レスター指揮官、移籍噂のチルウェルに「売却意思も売る必要もない。絶対に」

2020.07.18 15:00 Sat
Getty Images
レスター・シティブレンダン・ロジャーズ監督がイングランド代表DFベン・チルウェル(23)の“売却意思なし”を強く示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

マンチェスター・シティなどからの関心が報じられているチルウェル。なかでも、チェルシーフランク・ランパード監督が獲得を熱望しており、No.1ターゲットともいわれている。

そのチルウェルは負傷により、今季終了が決定。レスターで最後の勇姿を見せることなく、移籍となる可能性もあるが、ロジャーズ監督はチームとしての売却意思そのものを否定した。
19日に敵地で行われるプレミアリーグ第37節のトッテナム戦に先駆けた会見で、チルウェルの去就を訊かれると、「わからない」としつつ、“非売品”を強調した。

「彼はレスターの選手であり、我々が失いたくない選手だ。とても落ちついている。我々は素晴らしいチームでこれをキープしたい。ベン・チルウェルを売却するつもりはない。売る必要もない。絶対にね。彼は非売品。それが我々のメッセージだ」

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今季でレスター退団のヴァーディが主審の笛を吹く!? 選手と激突し倒れた主審を助ける「試合を止めようと思った」

今シーズン限りでレスター・シティを退団することが決まっている元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが主審デビューを果たした。 3日、プレミアリーグ第35節が行われ、レスターはサウサンプトンと対戦した。 共に今シーズンの降格が決定している中、ヴァーディは今季限りで13年過ごしたレスターを退団することが決定。そんな中、先発出場を果たすと、17分には先制ゴールを記録。レスター通算199ゴール目を決め、200ゴールに王手をかけた。 試合は44分にジョルダン・アイェウもゴールを決め、レスターが2-0で勝利を収め、実にリーグ戦12試合ぶりの白星となった。なお、サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢はメンバー外だった。 レスターの残り時間が少ないヴァーディだが、ピッチ上では主審の代わりを務める珍事があった。 主審を務めていたデイビッド・ウェブ氏が、ジョルダン・アイェウとピッチ上で接触。顔を抑えてピッチに倒れ込んだ。 ただ、選手たちはこの事態に気が付かずにプレーを続行。すると、ヴァーディが主審のもとに駆け寄り、手に持っていたホイッスルを吹いて試合を止めていた。 ヴァーディの人柄も出ている見事なフェアプレー。試合後イギリス『BBC』でヴァーディは「サウサンプトンが左サイドを突破しているのが見えた。レフェリーが倒れていたので、笛を吹いて試合を止めようと思ったんだ」と笑顔で語った。 ウェブ主審はそのままピッチを後にして試合続行不可能に。第4審のサム・バロット氏と交代していた。 <span class="paragraph-title">【動画】ヴァーディが倒れた主審を助けた意外な方法</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/xaCj4fiQ27">pic.twitter.com/xaCj4fiQ27</a></p>&mdash; Leicester City (@LCFC) <a href="https://twitter.com/LCFC/status/1918773811610046687?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.04 07:15 Sun

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