土壇場決勝ゴールのフォーデン「安心した」、2ndレグにも意気込み「面白い試合になる」
2021.04.07 13:10 Wed
マンチェスター・シティのイングランド代表DFフィル・フォーデンが、ドルトムント戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。シティは6日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでホームにドルトムントを迎えた。
前半にケビン・デ・ブライネのゴールで先制をするも、試合終盤にマルコ・ロイスにゴールを許し、1-1となる。
このまま引き分けで終わるかと思われたが、90分にフォーデンが魅せる。デ・ブライネがフィードを送ると、ボック内左でイルカイ・ギュンドアンが受けると、落としたボールをフォーデンがシュート。これが決まり、シティが勝ち越しに成功し、2-1で勝利を収めた。
試合後、フォーデンは先制ゴールを記録し、決勝ゴールの起点となったデ・ブライネについて「僕たちは彼がどれほど特別かを知っている。彼は常に適したタイミングで適したパスをくれる」と試合を通してチャンスメイクをしてくれたと語った。
「僕たちは常に自信を持って、90分間集中するように努めている。彼らは素晴らしいチームだったし、ボールを保持する時間帯もある」
「本当に2ndレグは面白い試合になると思うけど、90分間集中しなければならない」
「僕たちはチームとして見事にやっていると思う。全てを懸けて戦っているし、最後まで戦っていきたいと思う」
前半にケビン・デ・ブライネのゴールで先制をするも、試合終盤にマルコ・ロイスにゴールを許し、1-1となる。
試合後、フォーデンは先制ゴールを記録し、決勝ゴールの起点となったデ・ブライネについて「僕たちは彼がどれほど特別かを知っている。彼は常に適したタイミングで適したパスをくれる」と試合を通してチャンスメイクをしてくれたと語った。
また、自身のゴールについては「その前にも、僕たちが起き上がるチャンスがたくさんあったので安心した。結果として、僕はチームにとって重要なタイミングでゴールを決められて嬉しい」とコメント。ドルトムント相手の2ndレグも集中して戦わないといけないと語った。
「僕たちは常に自信を持って、90分間集中するように努めている。彼らは素晴らしいチームだったし、ボールを保持する時間帯もある」
「本当に2ndレグは面白い試合になると思うけど、90分間集中しなければならない」
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