アタランタ、2選手流出懸念の右WBの後釜確保へ! コソボ代表DFヴォイヴォダ加入へ

2020.08.17 15:06 Mon
Getty Images
アタランタは今夏に2選手の流出が危惧される右ウイングバックの後釜候補を確保したようだ。
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今シーズンのセリエAで3位、チャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初のベスト8進出を果たしたアタランタだが、今夏の移籍市場に向けてはオランダ代表MFハンス・ハテブール(26)、ベルギー代表DFティモシー・カスターニュ(24)と右ウイングバックの主力を務める2選手に退団の可能性が取り沙汰されている。そういった中、セリエA屈指のスカウト網を誇るベルガモのクラブのレーダーに引っかかったのが、スタンダール・リエージュに所属するコソボ代表DFメルギム・ヴォイヴォダ(25)だ。
スタンダール・リエージュの下部組織出身のヴォイヴォダは、187cmの恵まれた体躯と足元の技術に長けた攻撃的な右サイドバックだ。シント=トロイデンやムスクロンを経て、昨夏に古巣へ帰還を果たした25歳は、昨シーズンの公式戦30試合で1ゴール4アシストの数字を残していた。

また、コソボ代表ではここまで22試合に出場し1ゴールを挙げるなど、主力として活躍している。
体格やユーティリティー性などハテブールと非常に近いプロフィールを持つヴォイヴォダだが、より推進力に長けたオランダ代表に対して、正確な両足のキックや相手の逆を取る形の仕掛け、インナーラップを多用するなど、よりテクニカルで多彩な印象だ。

そのアタランタの新戦力候補は『gazetaolle』でクラブとの個人間での合意を認めている。

「アタランタの代表が僕に会うために2、3回ベルギーに来たよ。彼らと条件面で同意し、現在は2つのクラブが細部を詰めている段階さ。月曜日(17日)の話し合いの後に何かが決まると思う。他にも3つのクラブが関心を示してくれているけど、アタランタが間違いなくベストな候補だね」

なお、イタリアとベルギーの双方メディアの情報をまとめると、移籍金に関してはボーナスを含め400~600万ユーロ(約5億~7億6000万円)。契約期間は4年か5年となる見込みだ。

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