思わず飛び跳ねた!劇的ドローのハマーズ指揮官「本当に大きな瞬間」

2020.10.19 14:13 Mon
Getty Images
ウェストハムデイビッド・モイーズ監督が、劇的ドロー決着となったトッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

ウェストハムは18日、プレミアリーグ第5節でトッテナムとのロンドン・ダービーに臨んだ。試合は大方の予想を超えて、開始1分でFWソン・フンミンにゴールを許す苦しい立ち上がりとなる。

そこからさらに立て続けに失点を喫し、わずか16分で3失点。早くも敗戦模様となってしまう。
ところが、後半から徐々に修正を進めたウェストハムは、終盤の82分にDFファビアン・バルブエナのゴールで反撃の狼煙を上げると、85分にはオウンゴールで追加点。

これで1点差に詰め寄ると迎えた後半アディショナルタイム、FKのこぼれ球をMFマヌエル・ランシーニがボックス手前から見事なミドルシュートを突き刺し、土壇場で同点に追いついて見せた。
ラスト12分で3点差を追いついたパフォーマンスをモイーズ監督は絶賛。サポーターに見せられなかったことは嘆きつつも、劣勢の中でも選手たちを信じていたことを明かした。

「思わず飛び跳ねてしまったよ。それほど大きな瞬間だった。我々は0-3というスコアから舞い戻って見せた。それ以下でもそれ以上でもない」

「サポーターがスタジアムに居ないのは少し寂しいところだと思う。もし、満杯のサポーターの前で今日と同じことをしたら、それこそ信じられない瞬間になっていただろう。本当に彼らには早く戻ってきてほしいと願っているよ」

「前半は人々の言うことが正しかったのだと思う。私はホーム戦のように立ち回るべきだった。我々が良い入りが出来なかった一方、トッテナムは素晴らしかった」

「だが、15分が過ぎたあたりから我々もゲームをコントロール出来るようになった。何度か逃してしまったチャンスはあるがね」

「難しかったのはハーフタイムに(膝をつくような)決断をしないことだった。2、3人の選手を入れ替えると言うのは簡単だが、私は選手たちが良いプレーをしていると思っていた」

「本当に良かった。今夜の彼らは素晴らしかったよ。序盤はそうではなかったかもしれないが、12分、いや15分から同点の追いついた94分までね」

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8歳から親友コンビのライス&マウントが代表でゴール共演! 「同じ試合でゴールを決められるなんて…」

ウェストハムMFデクラン・ライスとチェルシーMFメイソン・マウントの親友コンビが憧れのスリーライオンズで夢のようなゴール共演を果たした。 イングランド代表は18日、UEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ2最終節でアイスランド代表と対戦し、4-0で快勝した。 そして、同試合では前半の20分にMFフィル・フォーデンのFKに頭で合わせたライスが待望の代表初ゴールを挙げると、その4分後にはセットプレーの二次攻撃からマウントが代表通算3ゴール目を奪取。主役の座は2ゴール1アシストのフォーデンに譲ることになったが、ライスとマウントの2人にとっては子供の頃の夢を叶えた最高の試合となった。 共にロンドン生まれ、チェルシーのアカデミー育ちの両選手は8歳の頃からの親友で、14歳の時にライスが放出の憂き目に遭った際にはマウントの母親が涙を流すなど、家族ぐるみの付き合いをしてきた。 その後、マウントが順調にチェルシーで活躍を続ける一方、ライスは新天地ウェストハムでブレイクを果たし、両者はプレミアリーグでは良きライバル、イングランド代表では中盤の相棒として切磋琢磨を続けている。 そして、このアイスランド戦ではついに同じ試合でゴールを挙げるという、まるで夢のような瞬間を共有することになった。 同試合後、殊勲のライスとマウントはイギリス『スカイ・スポーツ』のポストマッチインタビューで、ゴール共演を振り返っている。 まずはライスが、「中盤で一緒にプレーできることを知った時、それ自体が特別な瞬間だったよ。さらに、同じ試合でゴールを決められるなんて信じられないことだよ」と、素直な感動を伝えた。 一方、マウントは親友とのゴール共演を喜びながらも、新型コロナウィルスの影響により、無観客開催が続く中、相棒と自身を支えてきた互いの家族がスタジアムで同じ喜びを共有できなかったことを残念に感じている。 「もしもファンの入場が許可されていれば、彼ら(両家族)は一緒に見守ってくれていたはずさ。彼らは僕がデビューした時も一緒にいたし、デク(ライス)と初めて一緒にプレーした時もね。僕らは彼らと共に特別な思い出を共有してきたからね」 「僕らは小さい頃から親友だし、これからもより多くの素晴らしい思い出を作っていけたら最高だね」 なお、ハマーズで守備的MFとセンターバックで印象的な活躍を続けるライスにはフランク・ランパード監督が以前から熱視線を注いでおり、今冬、あるいは来夏にはチェルシーでの親友コンビの共演も期待されている。 2020.11.19 18:05 Thu

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