大逆転劇を喜ぶクーマン監督がチームを称賛「チームにこれ以上のことを求めることはできない」

2021.03.04 09:42 Thu
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Getty Images
バルセロナのロナルド・クーマン監督が、セビージャ戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。バルセロナは3日、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグでセビージャと対戦。1stレグをアウェイで2-0で落としているバルセロナは、逆転突破のためには3点が必要な状況だった。


そのバルセロナは、12分にウスマーヌ・デンベレが強烈なミドルシュートで早速ゴールを決めて先制に成功。2戦合計で1点差とする。

しかし、その後はセビージャが決死の守りを見せスコアが動かず。このまま試合終了と思われたが後半アディショナルタイム4分にアントワーヌ・グリーズマンのクロスをジェラール・ピケが豪快ヘッド。これが決まり、土壇場で同点に追いつき延長戦へ突入する。

すると延長前半5分には途中出場のマルティン・ブラースヴァイトがダイビングヘッドで逆転。その後はセビージャの反撃を許さず、2戦合計3-2の逆転勝利で決勝へ駒を進めた。

クーマン監督は苦しみながらも見事な逆転劇を演じたチームを評価。「今回のカップ戦ではかなり苦しんだ。チームの野心を強調しなければならない。監督として、このチームにこれ以上のことを求めることはできない」と称賛の言葉を並べた。

この試合ではリードしていたセビージャがアウェイゴールを奪いにきていたが「セビージャは攻撃に出るチームだ。彼らは大きなプレシャーをかけてきた。自分たちが点を取れば、有利になることを理解していた」とセビージャの選んだ作戦に理解。それでも、直近のリーグ戦でも対戦し勝利していたバルセロナとしては「そこでの0-2での勝利は、我々に自信を与える上でとても重要だった。同じ試合をしようと考えたら成功していた」と再現を狙ったと語った。

見事な逆転劇だったが無観客試合となったことでファンと喜ぶことができなかったバルセロナ。クーマン監督も「このチームを誇りに思う。ファン全員とではなく、ピッチ上の90人だけで祝うのはもったいないことだ。観客のいないホームゲームはどれもよくない。サッカーはファンのもの。9万人もいればまるで魔法のようだっただろう」とコメント。ファン不在を嘆いた。

それでもチームをどの程度誇りに思うかを聞かれると「100%以上だ」と語り、見事な逆転劇についても「チームの努力と誠実さに報いられた。ボールがないところでもかなり多くのことを完全し、よりアグレッシブになった。クラブにとっても私にとっても重要な結果だ。勝てばとても良いし、負ければとても悪い」と良い結果だったと語った。

この試合ではセビージャのPKを守護神のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがセーブ。これが大きな流れを変えることとなったが「テア・シュテーゲンによって助けられたPKは決定的だった」と語り、「1-1ではほぼ不可能だった。しかし、我々が勝利に値したことは明らかだ」と守護神のセーブに救われたことを認めた。

見事な逆転劇でカップ戦決勝へ進んだバルセロナ。しかし、もう1つ逆転しなければいけない戦いがある。

10日にはチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦が控えている状況。1stレグは1-4と大敗を喫しており、アウェイで4ゴール以上が必要な状況だ。

クーマン監督はPSG戦について「2-0は1-4よりも簡単だ。試合に勝つためにそこに行き、何が起こるかを見てみたい。勝てなかった場合は、それを受け入れる」とコメント。諦めずに立ち向かっていくと意気込んだ。
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