スアレスのキャリア500点目が決勝点! アトレティコが守護神オブラクのPKストップでウノセロの勝利!《ラ・リーガ》
2021.03.22 04:31 Mon
ラ・リーガ第28節、アトレティコ・マドリーvsアラベスが21日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが1-0で勝利した。
今季の目標が7年ぶりのラ・リーガ制覇一本に絞られた中、リバウンドメンタリティが試される一戦ではチェルシー戦から先発3人を変更。ロージ、サウール、出場停止のフェリックスに代わってエルモソ、レマル、コレアを起用した。
変則的な[3-5-2]の形でスタートしたアトレティコだが、予想外にアグレッシブな入りを見せたアラベスを相手に手を焼く入りに。7分には左サイドからのクロスをボックス内で収めたペリストリにシュートチャンスを与えるが、これは相手のシュート精度に救われる。
その後は13分にセットプレーの場面でホセ・ヒメネスと競ったエドガル・メンデスのハンドが疑われる場面があったが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウルの判定となりPKを獲得できず。以降は球際での激しさに加え、中央を徹底的に締めるアラベスの攻撃に手を焼きミドルシュート以外でなかなかフィニッシュまで持ち込むことができない、フラストレーションが溜まる展開が続く。
前半は相手の堅守に苦しんだアトレティコだったが、頼れるエースが立ち上がりに自身にとってもチームにとっても重要なゴールをもたらす。54分、相手陣内右サイドでレマル、マルコス・ジョレンテと繋いで右サイドのスペースに飛び出したトリッピアーに縦パスが通ると、イングランド代表の狙いすました高速クロスをゴール前に飛び込んだスアレスがダイビングヘッドで流し込んだ。なお、このゴールはスアレスにとってクラブチーム、代表チームを合わせたキャリア通算500点目のメモリアルゴールとなった。
この先制点で勢いに乗るアトレティコは直後の59分にもボックス右に抜け出したジョレンテに決定機も左足のシュートはGKパチェコのビッグセーブに阻まれる。早い時間帯の追加点とはならなかったものの、以降も危なげなく試合をコントロールしていく。
その後、シメオネ監督は74分にコレアとレマルを下げてサウール、エクトル・エレーラとピボーテの2人をピッチに送り込んで中盤の守備強度を高めてウノセロでの逃げ切りを意識した戦い方にシフトしていく。
だが、試合終盤に思わぬ形からピンチを招く。82分、自陣ボックス内でリオハの対応にあたったDFサビッチのエルボーが顔面に当たってしまうと、オンフィールドレビューの結果、ボックス内でのファウルを判定されて痛恨のPK献上。だが、この窮地を救ったのは絶対的守護神だった。キッカーのホセルが左を狙ったシュートを完璧に読んだGKオブラクが見事にボールをはじき出し、虎の子の1点を守り抜いた。
そして、守護神のビッグプレーで最大のピンチを凌いだアトレティコは今度こそ相手の反撃を一丸となった守備で撥ね返し、代名詞のウノセロで勝ち切った。攻撃と守備の2大エースの活躍で公式戦3試合ぶりの白星を手にしたアトレティコが、ラ・リーガ制覇に向けた仕切り直しの一戦を勝利で飾った。
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首位のアトレティコ(勝ち点63)が、降格圏の18位に沈むアラベス(勝ち点23)を相手に公式戦3試合ぶりの白星を目指した一戦。前節、ヘタフェとの自治州ダービーを0-0のドローで終えたシメオネ率いるチームは、さらにミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではチェルシーにスコア以上の差を見せつけられる0-2の完敗で無念のベスト16敗退が決定した。変則的な[3-5-2]の形でスタートしたアトレティコだが、予想外にアグレッシブな入りを見せたアラベスを相手に手を焼く入りに。7分には左サイドからのクロスをボックス内で収めたペリストリにシュートチャンスを与えるが、これは相手のシュート精度に救われる。
その後は13分にセットプレーの場面でホセ・ヒメネスと競ったエドガル・メンデスのハンドが疑われる場面があったが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウルの判定となりPKを獲得できず。以降は球際での激しさに加え、中央を徹底的に締めるアラベスの攻撃に手を焼きミドルシュート以外でなかなかフィニッシュまで持ち込むことができない、フラストレーションが溜まる展開が続く。
それでも、30分を過ぎてスアレスやレマル、カラスコを起点にようやく局面で違いを生み始めたアトレティコは、前半終盤にかけて攻勢を強めていく。37分にはコレアの鋭い反転シュート、41分にはスアレスの豪快な持ち上がりからの強烈なミドルシュートと幾つか良いシュートシーンを作ったが、前半のうちにゴールをこじ開けるまでに至らなかった。
前半は相手の堅守に苦しんだアトレティコだったが、頼れるエースが立ち上がりに自身にとってもチームにとっても重要なゴールをもたらす。54分、相手陣内右サイドでレマル、マルコス・ジョレンテと繋いで右サイドのスペースに飛び出したトリッピアーに縦パスが通ると、イングランド代表の狙いすました高速クロスをゴール前に飛び込んだスアレスがダイビングヘッドで流し込んだ。なお、このゴールはスアレスにとってクラブチーム、代表チームを合わせたキャリア通算500点目のメモリアルゴールとなった。
この先制点で勢いに乗るアトレティコは直後の59分にもボックス右に抜け出したジョレンテに決定機も左足のシュートはGKパチェコのビッグセーブに阻まれる。早い時間帯の追加点とはならなかったものの、以降も危なげなく試合をコントロールしていく。
その後、シメオネ監督は74分にコレアとレマルを下げてサウール、エクトル・エレーラとピボーテの2人をピッチに送り込んで中盤の守備強度を高めてウノセロでの逃げ切りを意識した戦い方にシフトしていく。
だが、試合終盤に思わぬ形からピンチを招く。82分、自陣ボックス内でリオハの対応にあたったDFサビッチのエルボーが顔面に当たってしまうと、オンフィールドレビューの結果、ボックス内でのファウルを判定されて痛恨のPK献上。だが、この窮地を救ったのは絶対的守護神だった。キッカーのホセルが左を狙ったシュートを完璧に読んだGKオブラクが見事にボールをはじき出し、虎の子の1点を守り抜いた。
そして、守護神のビッグプレーで最大のピンチを凌いだアトレティコは今度こそ相手の反撃を一丸となった守備で撥ね返し、代名詞のウノセロで勝ち切った。攻撃と守備の2大エースの活躍で公式戦3試合ぶりの白星を手にしたアトレティコが、ラ・リーガ制覇に向けた仕切り直しの一戦を勝利で飾った。
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