ドローに終わった兄との一戦を嘆くS・インザーギ「前半で2点目を決められなかった」

2020.12.16 15:02 Wed
Getty Images
ラツィオシモーネ・インザーギ監督が、兄弟対決で勝ち点3を逃したことを悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えている。

ラツィオは15日に行われたセリエA第13節で、S・インザーギ監督の兄フィリッポ・インザーギ監督が率いるベネヴェントと対戦した。

現在9位に沈み、ここから上位浮上を狙いたいラツィオは、前半からチャンスを作り出していく展開に。すると25分、エースのFWチーロ・インモービレが先制点を決め、このまま試合を有利に進めていくかに見えた。しかし、前半終了間際に追いつかれると、後半はチャンピオンズリーグ(CL)からの連戦による疲労もありパフォーマンスが低下。追加点が奪えず、そのまま1-1のドローで終わっている。
試合後のインタビューに臨んだS・インザーギ監督は、前半のうちに試合を決められなかったことを悔やみつつ、週末のセリエA第14節ナポリ戦や、1週間後の第15節ミラン戦に向け、準備を進めていく必要があると語った。

「我々は残念なことに、良いパフォーマンスを見せた前半で2点目をとることができなかった。そして同点に追いつかれた後には、もっとうまくプレーをするべきだったね」
「これからナポリ戦とミラン戦に、肉体的にも精神的にもフレッシュな状態で臨むため、エネルギーを回復させる必要がある」

「今は3日ごとにピッチに立っているし、常に準備を万端にするのは簡単ではないんだ。欧州カップ戦に出場するチームにとってはペナルティのようなものだけど、それもゲームの一部だよ」

また、S・インザーギ監督は、兄のF・インザーギ監督との試合を終えた感想についても触れており、これが自分にとっては特別な試合だったと語っている。

「兄との対戦はいつも興奮するよ。90分間は対戦相手だけど、その後は抱き合うんだ。ベネヴェントは組織的なチームだった。同点とした後、彼らは陣形をコンパクトにして、我々が再び動き出すのを難しくしていたね」

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