オランダ代表FWガクポがリバプール移籍! PSVがクラブ間合意を発表

2022.12.27 08:08 Tue
Getty Images
リバプールPSVのオランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)を完全移籍で獲得することが決定した。

PSVは26日、ガクポの移籍に関してクラブ間合意を発表。すでにイングランド渡航が許可された23歳は、現地でのメディカルチェック受診後にリバプールの正式な一員となる。

なお、PSVのゼネラル・マネージャーのマルセル・ブランズ氏が、「PSVにとって記録的な移籍だ」と明かした移籍金に関して、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、3700万ポンド+アドオン1300万ポンドの最大5000万ポンド(約80億円)程度になると報じている。
ガーナとトーゴにルーツを持つオランダ生まれのガクポは、左ウイングを主戦場に、前線の複数ポジションでプレー可能な189cmの大型アタッカー。そのサイズを感じさせないクイックネス、柔らかな足元のテクニックを武器に、カットインからの右足のシュートや長いストライドを生かしたロングカウンターからゴールを陥れる新進気鋭の若手。

PSVのアカデミーから2018年2月のフェイエノールト戦でトップチームデビューを果たすと、2018–19シーズンの後半戦から徐々に出場機会を増やし、以降は前線の主力に定着。ここまで公式戦159試合に出場し、55ゴール50アシストを記録した。
今シーズンここまでは公式戦24試合13ゴール17アシストの数字を残し、カタール・ワールドカップではグループステージ3試合連続ゴールを挙げるなど、オランダのベスト8進出に貢献していた。

今冬のステップアップが有力視されていた中、当初はマンチェスター・ユナイテッドがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが去った前線の補強候補に挙げていたが、その新天地はリバプールとなった。

現在、リバプールではポルトガル代表FWジオゴ・ジョタとコロンビア代表FWルイス・ディアス、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノが戦線を離れており、ユルゲン・クロップ監督は起用可能な年明け以降に即戦力として起用することになりそうだ。

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「リバプールもターンオーバーでうまくいかない試合がある」0-0ドローに遠藤航「決め事が多すぎるとそれに固執してしまう」

25日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第8節の日本代表vsサウジアラビア代表が行われ、0-0のドロー決着に。キャプテンのMF遠藤航が試合を振り返った。 日本 0-0 サウジアラビア すでに本大会へのストレートインを決めていたなか、この結果を悲観する必要はどこにもないわけだが、固く守るサウジを崩しきれず、なんともモヤモヤの残るゴールレスドローである。 「難しい試合展開でしたね。相手があれだけブロックを敷いて、僕らとしては新しいチャレンジになりました。かなりタフに守られたなかで、最後ボックス内でいかに崩すかっていうところで課題が生じたのだと思います」 「ボックス近辺まで運んだ過程、ボールの動かし方はイメージしていた通りでした。ただ、そこからシンプルにクロスを上げるだけではなくて、上げ方の工夫だったり、他に決め事を作るべきなのか、単純に選手の特性を活かすべくフレキシブルにやったほうがいいのかとか…サッカーにおいて難しい部分ですね。最後の崩し方を次に向けて修正していく感じです」 「リバプールでは監督が攻撃時の立ち位置をかなり細かく決めている。なので、選手がフリーで動きすぎるってことはなくて、決められたポジションでどう崩すかっていう感覚です」 「でも、(攻撃面で)決め事が多すぎるというのは、それに固執してしまうので良くない。リバプールでもターンオーバーして上手くいかないことがあるわけですし、日本代表には日本代表の形がある。その正解はないですね」 「リスクマネジメントがしっかりできた点、無失点に抑えた点はポジティブ。サウジ相手にこれだけポゼッションすることがなかったなか、課題が出れば、良い側面もあった試合でした」 <span class="paragraph-title">【動画】日本vsサウジアラビア ハイライト動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6Cclma1MS1I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.26 00:02 Wed

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