久保建英の新天地がビジャレアルに正式決定! エメリ新監督の下、自身初のEL参戦へ!

2020.08.11 00:02 Tue
Getty Images
ビジャレアルは10日、レアル・マドリーから日本代表FW久保建英(19)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。
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なお、スペイン『アス』などが伝えるところによれば、今回の契約には買い取りオプションは含まれておらず、200万ユーロ(約2億5000万円)の有償レンタルになるという。また、久保の給与全額をビジャレアルが負担することになる。2019年6月にFC東京からマドリーに加入した久保は、当初スペイン3部に所属するレアル・マドリー・カスティージャでのプレーが予想されたものの、プレシーズンでの好パフォーマンスをキッカケに、プリメーラ(スペイン1部)のマジョルカに1年間の武者修行に出ることに。
そして、自身初のラ・リーガでは公式戦36試合に出場し、4得点5アシストを記録。とりわけ、今年に入ってからの活躍は著しく、チーム全体のレベルの問題で目に見える結果こそ前述の数字に留まったものの、切れ味鋭い仕掛け、視野の広さとキック精度を生かした高精度のチャンスメークで、アトレティコ・マドリーやバルセロナ、マドリーといった世界屈指のチームを相手にしても堂々たるパフォーマンスを披露していた。

この活躍により、来シーズンはマドリーのトップチームへの復帰も予想されたが、3つの非EU圏外枠の問題や、より出場機会を与えたいというクラブ側の思惑もあり、更なる武者修行の可能性が濃厚に。
そして、久保を巡っては国内外の数十クラブがレンタル先として名乗りを挙げ、レアル・ソシエダやオサスナ、ベティス、アヤックスなどの名前も取りざたされたが、最終的にビジャレアルが新天地となった。

今シーズンのラ・リーガを5位で終え、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したビジャレアルは、先月20日にハビエル・カジェハ監督の退任を発表。そして、セビージャやパリ・サンジェルマン、アーセナルなどの監督を歴任したウナイ・エメリ監督が新指揮官に就任している。

なお、現地の報道ではエメリ監督が久保の獲得を熱烈にプッシュしたと言われており、新天地では十分な出場機会が与えられそうだ。

エメリ監督は[4-2-3-1]をベースに複数のシステムを併用することが多く、久保の起用法に関しては現時点で不明だが、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、スペイン代表FWジェラール・モレノと2人のレフティーが主力を担う右ウイング、センターフォワードの可能性は低く、アル・サッドへ旅立った元スペイン代表MFサンティ・カソルラが担ったトップ下、左ウイングが主戦場となるだろうか。

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【ラ・リーガ第32節プレビュー】欧州で明暗分かれたマドリーとアスレティックの上位対決

先週末に行われた第31節は上位5チームが揃って勝ち点3を積み上げる波乱の少ない一節に。一方で、バレンシアに敗れたセビージャがピミエンタ監督を解任し、通算4度目の指揮となるホアキン・カパロス監督を新指揮官に任命した。 UEFAコンペティションの準々決勝終了後に行われる今節は明暗分かれたリーグ2位のレアル・マドリーと4位のアスレティック・ビルバオによる上位対決が最注目カードだ。 マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでアーセナルと対戦。サンティアゴ・ベルナベウで奇跡のレモンターダを目指したが、1-2の敗戦によって2戦合計1-5で大会連覇の夢が潰えた。守護神クルトワのPKストップで序盤の苦境を乗り切ったが、後半に先制を許した。この直後にはFWヴィニシウス・ジュニオールのゴールですぐさま反撃の姿勢を示したが、FWムバッペの負傷交代の影響もあって以降はゴールが遠く。後半アディショナルタイムには勝ち越しゴールを許し、“魔法の夜”を期待したマドリディスタの沈黙とともに今季の欧州での戦いが一足早く終了した。 今月末に控えるコパ・デル・レイ決勝での挽回のチャンスはあるものの、リーグ戦でも4ポイント差で2位に甘んじる状況を受け、アンチェロッティ監督の進退問題が盛んに報じられるなか、今節はベルナベウ開催の上位対決でバウンスバックを図る。心身ともにダメージが残ったアーセナル戦から中3日での難しい試合となるが、逆転優勝へ取りこぼしが許されない状況でのリバウンドメンタリティを期待したい。 対するアスレティックはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでレンジャーズと対戦し、2-0で勝利。1stレグをゴールレスドローで終えていたなか、2戦合計2-0でベスト4進出を決めた。 リーグ前節でラージョに3-1の勝利を収め、公式戦3試合連続ゴールレスドローの流れを払しょくしたチームはスコットランド強豪相手にも躍動。最後のところで粘る相手に苦戦もMFサンセトのPKで前半終盤に先制すると、後半半ば過ぎにはDFデ・マルコスのピンポイントクロスをFWニコ・ウィリアムズが頭で合わせ、最高の時間帯に追加点を奪取。サン・マメス開催のファイナルへまた一歩近づいた。その激闘から中2日で臨むアウェイゲームということもあり、いくつかのポジションでのターンオーバーも見込まれるが、持ち味の堅守を武器に傷心のエル・ブランコ相手に勝負どころを抑えた戦いで勝ち切りたい。 首位のバルセロナは7位のセルタ相手にリーグ連勝を目指す。前節、レガネス相手に相手のオウンゴールで挙げたゴールを守り切ってウノセロ勝利を収めたフリックのチーム。CLではドルトムントとのアウェイゲームに1-3で敗戦。2025年の公式戦初黒星を喫したが、大勝した1stレグのアドバンテージを活かして2戦合計5-3で6シーズンぶりのベスト4進出を決めた。 代役守護神シュチェスニーの無敗神話も途切れるなど直近の公式戦2試合はやや疲労感を窺わせるパフォーマンスだが、リーグ制覇に向けて曲者相手の勝ち点3は必須。主力の活躍とともに負傷明けのMFダニ・オルモやジョーカーとして存在感を示すFWフェラン・トーレスなど総力戦で勝ち切りたい。 CLとコパ敗退のショックを払しょくし、リーグ連勝で上位2チームとの勝ち点差を縮めた3位のアトレティコ・マドリーは、降格圏に沈むラス・パルマスとのアウェイゲームで3連勝を目指す。 前節は最下位のバジャドリー相手に思わぬ打ち合いに持ち込まれたが、FWアルバレスのPK2発によるドブレーテに途中出場のFWセルロートのダメ押しのゴールによって4-2の勝利を挙げた。主に守備面で課題はありながらも、リーグ一本に集中できるメリットによってベンチに控える多彩なタレントを活かしながら後半に再点火できる状況にあり、格下相手の取りこぼしの可能性は低くなっている。 MF久保建英を擁する9位のレアル・ソシエダは5位のビジャレアルとのアウェイゲームで2戦ぶりの白星を狙う。前節はマジョルカ相手に0-2の完敗を喫し、欧州出場権の争いで痛恨の敗戦。ただ、チームにとって朗報はスペインが欧州パフォー​​マンススポット(EPS)によってトップ2が確定し、来季CL出場権が5枠に増加。残り7試合で1試合未消化のビジャレアルとの勝ち点差は「10」と今節の直接対決で勝利できれば、可能性は低いものの逆転でのCL出場への望みを繋げる。マジョルカ戦に続く古巣対戦となる久保には元本拠地でチームを勝利に導く活躍を期待したい。 8位のマジョルカは降格圏の19位レガネスを相手に連勝を目指す。ハムストリングの負傷再発となったFW浅野拓磨は今週に練習復帰を果たしたが、実戦復帰は時期尚早。スタンドからチームを見守りながら、早期復帰を目指す。 その他ではカパロス第4次体制の初陣となる14位のセビージャ、カンファレンスリーグ(ECL)で見事に準決勝進出を決めた6位のベティスのアンダルシア勢の戦いにも注目だ。 《ラ・リーガ第32節》 ▽4/18(金) 《28:00》 エスパニョール vs ヘタフェ ▽4/19(土) 《21:00》 ラージョ vs バレンシア 《23:15》 バルセロナ vs セルタ 《25:30》 マジョルカ vs レガネス 《28:00》 ラス・パルマス vs アトレティコ・マドリー ▽4/20(日) 《21:00》 バジャドリー vs オサスナ 《23:15》 ビジャレアル vs レアル・ソシエダ 《25:30》 セビージャ vs アラベス 《28:00》 レアル・マドリー vs アスレティック・ビルバオ ▽4/21(月) 《29:00》 ジローナ vs ベティス 2025.04.18 20:00 Fri

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