ユナイテッドの将来的なタイトル獲得を期待するネビル氏「モウリーニョ時代より近づいている」

2021.03.01 16:29 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏は古巣がオーレ・グンナー・スールシャール監督の下でタイトルを掴む日が来るだろうと語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

今シーズンのユナイテッドは今年1月にプレミアリーグ首位に立ち、サー・アレックス・ファーガソン氏が退任して以降初となる優勝も期待されたが、そこから失速。2月28日に行われたプレミアリーグ第26節のチェルシー戦で白星を掴めなかったユナイテッドは直近8試合で2勝しか挙げられず、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「12」まで広がった。

今シーズンのリーグタイトル獲得は非常に難しい状況となっているが、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したネビル氏はスールシャール監督率いる現在のチームを高く評価。かつてチームをリーグ2位に導いたジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)時代よりも、タイトル獲得のチャンスは高いと語っている。
「この12カ月間で、ユナイテッドは信じられないような結果を残してきた。勝ち点は年々大きくなっていると思う。それに、アウェイで20試合無敗は簡単ではなく、拍手喝采が必要だろう。良いキャラクターを持つ選手たちが、アウェイでのプレーを上手くやっている。セットプレーを効果的に使えており、チームプレーを大切にしているグループだ」

「だからこそ、2〜3年前にモウリーニョ監督の下で2位になった時のチームより、今のユナイテッドの方がチームになれていると思う。実際、今のチームにはより良い精神が宿っているね」
「モウリーニョ監督のときよりも、この先、2、3年でリーグ優勝する可能性ははるかに高いと思うよ。モウリーニョ時代は奇妙な若者の集まりだと思っていたし、彼らはお互いに気が合わないように見えた。純粋に、ファンとして魅力を感じなかったんだ」

「彼らは今、正しい方向に向かっていると思う。ただ、最終的にタイトルまで確実に到達するかどうかは別問題だ。とはいえ、正しい方向に向かっているのは間違いない」

また、ネビル氏はユナイテッドと対戦したチェルシーの今後について言及。ユナイテッドと比べて、タイトル獲得の可能性は低いと語った。

「ユナイテッドとチェルシーなら、タイトルは前者の方が近い。チェルシーはディフェンスに課題がある。(カイ・)ハヴァーツ、(ティモ・)ヴェルナー、(クリスティアン・)プリシッチ、(ハキム・)ツィエクなど、攻撃面で優れた才能を持つ選手はいるが、全員を上手く融合させなければならない」

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テン・ハグ監督続投は「間違いだった」、混迷ユナイテッドの共同オーナーが厳しいクラブ事情を公表「改善しないとクリスマスにクラブの資金は…」

マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏が、自分たちの失敗やクラブの厳しい財政について率直に語った。 今シーズンはエリク・テン・ハグ監督の下でシーズンに臨むも、開幕から大不振が続くユナイテッド。今夏に契約延長したばかりのテン・ハグ監督を10月末にあっさり解任し、ルベン・アモリム監督を招へいしたが、ここまでチームの調子は一向に上向かず、プレミアリーグでは14位に沈んでいる。 問題はピッチ内にとどまらず、ピッチ外でも。ユナイテッドは過去3年間で3億ポンド(約574億円)近く、5年間では3億7000万ポンド(約708億円)の損失を抱えており、このままではプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)へ抵触する危険性もある。 ラトクリフ氏ら上層部は早急な財政改善に動いており、大規模なコストカットを敢行。数百人の従業員解雇やチケット代値上げなどに踏み切っているが、これに対してはサポーターからの反発も起きている状態だ。 イギリス『BBC』のインタビューに応じたラトクリフ氏は、現在の厳しい財政事情や、自分たちの失策について説明。特にテン・ハグ監督を続投させたこと、長い時間を費やしてニューカッスルからスポーツ・ディレクター(SD)のダン・アシュワース氏を招へいしながら5カ月で退任となったことについては、素直に非を認めている。 「我々は完璧ではなく、旅の途中であり、いくつかのミスもあった。それでも、基本的に我々がやっていることはすべてクラブにとって正しいことだと思っている」 「エリク・テン・ハグとダン・アシュワースに対する判断は間違いだったと認める。そこに情状酌量の余地はあったと思うが、結局それは間違いだった。私はそれを認め、謝罪したい」 「エリクに関する決定を下した時間として、我々経営陣が就任してからまだ5分も経っていなかった気がする。そして3カ月後、間違いがより明らかになった。我々は間違っていたが、前に進んだよ。我々はそれを修正し、現在は非常に異なる状況にいると思う」 「正直に言って、最近は新聞を読むのがあまり好きではない。不人気なのはわかっているし、この変化の時期は人々にとって居心地が悪く、我々が下す決断の中には不快なものもあるだろう。しかし、マンチェスター・ユナイテッドを再び安定した状態に戻すためには、そうした決断が必要だ。再びトロフィーを獲得するのを見たいなら、こうしたことをすべてやらなければならない」 「私は現時点で不人気だと認識している。だが、そうなる覚悟はできているし、我々がやっていることは正しいことだと信じているんだ。だから、しばらくは不人気でも耐えられる」 「マンチェスター・ユナイテッドは軌道から外れてしまった。我々は軌道に戻す必要がある。我々の施策によって軌道に戻り、将来的にはリバプールやレアル・マドリーと同じレベルに到達できるはずだ」 「困難な状況に陥ったとき、人々は少しの回復力と勇気を示し、弱気にならないようにし、戦いながらその状況を乗り越える必要がある。それが我々のすべきことだ。簡単な答えとして、もし我々がそうしたことをしなければ、クリスマスにクラブの資金は尽きてしまう」 また、ラトクリフ氏は前体制が獲得した多くの選手に対する不満も吐露。これからスカッドは整理されることを示唆する一方で、中々結果を出せていないルベン・アモリム監督に対しては信頼を口にしている。 「クラブは(前体制で)アントニーを買い、カゼミロを買い、オナナを買い、ホイルンドを買い、サンチョを買った。これらすべては過去のものであり、好むと好まざるとにかかわらず、我々はそれらを受け継いだ。今はそれを整理しなければならない。今はチェルシーでプレーしているサンチョのため、我々は彼の給料の半分を支払っているんだ」 「過去から離れ、未来の新しい場所へ移行するには時間がかかる。中にはユナイテッドにふさわしくない選手、おそらく給料が高すぎる選手もいるだろう。我々は全面的に責任を負うが、説明責任を果たすチームを作り上げるのには時間がかかる」 「我々は過去から未来へ移行する変革の時期を迎えている。ご存じの通り、チームには素晴らしい選手も何人かいる。我々のキャプテンは素晴らしいフットボーラーだ。間違いなく、ブルーノ(・フェルナンデス)は必要な選手だと思っている」 「ルベン(・アモリム)が出場できるチームを実際に見てみると、正直言って彼は本当に良い仕事をしている。彼は傑出した若手監督だと、本当に思っているよ。優秀な指揮官であり、長くここにいるだろう」 「彼はほとんどの偉大な監督がそうであるように、感情的な人物だ。ルベンは完璧ではないと思うが、私は絶大な支持をしている。そして彼は、試合に勝つことに全力を尽くす人々でいっぱいのロッカールームを望んでいる。彼は、その姿勢を100%持っていない人々を容認しない」 2025.03.11 10:30 Tue
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ELベスト8出揃う! スパーズ&ユナイテッドは4大リーグの強豪と準々決勝で対戦

ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16が13日に終了。この結果、準々決勝に進出する8チームが決定した。 リーグフェーズ上位に入ったストレートインの8チームと、プレーオフを制した8チームによって争われたラウンド16。 リーグフェーズ上位陣では首位のラツィオ、ローマとの激闘を制したアスレティック・ビルバオ、フランクフルトらに加え、久保建英のレアル・ソシエダ、毎熊晟矢のAZをそれぞれ破ったマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが突破を決めている。 準々決勝ではトッテナムvsフランクフルト、リヨンvsマンチェスター・ユナイテッドが注目カードとなる。 なお、準々決勝は1stレグが4月10日、2ndレグが同17日に開催予定だ。 ◆EL準々決勝 対戦カード ボデ/グリムト vs ラツィオ トッテナム vs フランクフルト レンジャーズ vs アスレティック・ビルバオ リヨン vs マンチェスター・ユナイテッド 2025.03.14 08:06 Fri

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