ドイツ撃破の北マケドニア代表パンデフが喜び「フットボールでは奇跡が起こる」

2021.04.02 16:43 Fri
Getty Images
ジェノアに所属する北マケドニア代表FWゴラン・パンデフがドイツ代表相手のセットアップを喜んだ。

パンデフは3月31日に行われたカタール・ワールドカップ欧州予選グループJ第3節のドイツ代表戦に先発。前半アディショナルタイムには、強豪ドイツから先制点を奪う活躍を見せた。

チームは後半に入り、相手MFイルカイ・ギュンドアンに同点弾を決められるも、85分にはMFエリフ・エルマスが勝ち越しゴール。試合はそのまま終了し、北マケドニアが2-1で大金星を手にした。
先制点を決め、この試合の勝利に大きく貢献したパンデフは1日、自身のインスタグラム(goranpandev19)に集合写真とともに「フットボールの世界では時々、奇跡が起こるんだ。勇敢な人間は幸せを掴める」と喜びを綴っている。

また、「苦労して、汗をかいて、気持ちを込めて試合に臨んだこのチームは尊敬に値すると思う」ともコメント。歴史的な勝利を挙げた自らとチームメイトを誇った。
現在36歳のパンデフはセリエAを長らく主戦場にする北マケドニアサッカー界のレジェンド。インテル時代の2009-10シーズンにはトレブル(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)に貢献して、セリエA通算465試合98ゴールを記録している。

ゴラン・パンデフの関連記事

インテルのレジェンドたちが集結した。 シモーネ・インザーギ監督のもとで、セリエAの首位を独走しているインテル。コッパ・イタリアこそラウンド16で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメント進出を果たすなど順調なシーズンを送っている。 そのインテルは、7日にレジェンドマッチを開催。主に19 2024.03.08 11:10 Fri
元北マケドニア代表FWゴラン・パンデフ(39)が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで引退する意向を明らかにした。 2002年のインテルでのプロデビューから、ラツィオやナポリで活躍してきたパンデフ。2014年夏からガラタサライでプレーした1年間を除けば、その後もジェノアやパルマなど、キャリアのほ 2022.09.22 13:35 Thu
ジェノアは1月31日、マケドニア代表FWゴラン・パンデフ(38)がセリエBのパルマに完全移籍することを発表した。 2015年夏にジェノアに加入したベテランFWのパンデフはこれまでジェノアで公式戦187試合に出場して32ゴールを記録。今季はセリエAで20試合に出場していたが、ゴールは奪えていなかった。 セリエ 2022.02.01 05:30 Tue
ジェノアの元北マケドニア代表FWゴラン・パンデフ(38)が、来年6月の現役引退を宣言した。 今季開幕前に38歳となり、キャリアとして大晩年を迎えているパンデフ。今夏行われたユーロ2020でもって代表も引退した中、8月にジェノアと2022年6月まで契約を更新した。 ここまでセリエAで11試合に出場している38 2021.11.20 22:00 Sat
ジェノアの元イタリア代表FWマッティア・デストロが驚きのゴールを決めた。 ジェノアは25日、セリエA第6節でエラス・ヴェローナと対戦した。 デストロはこの試合に先発フル出場を果たすが、試合はアウェイのヴェローナが主導権を握る。 開始8分にジョバンニ・シメオネのゴールで先制すると、49分にはアントニン・ 2021.09.26 21:10 Sun

北マケドニアの関連記事

イングランド代表DFハリー・マグワイアが、判定への不満を露わにした。 マグワイアは20日に行われたユーロ2024予選グループC最終節の北マケドニア戦で先発。試合は37分にDFリコ・ルイスと相手選手がボックス内で交錯すると、オンフィールドレビューの結果、ルイスの左手が相手の顔を叩いていると判断されPK の判定に。 2023.11.21 11:25 Tue
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ドローに終わった試合を振り返った。イギリス『BBC』が伝えている。 すでにユーロ2024予選グループCの首位通過を決めているイングランドは、20日に行われた最終節で北マケドニア代表と対戦。前節からメンバーを大きく入れ替えFWハリー・ケインら主力を温存したチームは、前半 2023.11.21 10:45 Tue
イングランド代表は20日、ユーロ2024予選グループC最終節で北マケドニア代表とアウェイで対戦し1-1の引き分けに終わった。 3日前に行われたマルタ代表戦を勝利しグループ首位通過を決めたイングランドは、その試合から先発メンバーを6人変更。すでに代表を離脱しているトリッピアーに加え、ケインやラッシュフォード、ヘンダ 2023.11.21 06:50 Tue
イングランド代表のFWジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)がチームを離脱した。イギリス『BBC』が伝えた。 20日にユーロ2024予選グループC最終節で北マケドニア代表と対戦するイングランド。すでに本大会出場の切符は掴んでおり、最終節はアウェイでの消化試合となる。 そんな中、ニューカッスル・ユナイテッドの 2023.11.20 21:40 Mon
イタリア指揮官が北マケドニア戦を振り返る 「スコアが3-2になった後にとても良い反応」 イタリア代表がユーロ2024本大会行きに望みを繋いだ。 すでに首位イングランド代表が本戦出場を決めるグループCで消化試合が1つ多い2位ウクライナ代表を3ポイント差で追う3位イタリア。16日の第9節で北マケドニア代表をホー 2023.11.18 11:30 Sat

記事をさがす

ゴラン・パンデフの人気記事ランキング

1

「GKはいらない」ミランCBコンビの連続“ゴールライン上クリア”に称賛「集中力がすごい」

ミランのセンターバックコンビが“鉄壁”の守りを見せた。 ミランは18日、セリエA第31節でジェノアとホームで対戦。大エースのFWズラタン・イブラヒモビッチを出場停止で欠いたものの、2-1と1点リードで試合終盤を迎える。 終盤にかけてジェノアに攻め込まれたミランは、GKジャンルイジ・ドンナルンマを中心とした守備でゴールを守るものの、86分には最大のピンチを迎える。ジェノアFWゴラン・パンデフが絶妙なトラップからボックス左に侵入し、ふんわりとしてクロスをゴール前に供給する。 このボールに対応したドンナルンマとDFフィカヨ・トモリが被ってしまい、守護神が転倒した状態で、こぼれたボールを相手DFアンドレア・マジエッロにシュートされる。しかしここはDFシモン・ケアーが右足でブロック。さらにそのこぼれ球を相手MFヴァロン・ベーラミにダイレクトで狙われるも、今度はトモリが左足でブロックし、ギリギリのところでCKに難を逃れた。 同点弾を決めきれなかったジェノアの選手たちは呆然だったが、この大ピンチを『ESPN』が「ケアーとトモリがいるとき、GKはいらない」と題して紹介。各国のファンから「(トモリを)チェルシーに連れ戻したい」「(パオロ・)マルディーニも誇っている」「集中力がすごい」と、センターバック2人を称える声が相次いだ。 寸前のところでピンチを防いだミランはそのまま2-1で勝利。ホームで5試合ぶりの白星を飾り、リーグ2位を死守している。 <span class="paragraph-title">【動画】ミランCBコンビの連続“ゴールライン上クリア”</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Who needs a goalkeeper when you have Kjær &amp; Tomori <a href="https://t.co/FAHtSQIPDe">pic.twitter.com/FAHtSQIPDe</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1383770567749169154?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 19:30 Mon

北マケドニアの人気記事ランキング

1

欧州王者イタリアが2大会連続予選敗退… 後半AT被弾で北マケドニアに金星献上《カタールW杯欧州予選》

イタリア代表は24日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝で北マケドニア代表をホームに迎え、0-1で敗れた。 W杯欧州予選グループCでスイス代表に首位を明け渡して2位となったイタリアは、プレーオフに回る結果に。2大会連続での予選敗退の危機にある欧州王者は、3トップにインモービレ、インシーニェ、ベラルディと並べた。 グループJでドイツ代表に次ぐ2位となった北マケドニアに対し、立ち上がりから押し込んだイタリアは30分に先制のチャンス。しかしGKのミスパスをカットしたベラルディのシュートは威力を欠いてカバーに戻ったGKにセーブされた。 ハーフタイムにかけても敵陣でのプレーを続けたイタリアだったが、39分に大ピンチ。G・マンチーニが自陣でボールを失い、チュルリノフの独走を許しかけるもフロレンツィが何とか戻ってシュートを打たせなかった。 ゴールレスで迎えた後半もイタリアが押し込むと、53分にベラルディがオンターゲットのミドルシュートを記録。1分後にもベラルディがカットインから際どいミドルシュートを浴びせた。 さらに58分、ベラルディがペナルティアーク中央から右足での反転シュートでゴールに迫ると、67分にはCKからバストーニのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKの守備範囲だった。 その後も一方的に押し込んだイタリアだったが、追加タイム2分に大きな落とし穴。ボックス手前右からトライコフスキが右足を振り抜くと、これがゴール左に決まってしまった。 このままタイムアップを迎え、イタリアは準決勝でまさかの敗退。2大会連続でW杯出場を逃す結果となった。 2022.03.25 06:41 Fri
2

「良いドローではない」まさかのポルトガルと同居…イタリア代表指揮官が心境語る

イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの組み合わせにコメントした。イタリアサッカー連盟(FIGC)が伝えた。 欧州予選は11月の戦いをもって全ての日程が終了。W杯出場を決めた国がある一方で、プレーオフで残りの枠を争わなければいけない国も出てきた。 そんな中、26日に抽選が行われ、ユーロ2020を制したイタリア代表と、ユーロ2016を制したポルトガル代表がグループCで同居するという異例の事態となった。 今回プレーオフに進出する12カ国の中でFIFAランキングで上位の2カ国のどちらかしかW杯には出られないという状況に。まさかの抽選結果に、マンチーニ監督がコメント。「避けたかった」と明言した。 「良いドローではない。もう少し、良いものがあったかもしれない」 「我々もポルトガルも、北マケドニアとトルコに勝たなければいけないが、固い試合になり困難はつきものだ」 「我々がポルトガルを避けたかったように、彼らもイタリアを避けたかったはずだ」 「W杯に行けるか? 我々は常に自信を持っており、ポジティブだ。最も重要なことは、全ての選手を使えるようにすることだ」 2021.11.27 09:55 Sat
3

W杯初出場目指す北マケドニア、指揮官が戦力に自信覗かせる「ラインナップに迷いはない」

北マケドニアのブラゴヤ・ミレヴスキ監督がチームのポテンシャルを高く評価した。『UEFA.com』がコメントを伝えている。 カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフで本大会への初出場をかけてイタリア代表との準決勝を戦う北マケドニア。グループJでルーマニア代表を振り切って2位通過を決めた勢いをそのままに、強豪国との大一番に臨む。 しかし、チームの台所事情は良好とは言えず、191㎝の大型FWアディス・ヤホビッチが負傷で代表を辞退し、ナポリに所属するMFエリフ・エルマスが出場停止。起用選手の限られるミレヴスキ監督だが、選手たちのポテンシャルは劣っていないとし、悲願の本大会初出場に向けて意気込みを語った。 「私のチームラインナップに迷いはないし、選手全員が明日の挑戦に備えてくれることを願うばかりだ。彼らはチームがこの場にふさわしいということを証明してくれた。あとは試合を楽しんでもらうだけだ」 「私は目標を立てる時、常に現実的な考え方をする。近い将来、北マケドニアはヨーロッパのトップチームに大きく近づけるだけのクオリティとポテンシャルがあることはわかっている。どれくらい時間がかかるかはわからないが、それが我々の目指すものだ」 2022.03.24 17:30 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly