ユベントスの選手も困惑…試合中止についてユベントス会長がナポリ側の問題を指摘「我々はプロトコルを尊重した」

2020.10.05 13:10 Mon
Getty Images
ユベントスアンドレア・アニェッリ会長が、ナポリ戦の中止について見解を語り、ナポリがプロトコルを遵守していないと語った。セリエAでは、ジェノアで17名の選手が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染するクラスターが発生。直近でジェノアと対戦していたナポリでも2人の選手が陽性反応を示していた。

ナポリは、地方保健局とカンパニア州から通達を受け、ユベントスとのアウェイゲームに臨めないとし、イタリアサッカー連盟(FIGC)とレガ・セリエA、ユベントスに対して延期を要望していた。
◆スタジアムに到着したユベントスの面々も困り顔…

ユベントスはナポリ戦に向けたスターティングメンバーを発表し、選手らがスタジアムに到着していたが、試合直前での中止が決定。3-0でユベントスの不戦勝になる措置が取られるとされている。

異例の事象について、アニェッリ会長が経緯を説明。あくまでもユベントスはプロトコルに従っただけであると主張し、ナポリ側に問題があるとした。
「我々はイタリアのリーグで最も素晴らしい試合の1つに参加するためにここにいたが、複雑な状況であることを知った。チームのメンバーの陽性反応に起因している」

「CTSによって承認されたFIGCのプロトコルがある。これは選手の1人が陽性反応を示した場合、そのグループがASL(地域保健所)で示されている隔離に入らなければなりません」

「グループがいわゆる“バブル”の状態に入ったら、活動は通常の方法で行われます。選手はトレーニングを行い、全てが完全に管理され、ホームとアウェイで試合を行います。それが我々がしたことです」

「我々はチーム内に2人の選手が陽性反応を示したという結果について知った。我々は試合を行うためにここに来た。そして、プロトコルを尊重した」

「我々は地方自治体ではなく、大臣の回覧命令を尊重します。プロトコルが守られない場合は、ASLが介入します」

セリエAと欧州サッカー連盟(UEFA)のプロトコルでは、チームに13人の選手(GK1人を含む)が揃う限り、試合を行わなければならないとされている。ナポリでは、MFピオトル・ジエリンスキ、MFファビアン・ルイス、MFエリフ・エルマスの感染が確認されているが、13名の選手を揃えることは可能な状況だった。

そのため、今回の遠征拒否はナポリと地方自治体が決めたことであり、リーグのプロトコル違反に当たるとアニェッリ会長は見解を語った。

「FIGCとUEFAによって行われたことは素晴らしい仕事であり、リーグ戦を終えることができることについて我々は冷静です。スポーツのルールも同様に明確であり、チームが現れない場合は、懲戒処分を下されることとなります」

「その点については明日話され、彼らの決定に基づいてさらなる処分が下るかもしれません」

「チームが予定されていた試合をするためにスタジアムに現れないという事実は、イタリアのサッカーに良いイメージを与えないことは明らかです」

なお、ナポリは今回の措置について抗議を行う予定とのことだ。

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