名手クロースがバイエルン時代に決めた豪快な無回転ロングシュート【インクレディブル・ゴールズ】

2021.01.21 16:00 Thu
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サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回はレアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースがバイエルン時代に決めたゴールだ。

◆クロースの豪快な無回転ロング

16歳で名門バイエルンの下部組織に入団したクロースは、同クラブでプロデビュー。レンタル移籍を経てファーストチームに定着すると、主力として2012-13シーズンの3冠などに貢献した。
類稀なパスセンスで試合を組み立てる力を持つクロースだが、2010年10月29日に行われたブンデスリーガ第10節のフライブルク戦では、豪快な一撃を決めている。

3-1とバイエルンリードの80分、MFバスティアン・シュバインシュタイガーのパスを相手陣内左サイドでクロースが受ける。ドリブルでやや中央に入ったクロースは、ゴールからまだ距離がある位置からロングシュートを放つ。無回転気味の強烈なシュートは、軌道の読めない細かい変化をしながらゴール左上に決まった。
試合は、このゴールでリードを広げたバイエルンが4-2で勝利している。

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【スーパーゴール図鑑/バイエルン編】“ガラスの天才”ハーグリーブスの全盛期、試合を決めるお手本ミドル

【得点者プロフィール】 オーウェン・ハーグリーブス(当時24歳) 国籍:イングランド 所属:バイエルン ポジション:MF 身長:180cm カナダ出身のハーグリーブス氏は、バイエルンでプロデビュー。公式戦218試合に出場し、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなど、数々のトロフィーを獲得した後、2007年5月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍していた。抜群の才能を持ちながらも、度重なるケガに苦しんだ“ガラスの天才”として知られている。 【試合詳細】 日程:2005年4月16日 大会:ブンデスリーガ第29節 対戦相手:ハノーファー 時間:後半90分(0-0) <div id="cws_ad">◆ハーグリーブスが決めたお手本のようなミドル<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzYlJ6MWJTcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-0で迎えた90分、このままスコアレスドロー決着が濃厚かと思われたが、バイエルンは前線へとボールを放り込むと、前線に残っていたDFルシオが頭で落とす。これを受けたFWクラウディオ・ピサーロは相手DFに潰されるも、詰めていたハーグリーブスがこれをダイレクトで右足一閃。浮き上がるようなミドルシュートは、ゴール右上隅に突き刺さった。 試合を決定づける劇的ゴールに、バイエルン一同はもみくちゃになってゴールを大喜び。フェリックス・マガト監督率いるバイエルンはこのシーズン、2年ぶり通算19回目のリーグ優勝を果たしている。 2020.12.26 18:00 Sat

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