どっちから読んでも“ヘイニエル”、ドルトムントへ武者修行中のレアル新星FWの珍名は皇室由来

2020.09.14 22:33 Mon
Getty Images
レアル・マドリーからドルトムントへ2年間のレンタル移籍を果たしたU-23ブラジル代表FWヘイニエル(18)が、チームの雰囲気や自身の秘密を明かした。
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ヘイニエルはフラメンゴの下部組織で育ち2019年1月にファーストチームへ昇格。2020年1月にマドリーへ移籍金3000万ユーロ(約37億7500万円)で完全移籍した。マドリーでは、カスティージャの一員としてセグンダB(スペイン3部)で3試合に出場し2ゴール1アシストを記録。そして武者修行のため、若手の宝庫であるドルトムントへのレンタル移籍を果たした。
ドルトムントへ移籍したヘイニエルは、ドイツ『キッカー』でクラブについて「ブラジル人はドルトムントがとても好きなんだ。ドルトムントはブラジルにも大きなファン層を持っている」とコメント。その理由については「示されている攻撃的なサッカー、ここでチャンスを得続けている若い選手、そして素晴らしい雰囲気がそうさせている」と語り、チームの魅力が多くのブラジル人のファンを掴んでいるとし、「僕もドルトムントが大好きだ」と自身もクラブが好きであると明かした。

開幕まで1週間を切った中、すでにチームに馴染んでいるヘイニエル。最初から歓迎されていたようで、「マッツ・フンメルスはスペイン語が少し話せる」と明かし、「僕への歓迎は素晴らしかった。トレーニング、アドバイス、何に関してもだ。他には何も期待していなかった。でも、それを改めて確認できて嬉しかったよ」と語り、歓迎ムードが嬉しかったと語った。
マドリーではまだその才能を発揮していないヘイニエルだが、自身については「僕はボックスプレーヤーだと思う。ボックス近くでプレーすることが好きだし、10番とか9番のポジションでプレーするタイプだ。自分ではアウトサイドの選手だとは思っていない。ゴールを奪うことを目指しているし、それが好きだ。ゴールに近い方が楽しいよ」とコメント。より攻撃的なプレーを好むとした。

インタビューの最後では自身の名前についても触れたヘイニエル。フルネームは、ヘイニエル・ジェズス・カルバーリョだが、「ヘイニエル」はブラジルでも珍しい名前となる。ヘイニエルはその理由について意外な事実を明かし、父親のユーモアが含まれているとした。

「モナコ公国の故・レーニエ3世(Rainier Ⅲ)から来ているんだ」

「母が皇室に興味を持っていたんだ。それから、僕の父が少し慎重に考えて、“Rainier”を“Reinier”に変えたんだ」

「前から読んでも後ろから読んでも常に同じ名前なんだ。父は冗談を言っていたよ」

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