久保が今季リーグ初先発もビジャレアルは好調カディス守備陣を攻略できずゴールレス決着《ラ・リーガ》

2020.10.26 02:29 Mon
Getty Images
久保建英の所属するビジャレアルは、ラ・リーガ第7節でカディスとアウェイで対戦し0-0の引き分けに終わった。久保は62分までプレーした。ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)グループI第1節でスィヴァススポルに5-3で勝利したビジャレアルは、その試合から先発を7人変更。スィヴァススポル戦で1ゴール2アシストの活躍を見せた久保は、ELに続きリーグ戦初先発となった。

◆久保建英が初先発のカディスvsビジャレアル

3トップに久保、アルカセル、モイ・ゴメスと並べた[4-3-3]で試合に臨んだビジャレアルは、開始早々に失点を許す。7分、バイタルエリア左でFKを与えるとA・フェルナンデスの供給したクロスをパウ・トーレスが弾き返したが、中途半端なクリアを最後はボックス内のネグレドに流し込まれた。
このゴールでカディスに先制を許したかに思われたが、VARのレビューの結果、A・フェルナンデスのクロスの時点でロサーノがオフサイドポジションにいたため、ゴールは取り消された。

難を逃れたビジャレアルはその後、ボールポゼッションでカディスを圧倒するも[4-4-2]の堅固な守備ブロックを築くカディスを前にアタッキングサードでのアイデアが足りず、最後までも決定機を演出できず。前半は枠内シュート0本で終了した。
後半に入っても目立った決定機のないビジャレアルは、62分に久保を下げてチュクウェゼを、さらに73分にはトリゲロスを下げてバッカを投入。アルカセルとバッカを2トップに据えた[4-4-2]に布陣を変更した。

その後も膠着状態が続く中、ビジャレアルは82分に立て続けにチャンスを迎える。コクランがバイタルエリア中央手前でホセ・マリに引っかけられてFKを獲得すると、アルカセルが強烈なミドルシュートで直接ゴールを狙ったが、これは相手GKが正面で弾く。

さらにこれで獲得した左CKからモイ・ゴメスがクロスを供給すると、飛び出したGKのパンチングしたこぼれ球をバッカがダイレクトシュート。しかし、このシュートもGKレデスマの好セーブ防がれた。

結局、試合はそのままゴールレスでタイムアップ。終盤にチャンスを作るもカディスの堅守を攻略できなかったビジャレアルは、リーグ戦連勝のチャンスを逃した。

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“エル・コマンダンテ”が古巣帰還…36歳ホセ・モラレスがレバンテに2年ぶりの復帰

レバンテは5日、ビジャレアルからスペイン人FWホセ・モラレス(36)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2024-25シーズンの1シーズンとなるが、1年の延長オプションが付帯している。 2011年にリザーブチームに加入して以降、エイバルへの1シーズンのレンタルを除きレバンテ一筋のキャリアを歩んできたホセ・モラレス。ここまで公式戦311試合に出場し、69ゴール43アシストを記録するなど、長年に渡ってクラブの攻撃をけん引し続けてきた。 2021-22シーズン終了後、クラブのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)降格に伴い、キャリアでもう一花咲かせるべくビジャレアルへの移籍を決断。その新天地では在籍2年間で公式戦80試合25ゴール5アシストと年齢を感じさせない活躍を見せたが、契約満了に伴い退団を決断した。 そして、“エル・コマンダンテ(司令官)”の愛称を持つ36歳は、愛する古巣への帰還を決断。昨シーズンのセグンダではプリメーラ昇格プレーオフ圏内まであと一歩の8位フィニッシュとなったレバンテを、再びプリメーラの舞台に戻すべく最後の挑戦に臨む。 2024.07.06 15:45 Sat
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スペイン代表DFパウ・トーレスは移籍を拒否、トッテナムのオファー認めるもエメリ監督「要件を満たしてはいない」

ビッグクラブからの興味が絶えないビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレス(24)だが、本人は残留を望んでいるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 ビジャレアルの下部組織で育ったパウ・トーレスは、2018-19シーズンはマラガへのレンタル移籍を経験。そのシーズンでセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で38試合に出場し1ゴールを記録。すると、復帰した2019-20シーズンはラ・リーガで34試合2ゴール1アシストを記録。2020-21シーズンもラ・リーガ33試合で2ゴール2アシストを記録。ヨーロッパリーグでも9試合に出場し1ゴールを記録し、チームの優勝に貢献していた。 そのパウ・トーレスには、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとしたビッグクラブが興味。今夏の移籍が取り沙汰されていた。 スペイン代表としてもユーロ2020の6試合に出場。さらにU-24スペイン代表として東京オリンピックにも参加。6試合でプレーし、チームの銀メダル獲得に貢献していた。 そのパウ・トーレスだが、トッテナムがここに来て関心を寄せ、5500万ユーロ(約71億円)の移籍金を提示。オファー自体はクラブが受け入れるものだったが、パウ・トーレスが移籍を拒否していた。 ウナイ・エメリ監督も今回の件についてコメント。移籍を認めるつもりはあったが、 「パウは我々が愛する生え抜きの選手だが。素晴らしいオファーがあり、誰にとっても良いものであれば、出て行く可能性はある。我々は彼の成長を受け入れる」 「我々は選手が成長し、素晴らしいチームがやってくることは理解している。これらの動きは、チームが経済的に成長し、サインするためにも役立つ。しかし、パウは故郷であり、自分のチームであり、そのチームはチャンピオンズリーグに出場する予定であり、この状況で去ることは簡単ではない」 「オプションは与えられるが、今の所要件を満たしてはいない。パウが退団することができることを理解しているし、それに備えている」 「現時点では残留すると考えている。大きく重要なクラブからのオファーだが、それでも要件を満たしていない」 2021.08.16 13:20 Mon

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