フランク・デ・ブール監督が退任、アトランタ・ユナイテッドと双方合意の下で契約解除
2020.07.25 17:55 Sat
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドは24日、フランク・デ・ブール監督(50)の退任を発表した。双方合意の下での契約解除とのことだ。現役時代はアヤックスやバルセロナなどでプレーし、オランダ代表としても活躍したデ・ブール氏。引退後は指導者の道へ進み、オランダ代表のアシスタントコーチを務めた後、アヤックス、インテル、クリスタル・パレスで監督を務めていた。
ヘラルド・マルティーノ監督の後任として、2018年12月にアトランタ・ユナイテッドの史上2人目の監督に就任したデ・ブール監督は、2019シーズンは18勝4分け12敗でイースタンカンファレンスで2位の成績を収めていた。
2020シーズンは開幕から2連勝と好スタートを切るも、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けてリーグが中断。中断明けに開催されているMLSイズ・バック・トーナメントでは3連敗を喫しグループ最下位に終わっていた。
デ・ブール監督は「アトランタ・ユナイテッドとの出会いに感謝している。MLSでのコーチングと、アトランタでの生活は素晴らしい経験であり、歓迎すべき新しい挑戦だった。アトランタの素晴らしいサポーターを決して忘れません。彼らは本当に特別だ。選手、コーチ、スタッフ、すべてのサポートに感謝したい。一緒に仕事ができて光栄だった」と別れのコメントを残している。
◆デ・ブール監督、現役時代の華麗FK
ヘラルド・マルティーノ監督の後任として、2018年12月にアトランタ・ユナイテッドの史上2人目の監督に就任したデ・ブール監督は、2019シーズンは18勝4分け12敗でイースタンカンファレンスで2位の成績を収めていた。
デ・ブール監督は「アトランタ・ユナイテッドとの出会いに感謝している。MLSでのコーチングと、アトランタでの生活は素晴らしい経験であり、歓迎すべき新しい挑戦だった。アトランタの素晴らしいサポーターを決して忘れません。彼らは本当に特別だ。選手、コーチ、スタッフ、すべてのサポートに感謝したい。一緒に仕事ができて光栄だった」と別れのコメントを残している。
MLSはオーランドで行われているMLSイズ・バック・トーナメントの終了後、シーズンが再開することとなっている。MLSイズ・バック・トーナメントは8月11日に決勝戦を迎え、優勝クラブには来季のCONCACAFチャンピオンズリーグ出場権が与えられる。
フランク・デ・ブールの関連記事
メジャーリーグ・サッカー(MLS)の関連記事
記事をさがす
|
|
フランク・デ・ブールの人気記事ランキング
1
休みなし、給水制限の“パワハラ”指導が原因? アトランタ・ユナイテッド監督解任の裏事情
アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)に所属するアトランタ・ユナイテッドで18日まで監督を務めたガブリエル・エインセ氏は、かなりスパルタな指導を行っていたようだ。 フランク・デ・ブール前監督の後任として、2020年12月にアトランタ・ユナイテッドの新指揮官に就任したエインセ氏。4月に開幕した2021シーズンは13試合で2勝7分け4敗と苦戦を強いられ、早々に解任された。 クラブが解任に踏み切った理由としては、もちろん成績不振が大部分を占めるだろうが、どうやら「パワハラ指導」という別の原因もあるとのこと。あまりにも事態が悪化したため、選手たちを代表してMLS選手協会がリーグに苦情を申し立てたほどだという。 また、関係者がアトランタの日刊紙『The Atlanta Journal Constitution』に当時の状況を告白。コーチングスタッフはシーズン前の練習中に選手が飲む水の量を制限し、チームドクターが介入しなければならなかった状況だったとのこと。加えてエインセ氏は定められた日数分の休日を選手に与えず、選手にはいつでも電話に出たりトレーニング場に来たりできるよう求めていたようだ。 同関係者は、コーチングスタッフは何も変えてくれなかったとコメント。選手のメンタルはボロボロだったと主張している。 「クラブは彼に、『ピッチ外で何かを変えなければならない』と言ったけどコーチングスタッフが何もしなかったので、選手にとっては非常に難しい状況になった」 「(解任は)時間の問題だったんだ」 「戦術やサッカー面はともかく、フィールドの外でいろいろありすぎて、常に選手たちは精神的に疲弊していた」 なお、取材に応じた選手たちはこの件に関しては何も語っていないとのことだ。 2021.07.20 20:43 Tue2
尋常じゃない変化!フランク・デ・ブールの驚愕FK【ビューティフル・フリーキック】
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元オランダ代表DFフランク・デ・ブール氏がアヤックス時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆尋常じゃない変化!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJJMEk3bmVVaCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 現役時代はアヤックスやバルセロナなどでプレーし、オランダ代表としても活躍したデ・ブール氏。アヤックス時代には双子の兄弟であるロナルドとともにチャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験している。 ロナルドとは違い守備的なポジションを得意としたデ・ブール氏は正確な左足のキックを武器としており、1995年4月16日に行われたオランダリーグ第29節のフローニンヘン戦では、素晴らしいFKを見せている。 1点を先制したアヤックスは、ゴールほぼ正面の好位置でFKを獲得すると、キッカーを務めたデ・ブールは、凛としたフォームから左足を振り抜く。 壁のわずかな隙間を縫っていったシュートは、そこから尋常ではない変化を見せ、相手GKから逃げるようにゴール右のポストに当たってゴールネットを揺らした。 このシーズンのデ・ブール氏はDFながら公式戦48試合12ゴールと二桁得点をマーク。チームも圧巻の強さでCL&国内リーグ戴冠を達成した。 2020.08.13 11:00 Thu3
セードルフが中東で新たな挑戦! イラン名門のアドバイザーに就任
オランダ代表のレジェンドであるクラレンス・セードルフ氏(49)が、イランのエステグラルのスポーツアドバイザーに就任した。 オランダ代表のレジェンドであり、アヤックス、レアル・マドリー、ミランでチャンピオンズリーグ(CL)通算3回の優勝を誇ったセードルフ氏。 ボタフォゴでの現役引退後は指導者に転身し、古巣ミランや中国の深圳市足球倶楽部、デポルティーボ・ラ・コルーニャ、直近のはカメルーン代表も指揮した。 しかし、いずれのチームでも結果を残すことはできず、以降はオランダ代表のスーパーバイザーを務める傍ら、コメンテーターとしてフットボール界に関わっている。 そんなレジェンドMFが新たな挑戦として選んだのは、イランの名門クラブでのアドバイザー職。現在、ペルシアン・ガルフ・プロリーグで8位と苦戦するクラブの新SDに就任するセードルフ氏は、最初の仕事として同胞のフランク・デ・ブール氏を新指揮官に招へいする動きを見せているとの噂もある。 2025.05.13 23:18 Tue4
