長友佑都、PSG戦でのマルセイユデビューはお預け、ビラス=ボアス監督「彼にとっては早過ぎる」

2020.09.12 10:52 Sat
マルセイユアンドレ・ビラス=ボアス監督が、日本代表DF長友佑都のデビューはまだ先になると明言した。すでに2020-21シーズンが開幕しているリーグ・アン。今週末は第3節を迎える中、開幕戦が延期となっているマルセイユはシーズンの2試合目で王者パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。13日に、シーズン最初の重要な一戦を迎える。

マルセイユは今夏の移籍市場で、長友を獲得。日本代表DF酒井宏樹との両サイドバック共演が期待される中、PSG戦の前日会見で長友の起用はないと明言した。
◆マルセイユ加入の長友佑都、ファーストインタビュー

「長友はまだデビューしない。それは確かだ。彼がグループに参加するかどうかについて、まだ考えている」

「彼は我々の元に、わずかな拘縮(関節可動域が制限された状態)があった状態でやってきた。今週はとても良いトレーニングを行なっていたが、彼にとっては早過ぎるだろう」
長友は今年に入りガラタサライでメンバー外になったこともあって公式戦を1度も戦っていない状況。さらに、万全の状態ではないことから起用を見送ることにしたようだ。

一方で、すでにチーム内では溶け込んでいることを明かし、チームメイトとも上手くやっているようだ

「彼はグループ全体にとてもうまく入り、アルバロ(・ゴンサレス)とダリオ(・ベネデット)とともにいつも笑っていた」

「とても良いキャラクターを持っているが、それはもう我々も知っている」

シーズン初戦で黒星を喫したPSGとマルセイユの一戦は、13日(日)の28時にキックオフを迎える。

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