ヴェローナ指揮官ユリッチ、残留懸かる最愛の古巣との最終節に「我々はプロとして臨む」

2020.08.02 16:03 Sun
Getty Images
エラス・ヴェローナを率いるイバン・ユリッチ監督は、セリエA残留が懸かる古巣との最終節に向けてあくまでプロフェッショナルとして全力で戦うことを誓った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2006-07シーズンのセリエBを3位で終え、セリエA復帰を果たしたジェノアは以降、13シーズンに渡ってセリエAでのプレーを続けている。しかし、今シーズンはシーズンを通して不振に喘ぎ、残留争いを強いられている。

とりわけ、直近のインテル、サッスオーロ相手の連敗により、18位のレッチェ(勝ち点35)との勝ち点差はわずか1ポイントに縮まっている。レッチェとの当該成績で優位に立つジェノアは、レッチェが最終節で引き分け以下に終わった場合、敗戦でも残留が決定するが、自力での残留に向けては9位のヴェローナ相手の勝利が必須だ。
そして、奇しくも最終節で対峙するのが、ジェノアととりわけ縁が深いユリッチ監督だ。

現役時代にクロアチア代表MFとして活躍したユリッチ監督は、前述のジェノア昇格の功労者であり、2010年には同クラブで現役を引退。さらに、アカデミーやトップチームの監督経験もある、ジェノアのレジェンドだ。加えて、ヴェローナには同じくジェノア在籍経験があり、エンリコ・プレツィオージ会長を義理の父親に持つ元ポルトガル代表MFミゲル・ヴェローゾがプレーしている。
そのため、この最終節を前にしてユリッチ監督には愛する古巣を降格から救うため、メンバー選考などに手心を加えるのではないかとの懐疑的な目を向けられている。

だが、前日会見に出席した元ジェノア指揮官は、あくまでプロフェッショナルとして古巣を全力で叩きに行くことを誓っている。

「明日の試合ではプリマヴェーラのプレーヤーを起用するつもりは一切ない。あくまで真剣に、正々堂々と試合に臨みたいと考えている」

「この試合前に、(手を抜くなどの)不愉快な話を見聞きしたが、我々はあくまで自分たちの試合のためにそこに向かう。それだけにそれ以外に関する話題には本当にイライラさせられている」

「私が元ジェノアの人間であり、ミゲル・ヴェローゾがジェノアの会長の娘と結婚していることは間違いない事実だ。しかし、我々はプロフェッショナルだ」

今回の最終節で全力を尽くすことを強調したユリッチ監督だが、その目標を達成しつつ、同時刻開催でレッチェが敗戦することを強く願っているはずだ。

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