これぞ古き良きストーク!デラップ砲&長身DFショークロスのフリックでストークがアーセナルを蹂躙【ベスト・アシスト】

2020.11.27 17:00 Fri
Getty Images
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はストーク・シティの元イングランド代表DFライアン・ショークロスが決めたアシストだ。

◆デラップ砲&ショークロスのフリックがゴール前で混沌を生み出す

マンチェスター・ユナイテッドユース出身のショークロスは、2007年夏にストークにレンタルで加入。後に完全移籍し、ストークの守備の要として長年に渡り活躍している。
191cmの長身を活かした強固な守備力に加え、空中戦の強さを活かした攻撃参加も持ち味の1つだが、2008年11月1日に行われたプレミアリーグ第11節のアーセナル戦では、持ち味を活かしたアシストを記録している。

1-0とストークリードの73分、左サイドでストークがスローインを得ると、MFロリー・デラップが得意のロングスローをボックス内に投げ入れる。ゴール前にいたショークロスが高さを活かしたフリックで、ファーポストにボールを送ると、走り込んだMFセイ・オロフィンジャナが体ごとボールをゴールに押し込み、追加点を奪った。
長身選手を多く擁し、強固な守備とセットプレーの強さを強みとするチームの“らしさ”が全開にでたゴールを決めたストーク。終了間際に1点を返されるも2-1で勝利している。

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