デ・ヘアのいぬ間にヘンダーソンが正GKの座を奪取?
2021.03.20 13:45 Sat
マンチェスター・ユナイテッドOBであり、元イングランド代表MFのポール・スコールズ氏は古巣の正GK争いについて、勢力図の変化を感じているようだ。
そんなデ・ヘアの牙城を揺るがす存在になっているのが昨夏に武者修行先のシェフィールド・ユナイテッドから満を持してユナイテッドに復帰したイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンだ。
ヘンダーソンは今季開幕からサブ扱いが続いたが、デ・ヘアの第一子誕生による一時帰国により、ここ公式戦5試合に先発。その間に4つの無失点試合をやってのけ、失点もわずか「1」に抑えた。
先のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのミラン戦でもスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの決定的なヘディングシュートを凌いで、チームのベスト8進出に大きく貢献した。
「(正GKの座は)今やヘンダーソンのものだと思う。彼が奪い取ったんだ。ダビドがエバートン戦後もプレーし続けられたのはラッキーだったと思った。もっとうまくやり過ごせたはずのところでいくつかのエラーがあったと思う。明らかなミスじゃなかったが、私的にヘンダーソンの方が少し信頼を置け、少しばかり安心できる」
「私は彼を連続して試合を使って、プレーぶりを目にするときが来たと思っている。彼はイングランド代表にも選ばれており、今の調子をキープできれば、代表の正守護神になるべきだと感じる。ミスもあったが、素晴らしいキャラクターを示して立ち直り、今夜も本当に落ち着いて、すべきことをすべてやった。失点を凌いでもいた」
なお、デ・ヘアがポジションを奪われたと指摘するスコールズ氏だが、完全に序列を落としたとまで考えおらず、「私はダビドを批判したいわけじゃない。彼は素晴らしいGKであり、これまでもそう。ディーンがチャンスを掴み取れなければ、これからも彼がユナイテッドの素晴らしいGKであり続けるだろう」と述べている。
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元オランダ代表GKのエドウィン・ファン・デル・サール氏が引退してから、長らくユナイテッドの正GKに君臨するスペイン代表GKダビド・デ・ヘア。ただ、近年はらしくないミスも散見される。ヘンダーソンは今季開幕からサブ扱いが続いたが、デ・ヘアの第一子誕生による一時帰国により、ここ公式戦5試合に先発。その間に4つの無失点試合をやってのけ、失点もわずか「1」に抑えた。
先のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのミラン戦でもスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの決定的なヘディングシュートを凌いで、チームのベスト8進出に大きく貢献した。
そのミランとのリターンレグからデ・ヘアがチームに戻り、今後の正GK争いが再び注目されるが、スコールズ氏はイギリス『BT Sport』でヘンダーソンがポジションを奪った状況との認識を示した。
「(正GKの座は)今やヘンダーソンのものだと思う。彼が奪い取ったんだ。ダビドがエバートン戦後もプレーし続けられたのはラッキーだったと思った。もっとうまくやり過ごせたはずのところでいくつかのエラーがあったと思う。明らかなミスじゃなかったが、私的にヘンダーソンの方が少し信頼を置け、少しばかり安心できる」
「私は彼を連続して試合を使って、プレーぶりを目にするときが来たと思っている。彼はイングランド代表にも選ばれており、今の調子をキープできれば、代表の正守護神になるべきだと感じる。ミスもあったが、素晴らしいキャラクターを示して立ち直り、今夜も本当に落ち着いて、すべきことをすべてやった。失点を凌いでもいた」
なお、デ・ヘアがポジションを奪われたと指摘するスコールズ氏だが、完全に序列を落としたとまで考えおらず、「私はダビドを批判したいわけじゃない。彼は素晴らしいGKであり、これまでもそう。ディーンがチャンスを掴み取れなければ、これからも彼がユナイテッドの素晴らしいGKであり続けるだろう」と述べている。
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