圧倒的な強さを見せたオリンピアコスがリーグ連覇達成!《ギリシャ・スーパーリーグ》

2021.04.13 11:20 Tue
Getty Images
ギリシャ・スーパーリーグのプレーオフ第3節、オリンピアコスvsパナシナイコスが行われ、オリンピアコスがリーグ優勝を達成した。今シーズンのギリシャ・スーパーリーグ1で圧倒的な強さを見せ、ここまで23勝4分け1敗の勝ち点73で首位に立っていたオリンピアコス。対するパナシナイコスは14勝7分け7敗の勝ち点49で4位につけていた。

試合は31分にFWフェデリコ・マケダのPKでパナシナイコスが先制。しかし、前半アディショナルタイムにFWコカのゴールでオリンピアコスが追いつくと、72分にもコカがゴール。後半アディショナルタイムにはFWブルマがダメ押しゴールを決めて3-1でオリンピアコスが勝利した。
先制をされながらも、試合の主導権を握り続け、逆転勝利を果たしたオリンピアコスは2019-20シーズンに続いて連覇を達成。46回目のリーグ優勝を成し遂げた。

優勝を受けペドロ・マルティンス監督は「今年は、我々の仲間を失った。彼らなしでは、同じシーズンではなかった」とサポーターがスタジアムに居ないシーズンを語り、「彼らは我々にとってとても大切な存在であり、とても寂しかった」と、サポーターの後押しを受けられなかったシーズンを振り返った。
また、「オリンピアコスの全ての人へ。我々は皆、1つのファミリーとして結ばれている。もちろん会長も。とても良いシーズンだったので、とても感動している」とコメント。ファン・サポーターを含めたクラブが1つになって達成できた優勝だと語った。

オリンピアコス 3-1 パナシナイコス

31分 0-1:フェデリコ・マケダ(パナシナイコス)
45分+3 1-1:コカ(オリンピアコス)
72分 2-1:コカ(オリンピアコス)
90分+7 3-1:ブルマ(オリンピアコス)

1 2

フェデリコ・マケダの関連記事

ギリシャ・スーパーリーグのアステラス・トリポリスFCは9月30日、イタリア人FWフェデリコ・マケダ(33)の加入を発表した。 かつてマンチェスター・ユナイテッドで華々しいデビューを遂げ、その名を轟かせたマケダ。デビュー当時17歳と伸び代たっぷりの有望株だったが、レンタル移籍を繰り返しても芽が出ず、2014年夏のカ 2024.10.02 14:20 Wed
イタリア人FWフェデリコ・マケダ(30)が、トルコのアンカラギュジュへ移籍した。契約は2年間となる。 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で知られるマケダ。ただ、同クラブのトップチーム定着は叶わず、サンプドリアやQPR、シュツットガルトなどへのレンタルを繰り返した。 一時、半年ほど無所属の状態があった 2022.07.13 15:15 Wed
瞬間的にスターダムにのし上がったものの、その後の選択を誤り、伸び悩んだ結果、期待に応えられなくなった選手は数多くいる。 若くしてその才能に注目されるも、若さ故に道を誤り、才能を発揮できずにキャリアを台無しにする選手は多いなか、また1人が過去を悔やむ発言をした。 その選手はイタリア人FWフェデリコ・マケダ。現 2021.04.06 22:00 Tue
▽パナシナイコスは3日、無所属のイタリア人FWフェデリコ・マケダ(27)を獲得したことを発表した。契約期間は2021年6月30日までの3年間となっている。 ▽17歳当時、ユナイテッドでのデビュー戦で2ゴールを挙げる鮮烈デビューを飾ったマケダだったが、その後は結果を残せずサンプドリアやQPR、シュツットガルトなどの 2018.09.04 05:27 Tue

オリンピアコスの関連記事

元フランス代表MFレミ・カベラ(35)が今シーズン限りでのリール退団を発表した。 リールの背番号10は自身のインスタグラムを通じて「この3年間の素晴らしい時間と、みんなからもらったたくさんの愛に、どう感謝したらいいのかわからない! ただ、精一杯クラブのために尽くしたつもりだ…。胸が締め付けられる思いで、深い悲しみ 2025.05.07 16:00 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)も準々決勝の戦いがスタート。ベスト4入りを目指した8チームが対戦する。 8日に行われた2試合では、アーセナルがレアル・マドリーに3-0で、インテルがバイエルンに1-2で勝利を収めている中、アーセナルの勝利により、プレミアリーグは今シーズンの5位までが来シーズンのCL権を得られることにな 2025.04.09 17:45 Wed
オリンピアコスは9日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督(63)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 これまでエイバルやアスレティック・ビルバオ、レアル・バジャドリー、オサスナ、レバンテ、アラベス、セビージャで指揮を執ってきたメンディリバル監督は、2024年2月に解任されたカルロス・カルヴァリ 2025.03.10 12:30 Mon
21日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)2024-25のラウンド16組み合わせ抽選会が実施された。 今シーズンから新フォーマットとなったELは、各チームが8試合を異なるチームと戦う1つのリーグ方式に。上位8チームがラウンド16にストレートインとなり、9位から24位の16チームがプレーオフでラウンド16を目指した。 2025.02.21 21:25 Fri
レアル・マドリーで長らく活躍した元ブラジル代表DFマルセロ(36)が現役引退を発表した。 フルミネンセでキャリアをスタートしたマルセロは、2007年1月にマドリーへと完全移籍。攻撃的な左サイドバックとしてマドリーの左サイドを支え、2022年9月にオリンピアコスに移籍するまでプレーした。 マドリーでは通算54 2025.02.06 23:40 Thu

記事をさがす

オリンピアコスの人気記事ランキング

1

オリンピアコス、昨季ECL制覇に導いたメンディリバル監督と2026年まで契約延長!

オリンピアコスは9日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督(63)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 これまでエイバルやアスレティック・ビルバオ、レアル・バジャドリー、オサスナ、レバンテ、アラベス、セビージャで指揮を執ってきたメンディリバル監督は、2024年2月に解任されたカルロス・カルヴァリャル前監督(58)の後任として、オリンピアコス指揮官に就任。 オリンピアコスでは、これまで公式戦63試合を指揮し41勝14分け8敗の戦績を残しており、昨季はクラブ史上初となるヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇を成し遂げた。 なお、今季はここまでギリシャ・スーパーリーグで18勝6分け2敗で首位を快走。2大会ぶりの出場となったヨーロッパリーグ(EL)でもリーグフェーズを7位で通過しラウンド16に進出していた。 オリンピアコスは、クラブの公式Xで契約書にサインする場面の写真と動画を添えて「ホセ・ルイス・メンディリバルがオリンピアコスとの契約を更新した!さらなる成功に向けて一緒に頑張りましょう!」との声明を投稿している。 2025.03.10 12:30 Mon
2

偉業達成のメンディリバル監督とバルベルデ監督が熱い抱擁…現役時代の元同僚は今季共にトロフィー獲得

2シーズン連続のUEFAコンペティション制覇を成し遂げたオリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、思わぬ訪問者と喜びを分かち合った。 オリンピアコスは、29日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でフィオレンティーナと対戦し、1-0の勝利で大会初優勝を飾った。 昨シーズンのセビージャでヨーロッパリーグ(EL)を制覇した中、今回もシーズン途中就任ながら2年連続UEFAコンペティション制覇という偉業を成し遂げたメンディリバル監督。 試合終了直後にはチームスタッフや選手たちと喜びを分かち合ったが、その後に思わぬ訪問者から祝福を受けることになった。 テクニカルエリア付近にいたメンディリバル監督に駆け寄ったのは、同じバスクで育った同胞指揮官であり、オリンピアコスで過去に3度のリーグ制覇に導いた経験のあるエルネスト・バルベルデ監督だった。 スペイン『レレボ』によると、現役時代の1985年から1986年にかけてセスタオで共にプレーした経験もある60歳の名指揮官2人は、非常に興奮した様子で抱き合って優勝の喜びを分かち合った。 また、ピッチサイドにいるバルベルデ監督の存在に気が付いたオリンピアコスサポーターからは、元指揮官に対してチャントが送られて同監督も感激の様子を見せた。 ちなみに、バルベルデ監督は、今シーズンのアスレティック・ビルバオでコパ・デル・レイ優勝を成し遂げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】60歳過ぎの元同僚が喜び分かち合う</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> La sorpresa de Valverde a Mendilibar.<br><br>El técnico del Athletic ha querido apoyar al entrenador español en la final de la Conference League.<br><br> Ha sido totalmente de improvisto, la cara de ‘Mendi’ lo dice todo.<br><br> <a href="https://twitter.com/marqoss?ref_src=twsrc%5Etfw">@marqoss</a> <a href="https://t.co/ZY6sSaLGSY">pic.twitter.com/ZY6sSaLGSY</a></p>&mdash; Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1795893693863358517?ref_src=twsrc%5Etfw">May 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.05.30 22:04 Thu
3

“鬼才”ビエルサの右腕として活躍したコルベラン氏がオリンピアコスの監督に就任

ギリシャのオリンピアコスは2日、スペイン人指揮官のカルロス・コルベラン氏(39)が新監督に就任することを発表した。 コルベラン氏は、ビジャレアルのCチーム、Bチーム、ファーストチームでアシスタントコーチを歴任。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下でも1試合務めた。 その後、アル・イテハド、アル・ナスルなど中東をはじめ様々な国で指導を続けると、キプロスのエルミス・アラディプで初めて監督に就任する。 コルベラン氏が最も長く働いたのは“鬼才”と言われたマルセロ・ビエルサ監督の下。2018年6月から2020年6月までの2シーズンにわたりリーズ・ユナイテッドでアシスタントコーチを務めると、昨シーズンまでの2シーズンはハダースフィールドで監督を務めていた。 ハダースフィールドでは102試合を指揮し39勝27分け36敗の成績。あと一歩でプレミアリーグ昇格を逃していた。 2022.08.02 20:27 Tue
4

メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri
5

ギリシャ最大のダービーで暴動…催涙ガスで鎮圧、試合は中止

パナシナイコスとオリンピアコスによる“ギリシャ・ダービー”で、大規模な暴動が起こっていたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 17日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第25節のパナシナイコスvsオリンピアコス。この顔合わせは、ギリシャにおけるナショナルダービーと捉えられており、世界でも有数の白熱したライバル関係にある両クラブの直接対決だ。 最初に問題が起こったのはキックオフから4分後、パナシナイコスのサポーターがオリンピアコスのベンチメンバーを襲撃した。その後、8分間の中断を経て試合が再開されると、53分にオリンピアコスが先制点を記録。しかし、70分には再びサポーターがピッチになだれ込み、警察隊が催涙ガスで鎮圧を図る事態に。その催涙ガスの影響が選手にも及んだため、マルコ・フリッツ主審は試合の中止にした。 なお、この試合は1-0でオリンピアコスの勝利扱いに。パナシナイコスには、ポイントの剥奪と罰金処分が見込まれている。 試合後、パナシナイコスは「あらゆる暴力行為を明確に非難する」と怒りを露わにし、「2万5000人のファンのうちの少数派」がフットボールへのリスペクトを欠いたと主張。また、オリンピアコスMFフォルトゥニスもパナシナイコスの選手たちがファンを落ち着かせようと試みていたと証言し、ライバルとの真剣勝負に水を差されたことへの不服を訴えている。 2019.03.19 18:00 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly