ナポリがマラドーナに勝利捧ぐ 指揮官ガットゥーゾ「彼にトロフィーを」

2020.11.27 08:50 Fri
Getty Images
ナポリジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がディエゴ・マラドーナ氏の死を慎み、勝利を捧げた。マラドーナ氏が現役時代の一部を過ごしたナポリは26日、ヨーロッパリーグ(EL)グループF第4節のリエカに臨み、本拠地で2-0の勝利。マラドーナ氏の急逝を受けて、ホームスタジアムの名称もスタディオ・サン・パオロからディエゴ・アルマンド・マラドーナに変更され、選手たちも入場時にマラドーナ氏が着用した永久欠番の背番号10を着用して、レジェンドの死に哀悼の意を表した。



ガットゥーゾ監督は試合後、イタリア『スカイ』で「私自身、ディエゴとの素晴らしい思い出がたくさんあるんだ。何度かディナーを共にしたことだってある。彼は逝ってしまったが、並外れた人間は絶対に死なない。彼も人生のなかでいくつかの間違いを犯したが、誰もがそうだ」と英雄の死を惜み、その偉大さを続けた。

「昨日、市街をドライブしていると、雰囲気が全く違うんだ。ディエゴは別の惑星から来た。ほかのレジェンドたちと同じように永遠に生き続ける。向こうで妹と会って、挨拶ができていると嬉しい。私の唯一の悔いはピッチで彼にタックルをかませなかったことだ」
また、「引き続き前を向いていくのが我々の義務であり、仕事だ。3試合おきに試合がある。できるだけ早く彼にトロフィーを捧げたい」と語り、改めて功績に敬意を表した。

「ディエゴはスクデットを勝ち獲った男というだけじゃなく、ナポリのジャージを着て、この街を代表して、全世界に夢を与えた。この街にとって、サン・ジェンナーロとディエゴ・マラドーナのどっちが重要な存在なのかわからないが、聖人に対して敬意を表したい」

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