕はローマで6年目を迎える。浮き沈みが激しく、個人的にも今シーズンはベストではなかった」
「僕は過去を振り返るのが好きではなく、起こったことは起こったこととして、前を向いている。僕らはELの準決勝に進出しており、多くの人はこれを予想していなかっただろう。毎週、オールド・トラフォードでプレーできないわけではないのだから、楽しみたいね」
ジェコは15日に行われたEL準々決勝2ndレグのアヤックス戦に先発出場。試合はボールを握られる苦しい展開となったものの、後半にジェコが冷静なシュートを決めて追いつき、1-1のドローに持ち込んだ。
チームのベスト4進出に多大な貢献を果たしたジェコは試合後、準決勝進出に向けた意気込みとともに、パウロ・フォンセカ監督との対立で一時的にチームから外され、復帰後にキャプテンマークを剥奪された件についても触れている。
「こうした強豪チームを打ち倒してきたが、今度はまた別のチームが待ち構えている。それでも、僕らはローマだ。ここまで来たのだから、すべてを出し切って決勝戦に臨みたい」
「僕にとってキャプテンマークは名誉だったが、僕は腕章ではなくチームのためにプレーしている。ローマの選手としてピッチに立ったら、これまでもこれからも常に全力を尽くすよ。受け入れがたいこともあったが、精神はいつも強くあった」
「もし僕が弱かったら、ここまで来られなかっただろう。このメンタルがいつも僕を支えてくれる。僕は決して後戻りはしないよ。最も重要なことはローマだ。腕章でも、エディン・ジェコでも、他の誰でもなくね」
「今、将来を考えるのは難しい。ELの準決勝があり、リーグ戦もあと8試合ある。現在のことに集中して、将来はそれから考えたい。僕はローマで6年目を迎える。浮き沈みが激しく、個人的にも今シーズンはベストではなかった」
「僕は過去を振り返るのが好きではなく、起こったことは起こったこととして、前を向いている。僕らはELの準決勝に進出しており、多くの人はこれを予想していなかっただろう。毎週、オールド・トラフォードでプレーできないわけではないのだから、楽しみたいね」
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