EL最多優勝記録更新を狙うセビージャ、指揮官ロペテギは“非常に完成された”インテルを警戒

2020.08.21 11:45 Fri
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セビージャを率いるフレン・ロペテギ監督がヨーロッパリーグ(EL)決勝の対戦相手であるインテルを警戒した。クラブ公式サイトが伝えている。

準決勝で優勝候補の一角と目されたマンチェスター・ユナイテッドを2-1で逆転勝利で破り、優勝した2015-16シーズン以来となる決勝の舞台に立つセビージャ。最多6度目の優勝がかかる一戦だ。

21日に行われるインテルとの決勝戦に先駆け、前日会見に出席したロペテギ監督は「彼らは非常に完成されたチームで、素晴らしい選手もいて、戦い方が確立されている。この試合の難しさを物語るものであり、我々も完璧な戦いを披露しなければならない」と気を引き締めると、意気込みを語った。
「謙虚さと敬意を欠いたら、我々は大きな間違いを犯すだろう。決勝戦は1つ1つのディテールが重要になってくる。このゲームは他のどの試合とも変わらないが、インパクトが違う。攻守両面で集中して、インテルの脅威を乗り越える準備をしなければならない。高揚感や野心、そして決意が素晴らしいゲームをプレーしようとする我々を駆り立ててくれるはずだ。そこから先はどうなるかわからないが、我々はすべきことに集中する」

また、インテルを率いるアントニオ・コンテ監督について問われると、「イタリア人の監督だが、私は典型的とまで言わない。彼には個性があり、過去に率いたすべてのチームにそれを落とし込んできた。インテルは指揮官が望むプレーをしている。セリエAやチャンピオンズリーグ(CL)を制したい思いを抱く選手たちが揃っている」と話した。
そして、決戦を前にファンに対して、「我々はこの機会を得るために懸命に努力して戦ってきた。とても興奮している。明日を楽しんでもらえることを願っている。我々はいつも通り、フィールドを選手たちに任せる。彼らに疑いはない」とメッセージを送っている。

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