「現時点で理想的」浦和リカルド監督が阿部勇樹をキャプテンに選んだ理由を語る「価値観も近い」

2021.02.12 18:05 Fri
©超ワールドサッカー
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が、新シーズンのキャプテンについて語った。

浦和は、2021シーズンのキャプテンにMF阿部勇樹が就任することを発表。新チームを牽引する役割をベテランに求めた。
今シーズンからチームを率いるリカルド・ロドリゲス監督は阿部をキャプテンにした理由について「阿部をキャプテンにすることはすごく良い選択肢だと思った」と語り、「トレーニングで彼の人間性を見て決めた」と語った。

2007年にジェフユナイテッド千葉から浦和に加入し、2010年8月から2012年1月まではイングランドのレスター・シティでプレーした経験を持つ。

浦和でも大きな経験をしている阿部について「彼と副キャプテンは重要な存在となる。ロッカールームなどで私からのメッセージを届けてくれる存在。サッカーだけでなく価値観もそうだ」と語り、「浦和がどういうチームになりたいのかを彼らを通じて他の選手に伝えてもらいたいと思う」と、監督と選手たちをつなぐ役割として期待したいことを明かした。
キャプテン決定のプロセスに関しては「まずはフロントの方と話して選手の人間性の情報を聞いた」と語り、「それにプラスして、自分が練習などピッチで見たものを合わせて決めた」と、クラブの印象と自身の目でみて決めたという。

ピッチ上でのパフォーマンスについても「ベテランだが練習で常に全力で、規律も守っている印象だ。そして、浦和の歴史を知っている。2017年のACLで優勝したメンバーでもある」とコメント。浦和での経験も重要な要素だとした。

また「規律違反も起きてしまったが、話していると価値観も近い。若手の模範にもなる選手で、海外での経験もあるので、現時点で理想的なキャプテンだと思っている」と語り、阿部とともに浦和のチームを作り直すと意気込んだ。
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