これがプロの視点!絶妙股抜きアシストを決めたシャキリの視点を最新CG技術で再現した映像が凄い

2020.11.02 20:30 Mon
Getty Images
リバプールの公式ツイッターの映像が話題になっている。リバプールは10月31日にプレミアリーグ第7節でウェストハムと対戦し、2-1で勝利した。

◆途中出場で結果を出したジョタとシャキリに賛辞を送るクロップ

序盤に失点を許したリバプールだったが、前半の間に同点に追いつき1-1で折り返す。しかし、ウェストハムの堅い守りの前に攻めあぐねる展開が続き、流れを変えたいリバプールは70分にMFジェルダン・シャキリとポルトガル代表FWジオゴ・ジョタを投入した。すると85分、シャキリが相手DFの股を抜く絶妙スルーパスでジョタの逆転ゴールをアシスト。途中交代の2人で得点をもぎ取り、苦しみながらも勝利を手にした。
途中出場で結果を出したジョタに加え、絶妙な股抜きアシストを出したシャキリのビジョンには、多くのリバプールサポーターから称賛の声が上がっていた。

そんな中、リバプール公式ツイッター(@LFC)は、シャキリのアシストシーンから、選手の視点をCGで再現した映像を公開。映像では、シャキリがパスを受けた時点からの本人の視点を再現。前方で走り出すジョタと、相手選手の位置を確認し、アシストを出すまでの一部始終が再現されており、一瞬の状況判断と目の前の相手の背後を見通すシャキリのビジョンの凄さを改めて実証する映像となっている。
今シーズンここまで充分な出場機会を与えられていないシャキリだが、28日のチャンピオンズリーグ(CL)ミッティラン戦と合わせて2試合連続でのアシストを記録。短い時間の中でも確実に結果を出したことは今後のアピールに繋がったこと間違いなしだろう。

◆シャキリの超絶ビジョンを体験!

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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