レアル攻撃陣の小気味良いワンタッチパス応酬から、最後は名手グティが決める【チーム・ゴールズ】

2020.11.27 18:00 Fri
Getty Images
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回は元スペイン代表MFグティ氏がレアル・マドリーで決めたゴールだ。

◆名手グティが美しいパスワークからフィニッシュを決める

レアル・マドリーユース出身のグティ氏は、1996年にファーストチームに昇格すると、世界中のスーパースターが集まるチームの中でも生え抜きのMFとして活躍。天才的なビジョンから繰り出されるパスから、“時を止める男”の異名を取った。
キャリアを通して美しいアシストを多く記録したグティ氏だが、2004年1月7日に行われたコパ・デル・レイ、ラウンド16のエイバル戦では、美しいパス回しからゴールを決めている。

0-0で迎えた37分、センターサークル付近からMFエステバン・カンビアッソ、MFサンティアゴ・ソラーリ、FWハビエル・ポルティージョが小気味良いワンタッチパスでボールを前線に運ぶと、DFフアンフランがドリブルでボックス内左深部に侵入。横パスを入れると、ゴール前でグティこのパスに合わせ、見事なワンタッチパスの応酬から先制点を挙げた。
素晴らしい連携からゴールを決めたマドリーだったが、追いつかれ、試合は1-1のドローに終わっている。

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