バルサ下部組織出身のMFメリダ、同じ街のライバル・エスパニョールに完全移籍
2020.08.20 13:20 Thu
エスパニョールは19日、オサスナのMFフラン・メリダ(30)を完全移籍で獲得した。契約期間は2年間で延長オプションが付いている。
メリダはバルセロナのカンテラ出身。その後、ファーストチームに昇格する前にアーセナルの下部組織へ移籍していた。
その後はレアル・ソシエダ、アトレティコ・マドリー、ブラガ、エルクレス、アトレチコ・パラナエンセ、ウエスカと様々なクラブを渡り歩き、2016年7月からオサスナでプレーしていた。
オサスナでは公式戦通算110試合に出場し11ゴール7アシストを記録していた。
エスパニョールは、2019-20シーズンのラ・リーガで最下位となりセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に降格。メリダが新シーズンに向けた最初の補強となった。
メリダはバルセロナ出身で、同じ街のライバルクラブに加入することになったが「素晴らしい挑戦だ」とコメント。1年での復帰に意欲を見せた。
「これはとても素晴らしい挑戦だ。僕は明確な目的を持つ素晴らしいクラブに来た。それを理解している」
「早くスタートしたいし、グループに会い、トレーニングしたい。これを可能にしてくれた人々に感謝したい」
「僕は大きな熱意を持って、新たな道を歩んでいる」
メリダはバルセロナのカンテラ出身。その後、ファーストチームに昇格する前にアーセナルの下部組織へ移籍していた。
その後はレアル・ソシエダ、アトレティコ・マドリー、ブラガ、エルクレス、アトレチコ・パラナエンセ、ウエスカと様々なクラブを渡り歩き、2016年7月からオサスナでプレーしていた。
エスパニョールは、2019-20シーズンのラ・リーガで最下位となりセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に降格。メリダが新シーズンに向けた最初の補強となった。
なお、メリダはセグンダ・ディ醤んで138試合に出場し17ゴール11アシストを記録している。
メリダはバルセロナ出身で、同じ街のライバルクラブに加入することになったが「素晴らしい挑戦だ」とコメント。1年での復帰に意欲を見せた。
「これはとても素晴らしい挑戦だ。僕は明確な目的を持つ素晴らしいクラブに来た。それを理解している」
「早くスタートしたいし、グループに会い、トレーニングしたい。これを可能にしてくれた人々に感謝したい」
「僕は大きな熱意を持って、新たな道を歩んでいる」
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イタリアへの挑戦についてはターニングポイントだったと語った中村。「イタリアに行く時は、日本を出なきゃと焦るぐらいでした」と当時の心境を明かした。2002年のW杯のメンバーから落選した中村だが、その1年前の2001年3月のフランス代表との親善試合で5-0と大敗。この大敗で危機感を覚え、イタリアへ行くことを望んだという。 「当時は世界最高峰だったセリエAに行くのを焦るぐらいでしたね。本場のサッカーに飛び込んだのは、良かったと思います。扉をようやく開けられたというか。サンドニで日本代表として0-5で負けた(フランス代表戦)、このままじゃ置いていかれるというのに気づきましたし、やっとこの舞台でやれるというので、凄く光が見えたっていう感じですね」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/nakamura20221111_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 世界に飛び立ち、扉を開いた先には光があったという中村。レッジーナでもその左足は健在。FKはもちろんのこと、多くのゴールを決めると、2005年7月に移籍したセルティックではさらに大きく羽ばたいた。 当時の中村は世界にまだ日本人選手が多く出て行っていない状況を考え、自分を実験台だと語っていたという。その理由は「俺はこういうプレーヤーだというのだけではなく、こういうことしたらどうなのか、敢えて悪い方を通ったり」と、まさに試すことを色々し、リスクを負ったこともあったという。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/nakamura20221111_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> ただ「結果として自分の良い結果が出なくても、これからの選手、チームメイト、これから指導者としての財産になることはたくさんあるので、悔いはなかった、良かったと思います」と、今振り返っても、様々なチャレンジは当時上手くいかなくても良かったと言えるまでになったようだ。そしてそれは「これから指導者としてというか、伝えていければというのはいっぱいあります」と、後輩たちに伝えていくつもりだという。 世界をも驚かせ、チャンピオンズリーグ(CL)でマンチェスター・ユナイテッド相手に2試合連続でFKを叩き込んだプレーは未だに思い出されるゴール。それ以外にも、見るものにとって数多くの印象に残るゴールを決め続けてきた。 その1つはジュビロ磐田時代のゴール。鹿島アントラーズとのアウェイゲーム(2017年4月22日)で決めたゴールだ。ボックス内で相手がクリアしたボールをバウンドして転がってきた中、左足一閃。ホップする強烈なミドルシュートがゴール上のネットに突き刺さった。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/nakamura20221111_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©J.LEAGUE<hr></div> 圧巻のゴールだが、この時自分が取った行動は、中村にとって選手初めての思い出だという。 「アントラーズ戦のアウェイでゴールを決めた後に、名波さんのところに行って、みんなで抱き合った時ですね。選手として初めて監督のところに駆け寄りました」 キャリアを通じてゴールを喜んでも、監督のところまで行くことはなかったという。ただ、マリノスを退団する際にすぐに声をかけてくれた日本代表の元10番・名波浩監督には、人を惹きつける魅力があるという。 「名波さんはみんなから求心力もあるし、兄貴的存在で、サッカーを良く知っていますし、ああいう風になります。あの瞬間は新しい自分が出たというか、嬉しかったです」 <script>var video_id ="a6xzzZGKikI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 同じ日本代表で左利き、ゲームを作るプレーが求められた2人は、選手と監督という立場が変わっても、何かでつながっていたのだろう。それだけ会心のゴールであり、喜びを分かち合いたくなるものだった。 今なお、チームの練習に参加し、サッカーを続けている中村。今後は指導者になることは予てから口にしていたが、理想の監督像は作らないようにしているという。 「選手の時はありましたが、それはあまり作らない方が良いのかなと。自分の感覚とか、物差しでやると、逆に伝わらなかったり、良いことがないかもしれないんじゃないかなという感じでもいます」 「演じなければいけない時もあるかもしれないですし、B級(ライセンス)を取るときも、自分は答えをわかっているから教えすぎだと言われて、なるほどなと思いました。そこを促して、気付かせるということも大事だと思います。まだまだ色々なことを勉強しなければいけないので、今のところ作らないようにしています 型にハマった指導をせず、向き合う選手や状況に対応していきたいという考えもあるのだろう。数多くの監督の下でプレーし、様々な世界を経験したからこその決意なのかもしれない。 その中村だが、自身も称された“ファンタジスタ”について、今後期待する選手の名前を挙げた。それは「小野伸二ですね。そこは変わらないです」。北海道コンサドーレ札幌に所属する43歳は、中村も日本代表としても一緒にプレーした仲。そして、“ファンタジスタ”が再び必要になる時代が来ると考えているという。 「今の時代という言い方はあまり好きではないですが、中央はプレッシャーが360度きますが、そのポジションの選手が必要になる時が自分はあると思いますし、そういう人を逆に潰さないようにしていきたいという気持ちがあります」 中村監督が育てる選手から“ファンタジスタ”が生まれてくるのか。自身の経験を伝承し、再び世界でインパクトを残す武器を持った選手、唯一無二の存在であった中村の後継者を生み出してくれることを、今後は期待したい。 取材・文:菅野剛史(超ワールドサッカー編集部) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/nakamura20221111_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains,LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/nakamura20221111_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©CWS Brains,LTD.<hr></div> <span class="paragraph-title">【動画】初めて監督に抱きつきに行った中村俊輔の衝撃弾丸ミドル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="a6xzzZGKikI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.11.11 07:20 Fri4
「僕が抱いていた夢」優勝決定づけるゴールのフェルミン・ロペスはラ・リーガ初優勝「一生懸命努力してきた」
バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、リーグ制覇を喜んだ。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半アディショナルタイムには、フェルミン・ロペスもきめ、0-2で勝利。バルセロナが2年ぶり28度目のリーグ優勝を決めた。 バルセロナのカンテラ育ちのフェルミン・ロペスにとっては初のリーグ優勝。大事な試合でゴールも決めた中、試合を振り返った。 「目標を達成した。ここまで来るのに一生懸命努力してきたし、この勝利に値したと思う。今日の勝利は、レアル・マドリー戦で僕が失ったゴールを取り消された分を埋め合わせるものだ」 前節のレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”では、試合終了間際にゴールネットを揺らすも、ハンドを取られて取り消しとなっていた。 また、チームを優勝に導いてくれたハンジ・フリック監督についても言及。「彼とはまだ話す暇もないくらいだ。僕たたちは祝っている。彼はずっと僕たちを導いてくれた。今はそれを楽しむ時だ」とコメント。また、家族についても言及し「家族、恋人、そして一緒にいてくれたすべての人たちを思い出す。これは僕が抱いていた夢だった。とても幸せだ」と、自身の初リーグ優勝を喜んだ。 ピッチ上で選手たちが喜びを爆発させる中、フェルミン・ロペスは控えめだったが「まあ、結局のところ、前回何が起こったのかは理解しているが、僕たちが誰かを傷つけたとは思わない。僕たちは敬意を欠いた行動は見せなかったし、リーグ優勝を果たしたし、祝うこともほとんどなかった。僕たちは絶対に祝うつもりだ。疲れてないよ」と、しっかりと祝福するとした。 <span class="paragraph-title">【動画】前節の取り消しを払拭するフェルミン・ロペスのゴール! バルサが28度目の優勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rXxhAY3zR5E";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.16 15:25 Fri5
