鹿島の守護神を掴んだGK沖悠哉が目指す“存在感”、代表にも意気込む「試合を決めるのはGK」

2021.03.25 08:15 Thu
©超ワールドサッカー
U-24日本代表は24日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿3日目を迎えた。

東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。

合宿3日目、鹿島アントラーズでプレーするGK沖悠哉がオンライン取材に応対。メディアの質問に応じた。
昨年12月の国内合宿に続いて招集を受けた沖。継続しての招集について「まずは代表に選ばれたことを非常に嬉しく思いますし、チームでの充実具合が選考された理由かなと思います」とコメント。「代表に選ばれて感謝しなければいけないのは、この環境を与えてくれた人たちがいること、苦しい環境でサッカーができることに感謝しなければいけないと思います」と語り、難しい環境下での活動に感謝を述べた。

その合宿に続いて、再び日本代表でプレーすることとなった沖だが「代表のエンブレムをつけて活動することに意義を感じて、責任ある行動・言動が必要だと感じました」と意義を語り、「国内組だけでしたがレベルが高くて、プロとしてこの世代で集まったのは初めてだったので、こんなに上手い選手がいると驚きましたし、アピールしないといけないという有意義な期間でした」と昨年末のキャンプを振り返った。
2020シーズンの途中から出場機会を得た沖はそのまま正守護神のポジションを確保。今シーズンもそのまま継続して試合に出場している。「この半年で確実に自信だったりは間違いなく持つことができました。その自信が過信に変わらないようにということは意識していて、見栄を張ったプレーをしないように、綻びは必ず出るので意識しています」と謙虚なコメント。着実なプレーを心掛けていることを明かした。

現在の沖のテーマは“存在感”だという。「全体的な技術だったりメンタル面の成長を意識していますが、GKにとって大事な存在感をテーマにしています。存在感の答えはないと思うので、そこにどうアプローチするのかが大事だと思いますが、これから先ずっと課題だと思うので、向き合いながら成長していければと思います」と語り、しっかりと日々成長していきたいとした。

存在感を大事にしたいと思った理由は「昨年引退した曽ヶ端さんやクォン・スンテ選手と何が違うかというと、技術や体格も違いますが、存在感が違いました。試合を決めるのはGKだと思っています」とコメント。また、2020シーズンの最終節のことを引き合いに出し「最終節のセレッソ戦でキム・ジンヒョン選手が最後に抑えて、その結果、鹿島がACLを逃しました。これがGKかと感じました」と語り、最終節で勝利を阻まれたことで強く感じたという。

しかし、何かを身につければ出るものではない“存在感”だが「全然答え、先がわからないことなので、自分の中で意識しているのが立ち振る舞いや声の掛け方、表情を練習から意識するようにしています」とし、何事も意識することが大事だと語った。

アルゼンチンとの2試合で見せたいプレーについては「GKのポジションとしては舐められてはいけないというのが大前提です。ゴールを守る、シュートを止めることはもちろんですが、接触の時にどういう態度をとるか、チームメイトにどういう声をかけるか、今年自分にとっての課題でもあると思うので、ぜひ見てもらいたいです。得意なキックやビルドアップはそれ以上見てもらいたいと思います」とコメント。プレーする態度に注目してもらいたいと語った。

またイメージについては「まずミドルレンジが長いイメージです。ミドルシュートをよく打ってくるイメージがあります。それと、ドリブルのテンポやキックのタイミングが違うと思います。ただ、練習から意識づけすることでやれると思います」とコメント。試合に出るためには「代表や海外のチームとやるのはプロとして初めてなので、ある程度イメージを持って対応できると思います。間違いなく経験になるので、どう準備していくかが大事だと思います」とイメージをしっかりして準備していると語った。

将来的には日本代表も目指すことになる沖。「小さい頃からテレビや試合を観に行って、日本代表でプレーしたいと思っていたことですし、今はアンダーカテゴリーに来ていますが、しっかり代表でアピールして試合に出ることが目標です」と将来を見据えた発言も垣間見せた。

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新理事会と残念だった西尾隆矢の報復/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)は4月18日、宮本恒靖JFA新会長と新理事による最初の理事会(年度的には第6回)を開催した。既報のとおり技術委員長には影山雅永氏(JFAテクニカルダイレクター)が就任し、新たに各種部会が設置され、代表チームの強化を担当する技術委員会強化部会の部会長には山本昌邦氏(ナショナルチームダイレクター)が就任。ユース育成部会の部会長にはU-18日本代表監督で、解説者の城彰二氏の弟の城和憲氏が就任した。 理事会後の記者会見に臨んだ湯川和之専務理事は、かつては読売クラブの選手で、90年代初めにJFAへ転出。日本代表のマネジャーとしてチームに帯同し、日本の成長を見守ってきた。宮本会長とは97年のワールドユース(現U-20W杯)で選手とマネジャーという間柄。「今日はカジュアルな形での理事会が行われた」と変化を報告しつつ、「新理事にはサッカー界の説明をしました。今まで当り前のことが当り前にできない」と、半数近くが初めてJFAの理事になったことで、サッカー界の現状説明に時間を費やしたことも明かした。 また7月13日(土)には能登半島地震復興支援マッチとして、金沢のゴーゴーカレースタジアムでなでしこジャパンの壮行試合が開催されることも報告された。対戦相手やキックオフ時間などの詳細は未定となっている。 理事会の報告はここまでで、影山技術委員長はドーハへ行っていないとのことだが、U-23アジアカップの初戦、中国戦に関してはCB西尾隆矢のレッドカードに触れないわけにはいかないだろう。いくら相手に背後から身体をぶつけられたからといって、エルボーでの報復は問答無用で一発退場だ。ましてVARがあるのだから、どんな言い訳も通用しない。 大事な初戦、それも開始17分と早い時間帯での軽率なプレーは非難されても仕方がない。まして今大会のグループリーグは中2日の連戦だ。できればターンオーバーで戦いたかったところ、初戦から日本は総力戦による“緊急事態”に追い込まれた。本来ならDF陣のリーダーにならなければいけない西尾だけに、あまりに軽率なプレーは今後の起用にも影響するかもしれない。 森保一監督はカタールのアジアカップで失点を重ねながらもガマン強くGK鈴木彩艶を起用し続けた。果たして大岩剛監督は“汚名返上”の機会を西尾に与えるのかどうか。出場停止が何試合になるかわからないものの、こちらも注目である。 今回の西尾とは違うケースだが、04年に中国で開催されたアジアカップの準決勝、バーレーン戦で遠藤保仁が不運なレッドカードで退場処分になったことがある。パスを出して前線へ走り出した遠藤に、背後からバーレーンの選手が近寄ってきた。遠藤の振った腕が偶然にもバーレーン選手の顔に当たると、オーバーに倒れ込む。すると主審は遠藤にレッドカードを出したのだった。 当時はVARなどない。そしてカードが出てしまえば取り消しようがない。0-1とリード許し、さらに10人になった日本だが、中田浩二と中澤佑二、玉田圭司の2ゴールで4-3の大逆転を演じた。 当時もいまも、日本を相手にどうやったら少しでも有利な状況に持ち込めるか各国は必死に研究しているだろう。まずは挑発に乗らないこと。そして今回のケースでは、主審は見ていなくてもぶつかられたら西尾は倒れてもよかった。ただ、Jリーグでそうしたプレーは推奨されていないし、日本人のメンタリティーからしても相手を欺くようなプレーはやりにくい。 となれば、やはり相手の挑発には乗らないことと、球離れを早くしてフィジカルコンタクトを避けるのが、体力の温存やケガの予防につながるのではないだろうか。明日のUAEもどんな罠を仕掛けてくるのか、油断のならない相手であることは間違いないだろう。 2024.04.19 17:00 Fri
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【日本代表プレビュー】歴史に残る“兄弟対決”、本気の一戦を/vsU-24日本代表

日本サッカー協会(JFA)から突然の発表があったのは試合の2日前、6月1日のことだった。 キリンチャレンジカップ2021でジャマイカ代表と3日に日本代表が対戦する予定だったが、突如中止に。原因は新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査に関して、陰性証明書に不備があったことでジャマイカ代表の10選手がオランダのアムステルダムで足止め。試合の3日前までの来日が叶わなくなった。 ジャマイカの選手たちはオランダ経由とアメリカ経由の2ルートで来日を目指したが、アメリカルートの10名は来日したものの、ヨーロッパルートの10名が来日できず。10名では試合が行えないということから、JFAの田嶋幸三会長は「キリンチャレンジカップにふさわしくない」という理由で中止を決断していた。 思わぬ事態に見舞われた日本代表だったが、JFAが1つの決断を下し、東京オリンピックに向けて活動中だったU-24日本代表を急遽対戦相手とすることを決定。まさかの“兄弟対決”が実現することとなった。 ◆「プレッシャーはある」 日本代表は、当初の予定通りのスケジュールで試合に臨めるが、対戦相手がジャマイカからU-24日本代表に急遽変更されることに。思ってもない相手と対戦することとなった。 しかし、選手たちはポジティブに捉えており、FW大迫勇也(ブレーメン)は「面白そう」、DF長友佑都(マルセイユ)は「日本代表同士のガチンコ対決になる」、MF南野拓実(サウサンプトン)は「楽しみだなという気持ちが一番」と語った。 兼任でありながら、今回は日本代表を指揮する森保一監督も「非常にポジティブ」とコメント。一方で、「A代表の方にプレッシャーはある」と、勝って当たり前と思われること、そして代表チームであることから、プレッシャーがあるだろうと予想した。 今までにない対決には世間も注目。正直なところ、ジャマイカ代表との試合以上に注目を集めることは間違いない。その中で、モンゴル代表(14-0)、ミャンマー代表(10-0)と大勝を収めていることも相まって、この試合で下手なプレーを見せられないというプレッシャーはあるだろう。 とはいえ、今回はU-24日本代表にDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)と守備の要の3選手がオーバーエイジ枠として参加。日本代表としては、普段試合に出ない選手たちが守備を担うことになる。 また、好調を維持する攻撃陣としては、普段のチームメイトと対峙することに。大迫は「イメージがわかない」とコメント。南野は「お互いにやりにくさはある」と語り、簡単にはいかないと気を引き締めていた。 今回はJリーグ組が加わったチーム編成。どのような組み合わせになるかは分からないが、「A代表として負けられない試合だなと感じていますし、本気の試合になる」と南野が語るように、やるべきことをしっかりとピッチで表現し、さらに勝ちに行くことになるだろう。 森保監督も「勝つために戦ってもらいます」と語っており、ここ2試合の相手よりは強化として価値がありそうだ。 <span class="paragraph-title">★予想スタメン[4-2-3-1]</span> GK:権田修一 DF:室屋成、植田直通、昌子源、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:伊東純也、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 オーバーエイジの3名は抜けたが、主力をぶつけてくると予想する。GKは今回の試合から合流したGK権田修一(清水エスパルス)と予想する。日程の関係でミャンマー戦には招集されなかったが、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選では5試合でゴールを守り無失点。この真剣勝負でも正守護神としての価値を見せる。 ディフェンスラインは右サイドバックにDF室屋成(ハノーファー)、左サイドバックにDF長友佑都(マルセイユ)、センターバックはかつて鹿島アントラーズでコンビを組んだDF植田直通(ニーム)とDF昌子源(ガンバ大阪)と予想する。普段と違う組み合わせになるが、序列を変えるためにはしっかりとパフォーマンスを見せたい。 ボランチはMF守田英正(サンタ・クララ)とMF橋本拳人(FCロストフ)と予想する。MF遠藤航の牙城を崩すことを狙っている両者もしっかりとアピールしておきたいところだろう。 2列目もいつものトリオ。右からMF伊東純也(ヘンク)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)が入ると予想。1トップもFW大迫勇也(ブレーメン)だろう。A代表のディフェンスラインが相手にどのような攻撃を見せるのか。ここ2試合の相手よりは確実に実力がある相手に、パフォーマンスを出せるのかは大きな注目が集まる。 何れにしても1チーム2カテゴリであり、同じコンセプトを持つ両チームが対峙する一戦。どちらが相手の強みを消すのか、弱みを突くのか、注目すべき点が多くある試合となる。 日本代表vsU-24日本代表の“兄弟対決”は3日の19時30分より札幌ドームで無観客にて行われる。 2021.06.03 15:25 Thu

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